並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

361 - 400 件 / 980件

新着順 人気順

publickeyの検索結果361 - 400 件 / 980件

  • QUICとHTTP/3がIETFのラストコール。RFCによる標準化が間近に

    IETFのQUICワーキンググループで標準化作業が進められてきたQUICとHTTP/3が、6月のQUICワーキンググループにおけるラストコールを経て、IETFのステアリンググループであるIESGのラストコールとして10月21日に受諾されました。 ラストコールとしてIESGが受諾したドキュメントは、QUICとHTTP/3の標準化に関わる以下の6つのドキュメントです。 QUIC: A UDP-Based Multiplexed and Secure Transport QUIC Loss Detection and Congestion Control Using TLS to Secure QUIC Version-Independent Properties of QUIC Hypertext Transfer Protocol Version 3 (HTTP/3) QPACK: Head

      QUICとHTTP/3がIETFのラストコール。RFCによる標準化が間近に
    • Docker社が新戦略を明らかに。Docker Desktopの拡張によってコンテナ開発を容易に、Docker Hubを開発エコシステムの中核にすると

      Docker社が新戦略を明らかに。Docker Desktopの拡張によってコンテナ開発を容易に、Docker Hubを開発エコシステムの中核にすると Docker社は2019年11月に、それまで注力していたエンタープライズ向けの製品群をすべてMirantis社へ売却し、以後はデベロッパー向けのツールに注力することを表明しました。 コンテナ型仮想化ソフトウェアであるDockerの成功により、同社は第二のVMwareになるべくエンタープライズ向けのコンテナオーケストレーション製品やコンテナレジストリソフトウェアなどを展開してきましたが、残念ながらエンタープライズ市場で大きな成功を収めることができず、この決断に至ったわけです。 ではデベロッパー向けツールへの注力とはどういうことなのか。仕切り直した同社の新戦略の一端が説明されました。 コンテナを用いた開発の複雑さを解決する 3月9日付けの同社の

        Docker社が新戦略を明らかに。Docker Desktopの拡張によってコンテナ開発を容易に、Docker Hubを開発エコシステムの中核にすると
      • Pythonの生みの親グイド・ヴァンロッサム氏が職業プログラマから引退を表明。昨年Pythonの優しい独裁者からも引退

        Pythonの生みの親グイド・ヴァンロッサム氏が職業プログラマから引退を表明。昨年Pythonの優しい独裁者からも引退 Pythonの生みの親であるGuido van Rossum(グイド・ヴァンロッサム)氏が、勤務先であったDropboxを退社し、これからは引退生活を送ることが表明されました。 下記はヴァンロッサム本人のツイート。 It's bittersweet: I'm leaving @dropbox, and am now retired. I've learned a lot during my time as an engineer here -- e.g. type annotations came from this experience -- and I'll miss working here. https://t.co/0ROaUrHQLt — Guido van

          Pythonの生みの親グイド・ヴァンロッサム氏が職業プログラマから引退を表明。昨年Pythonの優しい独裁者からも引退
        • 「GitHub Actions extension for VS Code」パブリックベータ公開。VSCodeからワークフローの実行と監視、管理が可能に

          「GitHub Actions extension for VS Code」パブリックベータ公開。VSCodeからワークフローの実行と監視、管理が可能に GitHubは、Visual Studio Codeの拡張機能としてGitHub Actionsによるワークフローの実行や監視、管理を可能にする「GitHub Actions extension for VS Code」のパブリックベータ公開を発表しました。 GitHub Actions extension for VS Codeを使うことで、VSCodeの画面上からGitHubのActionを実行し、ビルドやデプロイなどの状態を監視できるようになります。 問題が発生した場合にはログの参照も可能。

            「GitHub Actions extension for VS Code」パブリックベータ公開。VSCodeからワークフローの実行と監視、管理が可能に
          • [速報]GitHub Actionsが正式版に。GitHub内でビルド/テスト/デプロイなど実行、CI/CDを実現。GitHub Universe 2019

            [速報]GitHub Actionsが正式版に。GitHub内でビルド/テスト/デプロイなど実行、CI/CDを実現。GitHub Universe 2019 GitHub Actionsは1年前のGitHub Universe 2018で発表された新サービス。GitHubのイベントをトリガーとして、GitHub内で任意のDockerコンテナを実行でき、連係させていくことにより、ユーザーがGitHubで自由にワークフローを定義できるというものでした。 [速報]GitHub Actions発表、Dockerコンテナの連係によるワークフローを自由に定義可能。GitHub Universe 2018 例えば、コードのマージをきっかけに、Dockerコンテナでコードをビルドし、テストを実行、クラウドへデプロイすることで、CI/CDの実現などが可能です。 GitHubは今年の8月にこのActionsの

              [速報]GitHub Actionsが正式版に。GitHub内でビルド/テスト/デプロイなど実行、CI/CDを実現。GitHub Universe 2019
            • [速報]AWS、自身でプロセッサを開発していく姿勢を明らかに。独自開発の第二世代ARMプロセッサ「Graviton 2」発表。AWS re:Invent 2019

              Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで年次イベント「AWS re:Invent 2019」を開催中です。 開催3日目に行われたキーノートスピーチには、同社CEO Andy Jassy氏が登場。 x86プロセッサのサーバと比較して、40%も価格性能比が高いとのこと。 チップデザイン会社の買収がターニングポイントだったとAndy Jassy CEO Jassy CEOは、2015年にAWSがイスラエルのチップデザイン会社であるAnnapurna Labsを買収したことが、同社にとってターニングポイントだったと振り返ります。 同社がAnnapurna Labsを買収した当初の目的は、Amazon EC2におけるサーバの仮想化機能をより高性能化するためにハードウェアへのオフロード用ASICを自社で開発するためだと説明されていました。 このASICは「Nitro Syst

                [速報]AWS、自身でプロセッサを開発していく姿勢を明らかに。独自開発の第二世代ARMプロセッサ「Graviton 2」発表。AWS re:Invent 2019
              • テスラ、サーバエラーでアプリによる操作が一時不能に。自分のクルマに乗れなくなるなどの障害発生

                テスラ社の電気自動車を操作するモバイルアプリでサーバエラーが発生し、多くのユーザーが自分のクルマに乗れなくなるなどの障害が一時発生していたことが報道されています。 下記はBBCニュース、ロイター、Engadegetなどによる報道。 Tesla drivers left unable to start their cars after outage - BBC News Tesla app coming back online after server outage, Musk says | Reuters テスラアプリに障害発生、世界中でテスラオーナーがEVに乗れなくなる現象発生 - Engadget 日本版 この障害は日本時間11月20日午前5時50分頃に発生し、午後1時頃まで続きました。下記は当時のDowndetectorによる障害の状況です。 障害の内容は、テスラ車をモバイルアプリか

                  テスラ、サーバエラーでアプリによる操作が一時不能に。自分のクルマに乗れなくなるなどの障害発生
                • Cloudflare、ヘッドレスブラウザ+Puppeteerがすぐ使える「Workers Browser Rendering API」発表

                  Cloudflare、ヘッドレスブラウザ+Puppeteerがすぐ使える「Workers Browser Rendering API」発表 Cloudflareは、同社が提供するCloudflare Workersの新機能として、ヘッドレスブラウザとそれをコントロールするPupeteerを呼び出せる「Workers Browser Rendering API」(以下、Browser Rendering API)のクローズドベータを発表しました。 We’re excited to announce a private beta of the Workers Browser Rendering API. With browser automation, you can programmatically do anything that a user can do when interactin

                    Cloudflare、ヘッドレスブラウザ+Puppeteerがすぐ使える「Workers Browser Rendering API」発表
                  • Cloudflare、CDNエッジからMySQLやPostgreSQLへ接続を可能にする「Relational Database Connectors」発表

                    Cloudflare、CDNエッジからMySQLやPostgreSQLへ接続を可能にする「Relational Database Connectors」発表 Cloudflareは、CDNエッジで実行しているWorkersなどのアプリケーションからMySQLやPostgreSQLなどのリレーショナルデータベースに接続する機能を提供する「Relational Database Connectors」を発表しました。 Today, we’re announcing support for relational databases, including Postgres and MySQL from Workers. https://t.co/usLsYczxhr #FullStackWeek — Cloudflare (@Cloudflare) November 15, 2021 Cloudf

                      Cloudflare、CDNエッジからMySQLやPostgreSQLへ接続を可能にする「Relational Database Connectors」発表
                    • マイクロソフト、「C#は進化させ続ける」「Visual Basicに新しい構文の導入はしない」。.NETのプログラミング言語に関する最新の戦略を明らかに

                      マイクロソフト、「C#は進化させ続ける」「Visual Basicに新しい構文の導入はしない」。.NETのプログラミング言語に関する最新の戦略を明らかに マイクロソフトは、.NETでサポートする3つのプログラミング言語「C#」「F#」「Visual Basic」の今後に関する戦略を、最新版にアップデートしたことを明らかにしました。 下記はマイクロソフトで.NETのプリンシパルプログラムマネージャを務めるKathleen Dollard氏のツイート。 We've updated our .NET Language Strategy. You can read more and get the links here: https://t.co/SsmZJBSEUA — Kathleen Dollard (@KathleenDollard) February 6, 2023 最新版の戦略はこれま

                        マイクロソフト、「C#は進化させ続ける」「Visual Basicに新しい構文の導入はしない」。.NETのプログラミング言語に関する最新の戦略を明らかに
                      • Google Cloud、コンテナネイティブなロードバランス機能を正式版に。Kuberntesとの統合など強化

                        Google Cloud、コンテナネイティブなロードバランス機能を正式版に。Kuberntesとの統合など強化 Google Cloudは、Google Kubernetes Engine(GKE)でコンテナネイティブなロードバランス機能を正式版としたことを発表しました。 従来、コンテナに対するロードバランス機能は、コンテナが属するインスタンスのiptablesを経由してコンテナに到達していました(下図上)。 コンテナネイティブなロードバランス機能では、KubernetesのIngressコントローラに新しくNetwork Endpoint Groups(NEG)と呼ばれるレイヤが組み込まれ、これがコンテナを直接認識することで、コンテナに到達するまでのホップ数を減らし、効率的なトラフィック分散を実現しています(下図下) また、従来のロードバランサーはコンテナを認識しないため、コンテナに対し

                          Google Cloud、コンテナネイティブなロードバランス機能を正式版に。Kuberntesとの統合など強化
                        • 「CustomGPT.ai」でPublickeyのコンテンツを学習させたチャットBotを作ってみた。サイト検索の代わりになるか? 回答の精度と3つの大きな課題

                          「CustomGPT.ai」でPublickeyのコンテンツを学習させたチャットBotを作ってみた。サイト検索の代わりになるか? 回答の精度と3つの大きな課題 ChatGPTを開発したOpenAIの技術を用いて、インターネット上のコンテンツをAIに学習させる機能を備えた「CutomGPT.ai」(以下CustomGPT)と呼ばれるサービスが登場しました。開発したのはPoll the People社です。 CustomGPTは、ChatGPTの持つ幅広い汎用の知識に加えて、特定のWebサイトの情報などを学習させることで、特定の情報に詳しくなるようにカスタマイズできるAIだと説明されています。 Product Hunt Launch Alert Today, we launched our https://t.co/PhjhqGcTkH on @ProductHunt. What is it:

                            「CustomGPT.ai」でPublickeyのコンテンツを学習させたチャットBotを作ってみた。サイト検索の代わりになるか? 回答の精度と3つの大きな課題
                          • WebAssemblyをあらゆるプラットフォームでセキュアに実行できるようにする「Bytecode Alliance」発足。インテル、Mozilla、Red Hatなど

                            WebAssemblyをあらゆるプラットフォームでセキュアに実行できるようにする「Bytecode Alliance」発足。インテル、Mozilla、Red Hatなど WebAssemblyは、Webブラウザ上でネイティブコードのように高速に実行できるバイナリフォーマットして策定された標準仕様で、すでにChromeやFirefox、Edge、Safariなどの主要ブラウザでサポートが実現されています。 このWebAssemblyをWebブラウザだけでなく、デスクトップPCやサーバ、IoTデバイスなどあらゆる環境で、セキュアに実行することを目指した団体「Bytecode Alliance」が発足しました。 Bytecode Allianceの創立メンバーは、インテル、Mozilla、Red Hat、Fastlyの4社。 前述したように、WebAssemblyはもともと、Webブラウザで実行

                              WebAssemblyをあらゆるプラットフォームでセキュアに実行できるようにする「Bytecode Alliance」発足。インテル、Mozilla、Red Hatなど
                            • ジェフ・ベゾス氏は本日、7月5日付でAmazon CEOを退任、再来週には有人宇宙船「ニューシェパード」で宇宙旅行へ。後任は元AWS CEOのアンディ・ジャシー氏

                              ジェフ・ベゾス氏は本日、7月5日付でAmazon CEOを退任、再来週には有人宇宙船「ニューシェパード」で宇宙旅行へ。後任は元AWS CEOのアンディ・ジャシー氏 Amazon.comの創業者兼CEOのジェフ・ベゾス氏が本日、7月5日付で同社CEOを退任します(実際には米国での7月5日)。後任には、AWSのCEOを務めていたアンディ・ジャシー氏が就任します。 ジェフ・ベゾス氏のCEO退任は、今年の2月に発表されました。その時点では退任時期は今年の第3四半期(7月から9月末まで)のどこかで行われるとされていましたが、実際には7月が始まって最初の月曜日である本日が、その日となりました。 ベゾス氏の退任およびジャシー氏の就任と同じタイミングで、Amazon.comは同社の「Leadership Principles」(リーダーシップの原則)に下記の2つを加えると発表しました。 Strive to

                                ジェフ・ベゾス氏は本日、7月5日付でAmazon CEOを退任、再来週には有人宇宙船「ニューシェパード」で宇宙旅行へ。後任は元AWS CEOのアンディ・ジャシー氏
                              • AWSが「IAM Roles Anywhere」発表。一時的にAWSへのアクセス権をAWSの外側にあるワークロードに付与

                                AWSが「IAM Roles Anywhere」発表。一時的にAWSへのアクセス権をAWSの外側にあるワークロードに付与 Amazon Web Services(AWS)は、AWSの外側にあるワークロードに対して一時的にAWSリソースへのアクセス権を付与できる「IAM Roles Anywhere」を発表しました。 : Need to give workloads outside of AWS temporary access to AWS resources? Announcing IAM Roles Anywhere, allowing you to provide temporary AWS credentials to workloads outside AWS using the same IAM roles & policies you configured for your

                                  AWSが「IAM Roles Anywhere」発表。一時的にAWSへのアクセス権をAWSの外側にあるワークロードに付与
                                • PostgreSQL 12が正式リリース。Bツリー周りの改善による性能向上、JSONパスによる抽出可能など

                                  オープンソースのリレーショナルデータベース「PostgreSQL 12」の正式版がリリースされました。PostgreSQL 11の登場から約1年ぶりのメジャーバージョンアップです(日本語プレスリリース)。 PostgreSQL 12では、Bツリーインデックス周りの改善、サイズ縮小などにより全体的な性能向上を実現。パーティション化されたテーブルに対するクエリでは、テーブル管理情報を効率的に作成、操作することにより、特に数千もの多くのパーティションから構成されるテーブルに対する検索での性能向上につながっています。 jsonb型のデータに対して、SQLでの問い合わせにJSONパスが利用可能になりました。これによりJSONデータに対する部分指定での抽出が可能になりました。 インデックスへの書き込みをブロックせずにインデックスを再構築するReindex Concurrentlyコマンドが導入されたた

                                    PostgreSQL 12が正式リリース。Bツリー周りの改善による性能向上、JSONパスによる抽出可能など
                                  • Docker、ビルドを40倍高速にする次世代のDocker Buildを開発中。DockerCon 23

                                    Docker、ビルドを40倍高速にする次世代のDocker Buildを開発中。DockerCon 23 Docker社は米ロサンゼルスで10月3日と4日の2日間、年次イベント「DockerCon 23」を開催しました。 1日目の基調講演では、コンテナのビルドが従来の約40倍も高速になる「Next-Generation Docker Build」(次世代のDocker Build)コマンドを開発中だと発表されました。 より高速化が望まれるDocker Build Docker Buildコマンドによるビルドとは、Dockerfileを用いてコンテナイメージを生成する処理です。 同社の調査では、開発チームは平均で1日のうち1時間のビルドの待ち時間が発生しているとのこと。 開発効率を高めるには、これを短縮することが求められます。 そこで、より高速な次世代のDocker Buildコマンドが開発

                                      Docker、ビルドを40倍高速にする次世代のDocker Buildを開発中。DockerCon 23
                                    • Facebook、どんな話題にも対応できるAIチャットボット「BlenderBot 2.0」オープンソースで公開。会話しつつ裏でネット検索し最新情報を取得

                                      Facebook AI Researchは、会話の内容を知識として蓄えつつ、同時にネット検索をして知識をアップデートする機能を備えたAIチャットボット「BlenderBot 2.0」をオープンソースで公開したことを発表しました。 あたかも人間の様に会話に応じてくれるAIチャットボットは、今回発表された「BlenderBot 2.0」の前身となる「BlenderBot 1.0」も含めてこれまでにも存在しました。 これらはAIによって人間からの入力を理解し、それに対して過去にトレーニングした内容を基に情報を取り出し、適切な文章を生成して返答する能力を備えています。 しかしこれまでのAIチャットボットは、ある時点で集められた情報を基にトレーニングが行われ、それを基にAIチャットボットとして活動を行います。そのため、基本的には活動開始後に発生した事象に関する知識を持つことはありませんでした。 例え

                                        Facebook、どんな話題にも対応できるAIチャットボット「BlenderBot 2.0」オープンソースで公開。会話しつつ裏でネット検索し最新情報を取得
                                      • マイクロソフト、オープンソースの分散アプリケーションランタイム「Dapr 1.0」リリース。Kubernetes対応、サービス間メッセージング、ステート管理など提供

                                        マイクロソフト、オープンソースの分散アプリケーションランタイム「Dapr 1.0」リリース。Kubernetes対応、サービス間メッセージング、ステート管理など提供 マイクロソフトは、オープンソースの分散アプリケーションランタイム「Dapr 1.0」のリリースを発表しました。 We are excited to announce the release of Dapr v1.0! Yes, production ready Dapr is finally here! Get all the details @ https://t.co/hPk8i38iHi This wouldn't have been possible without the amazing Dapr community. Thank you for all the hard work!pic.twitter.com/6

                                          マイクロソフト、オープンソースの分散アプリケーションランタイム「Dapr 1.0」リリース。Kubernetes対応、サービス間メッセージング、ステート管理など提供
                                        • 米国防省、KubernetesをF-16ジェット戦闘機に載せてみた

                                          Kubernetesを自動車に載せるというデンソーの発表事例を紹介した6月の記事「Kubernetesを自動車に載せる、デンソーが「Misaki」を発表。年内にもオープンソースとして公開」は多くの読者に読まれました。 このデンソーの発表の中で、(記事では省略していますが)先行事例として米国防省がKubernetesとIstioをF16ジェット戦闘機に載せたことが触れられています。 これは2019年11月にサンディエゴで行われたイベント「KubeCon+CloudNativeCon North America 2019」で行われたセッション「How the Department of Defense Moved to Kubernetes and Istio」で紹介されたものです。 セッション中では国防省がコンテナとKubernetesを基盤にCI/CDに取り組んでいること、MVP(Mini

                                            米国防省、KubernetesをF-16ジェット戦闘機に載せてみた
                                          • パッケージマネージャ「Homebrew 4.0」正式リリース、より高速に。Git cloneからJSONによるパッケージ管理へ切り替え

                                            パッケージマネージャ「Homebrew 4.0」正式リリース、より高速に。Git cloneからJSONによるパッケージ管理へ切り替え MacやLinuxに対応するパッケージマネージャ「Homebrew」の最新版となる「Homebrew 4.0」正式版がリリースされました。 下記は開発者であるMike McQuaid氏のツイートです。バージョン3.6以来最大の変更が行われ、Tapと呼ばれるサードパーティアプリをインストールするためのスクリプト管理がJSONベースになり、大幅に高速化されたと紹介しています。 Today I'm proud to announce the release of Homebrew 4.0.0. The most significant change since 3.6.0 enables significantly faster Homebrew-maintai

                                              パッケージマネージャ「Homebrew 4.0」正式リリース、より高速に。Git cloneからJSONによるパッケージ管理へ切り替え
                                            • Railsを高速かつセキュアにするHTTP/2プロキシ「Thruster」、37signalsがオープンソースとして公開

                                              RailsのためのHTTP/2プロキシ「Thruster」がオープンソースで公開された。ほとんど設定不要で、導入によりRailsアプリをより高速かつセキュアにする。 Ruby on Rails(以下、Rails)の開発元である37signalsは、より高速でセキュアなRailsアプリケーションを実現するHTTP/2プロキシ「Thruster」をオープンソースとして公開しました。 We've released Thruster as open source! It's a tiny, no-config HTTP/2 enabling, asset caching, X-Sendfile sending proxy for Rails' default web server Puma. One of the secret sauce elements of ONCE, now availab

                                                Railsを高速かつセキュアにするHTTP/2プロキシ「Thruster」、37signalsがオープンソースとして公開
                                              • バグまでRHEL互換のLinux公開のため、オラクル、SUSE、Rocky LinuxメインスポンサーのCIQが「Open Enterprise Linux Association」を設立

                                                バグまでRHEL互換のLinux公開のため、オラクル、SUSE、Rocky LinuxメインスポンサーのCIQが「Open Enterprise Linux Association」を設立 オラクル、SUSE、Rocky LinuxメインスポンサーのCIQは、新たなRed Hat Enterprise Linux(RHEL)互換Linuxディストリビューションを開発し公開することを目的とした団体「Open Enterprise Linux Association」(以下、OpenELA)を設立しました(プレスリリース)。 エンタープライズLinux市場における事実上の標準となっていたRed Hat Enterprise Linux(RHEL)は、2023年6月にRed Hatがソースコードの公開を事実上終了させることを発表したことで、そのエコシステムの一部となっていたクローンOSの開発が突

                                                  バグまでRHEL互換のLinux公開のため、オラクル、SUSE、Rocky LinuxメインスポンサーのCIQが「Open Enterprise Linux Association」を設立
                                                • Chrome開発チームがSQLiteチームとWebAssembly版SQLiteを開発中。Webブラウザ上からのファイル書き込みで永続化も可能。Web SQL APIの代替として

                                                  Chrome開発チームがSQLiteチームとWebAssembly版SQLiteを開発中。Webブラウザ上からのファイル書き込みで永続化も可能。Web SQL APIの代替として Google Chromeの開発チームは、すでに非推奨となっているWeb標準のWeb SQL Database APIをChromeから削除、その代替機能としてSQLite開発チームと協力してWebAssembly版のSQLiteを開発し、提供する予定であることを明らかにしました。 Chrome is deprecating and eventually removing Web SQL! Read @tomayac’s post that details all the steps for getting there. [We are here] Chrome 105 shows a deprecation w

                                                    Chrome開発チームがSQLiteチームとWebAssembly版SQLiteを開発中。Webブラウザ上からのファイル書き込みで永続化も可能。Web SQL APIの代替として
                                                  • 「KubeVirt 1.0」正式リリース。Kubernetesで仮想マシンもコンテナも管理可能に

                                                    Cloud Native Computing Foundationは、仮想マシンをKubernetesで管理可能にする「KubeVirt」がバージョン1.0に到達したことを発表しました。 Kubernetesは起動中の多数のコンテナを管理し、ワークロードを割り当てるなど、コンテナベースのオーケストレーションツールとして開発されました。 KubeVirtはそのKubernetesにおいて、コンテナと同じように仮想マシンを管理可能にするソフトウェアです。 QEMUとlibvirtで仮想化レイヤをコンテナ化 具体的には、QEMUとlibvirtが用いられた仮想化レイヤをKubernetesで扱わせることが可能になります。 これにより例えばデータベースのようなコンテナよりも仮想マシン上で実行することが望ましいと考えられるアプリケーションを、仮想マシンのままでKubernetesを用いて管理可能です

                                                      「KubeVirt 1.0」正式リリース。Kubernetesで仮想マシンもコンテナも管理可能に
                                                    • [速報]AWS、JupyterLab IDEベースの新サービス「SageMaker Studio Lab」無料提供を発表、ブラウザで機械学習を学び試せる。AWS re:Invent 2021

                                                      Amazon Web Services(AWS)は、機械学習の実行環境を提供する新サービス「SageMaker Studio Lab」を無料で提供すると、開催中のイベント「AWS re:Invent 2021」で発表しました。 SageMaker Studio Labは、機械学習の実行環境として広く使われているオープンソースのJupyterLab IDEをベースにした新サービスです。PythonやR言語などに対応しており、ターミナル機能やGitとの連携機能などを備えています。 AWSには、すでに「SageMaker Studio」がサービスとして存在していますが、今回発表された「SageMaker Studio Lab」は機械学習の教育を目的とし、機能の一部をサブセットとして取り出したものといえます。 インストールやセットアップなどは不要で、Webブラウザからすぐに利用可能な環境が立ち上が

                                                        [速報]AWS、JupyterLab IDEベースの新サービス「SageMaker Studio Lab」無料提供を発表、ブラウザで機械学習を学び試せる。AWS re:Invent 2021
                                                      • マイクロソフト、Linux用のマルウェア対策ソフト「Microsoft Defender ATP for Linux」正式版リリース

                                                        マイクロソフト、Linux用のマルウェア対策ソフト「Microsoft Defender ATP for Linux」正式版リリース マイクロソフトはLinux用のマルウェア対策ソフト「Microsoft Defender ATP for Linux」の正式版リリースを発表しました。 Today we're also excited to announce general availability of Microsoft Defender ATP for #Linux! Customers now get a truly unified security experience for the full spectrum of mobile, desktop, and server platforms. https://t.co/JUeXVgrIO0 #mdatp #linuxsecuri

                                                          マイクロソフト、Linux用のマルウェア対策ソフト「Microsoft Defender ATP for Linux」正式版リリース
                                                        • Docker Desktop 2.2正式版が登場。WSL 2対応をテクニカルプレビューとして。ファイルシステムもSambaからgRPC FUSEへ

                                                          Docker Desktop 2.2正式版が登場。WSL 2対応をテクニカルプレビューとして。ファイルシステムもSambaからgRPC FUSEへ WindowsおよびMacでDockerコンテナ環境を実現するDocker Desktopの最新版「Docker Desktop 2.2」正式版がリリースされました。 Now presenting #Docker Desktop release 2.2 https://t.co/qRDGy2B0fJ by @Nebuk89. Feat. WSL 2 as a tech preview, new file sharing implementation for #Windows & new integrated Desktop Dashboard. Thx to everyone who gave feedback! — Docker (@Dock

                                                            Docker Desktop 2.2正式版が登場。WSL 2対応をテクニカルプレビューとして。ファイルシステムもSambaからgRPC FUSEへ
                                                          • 永久凍土下にコードを保存する「Arctic Code Vault」バージョン1.0達成、GitHubが報告。1.4トンの保管庫を設置

                                                            永久凍土下にコードを保存する「Arctic Code Vault」バージョン1.0達成、GitHubが報告。1.4トンの保管庫を設置 GitHubは2019年に発表した、オープンソースのコードをノルウェーにあるスヴァールバル諸島の永久凍土層の地下に1000年以上保存するプロジェクト「Arctic Code Vault」において保管庫の設置が完了し、プロジェクトとしてバージョン1.0を達成したと報告しました。 "To live for 1,000 years, it's not enough to be durable; you have to be beautiful, too." GitHub's Arctic Code Vault is a huge stainless steel vault etched with AI-generated art, with a “Tech Tre

                                                              永久凍土下にコードを保存する「Arctic Code Vault」バージョン1.0達成、GitHubが報告。1.4トンの保管庫を設置
                                                            • Google、訂正不可能なメモリエラーによるクラッシュを回避する「Memory Poisoning Recovery」をGoogle Cloudで提供へ

                                                              Google、訂正不可能なメモリエラーによるクラッシュを回避する「Memory Poisoning Recovery」をGoogle Cloudで提供へ ずっと安定して稼働していたシステムが、ある日突然エラーでクラッシュ。調べても原因が分からないので、「何らかのノイズや放射線などの影響でメモリエラーが起きたのでは?」という推測を顧客に報告した、なんて経験を持つベテランのITエンジニアは少なくないのではないでしょうか。 実際のところ、2009年のGoogleの調査では同社の本番システムにおいて、1年間で8%以上のDIMMモジュールにメモリエラーが発生していたと報告されています。想像以上にメモリエラーというのは起きているのですね。 ただし、現代のメモリとCPUなどではエラー訂正機能を備えているため、多くのメモリエラーは訂正され、システムの動作に影響を与えないようになっています。 しかし訂正しき

                                                                Google、訂正不可能なメモリエラーによるクラッシュを回避する「Memory Poisoning Recovery」をGoogle Cloudで提供へ
                                                              • Vagrantが開発言語をRubyからGo言語へ切り替え、次のメジャーバージョンアップ「Vagrant 3.0」で。現バージョンとの互換性は維持

                                                                Vagrantが開発言語をRubyからGo言語へ切り替え、次のメジャーバージョンアップ「Vagrant 3.0」で。現バージョンとの互換性は維持 HashiCorpは、仮想環境をプログラミングできるツール「Vagrant」の開発言語を、これまでのRubyからGo言語切り替えることを明らかにしました。 Learn more about the new features, capabilities, and improvements we’re making on our journey toward Vagrant 3.0. https://t.co/49scP0FdqW — HashiCorp (@HashiCorp) June 11, 2021 時期未定ながら、今後約1年のあいだに登場するVagrant 2.3、Vagrant 2.4を経て、Vagrant 3.0でGo言語への移行が完了

                                                                  Vagrantが開発言語をRubyからGo言語へ切り替え、次のメジャーバージョンアップ「Vagrant 3.0」で。現バージョンとの互換性は維持
                                                                • Node.jsとJavaScriptアプリを単一の実行ファイルにする「Single Executable Applications」機能、Node.js 19.7.0で実験的機能として搭載

                                                                  2月21日にリリースされたNode.jsの最新バージョン「Node.js 19.7.0」で、Node.jsとJavaScriptアプリケーションを単一の実行ファイルにパッケージングする新機能「Single Executable Applications」が実験的機能として搭載されました。 一般にNode.jsのアプリケーションをデプロイするには、Node.jsのインストールや環境設定をするところから始めなければなりません。 今回新しく実験的に搭載されたSingle Executable Applications機能を使うと、そのまま実行可能な単一の実行ファイルを作ることができるため、それを配置するだけで簡単にデプロイができるようになる見通しです。 Single Executable Applicationsでは、postjectと呼ばれる新しいコマンドが用意されます。これを用いてNode.

                                                                    Node.jsとJavaScriptアプリを単一の実行ファイルにする「Single Executable Applications」機能、Node.js 19.7.0で実験的機能として搭載
                                                                  • AWS、大型トラックでデータセンターのデータを吸い上げる「AWS Snowmobile」がサービス終了に

                                                                    AWS、大型トラックでデータセンターのデータを吸い上げる「AWS Snowmobile」がサービス終了に AWSが2016年に発表した、100ペタバイトのストレージを備えたトラックで顧客のデータセンターからデータを吸い上げるAWS Snowmobileのサービスが終了したことが明らかになりました。 米CNBCの取材に対してAWSの広報がサービスが終了したことを認めました。 AWS stops selling Snowmobile truck for cloud migrations - CNBC 現時点でクラウドへのデータ転送を物理デバイスで行う「AWS Snow」ファミリーのサービスには、AWS SnowconeとAWS Snowballの2つのデバイスがリストされていますが、AWS Snowmobileの名前はすでに消えていました。 エクサバイト級のデータ転送のために登場したAWS S

                                                                      AWS、大型トラックでデータセンターのデータを吸い上げる「AWS Snowmobile」がサービス終了に
                                                                    • マイクロソフト、Linux用マルウェア対策ツールの強化版「Microsoft Defender for Linux EDR」正式版リリース。Linuxサーバ上の怪しい動作などを検出可能に

                                                                      マイクロソフト、Linux用マルウェア対策ツールの強化版「Microsoft Defender for Linux EDR」正式版リリース。Linuxサーバ上の怪しい動作などを検出可能に マイクロソフトは、Linuxサーバに対するセキュリティ上の脅威を検出と対応を行うためのツール「Microsoft Defender for Linux EDR」正式版のリリースを発表しました。 As of today, EDR capabilities for Linux servers are now generally available in Microsoft Defender for Endpoint. Check out the blog to learn more! https://t.co/HjPnAyAAYs pic.twitter.com/X8iG1OcEst — Microsoft

                                                                        マイクロソフト、Linux用マルウェア対策ツールの強化版「Microsoft Defender for Linux EDR」正式版リリース。Linuxサーバ上の怪しい動作などを検出可能に
                                                                      • Google、パスワードレスを実現する「Passkey」の開発者向けサポート開始。Androidデバイス間の同期、Androidを使ってWin/MacでのWebサイトへのログインなど実現

                                                                        Google、パスワードレスを実現する「Passkey」の開発者向けサポート開始。Androidデバイス間の同期、Androidを使ってWin/MacでのWebサイトへのログインなど実現 Googleは、パスワードレスを実現する「Passkey」のAndroidとChromeでの開発者向けのサポートを開始したと発表しました。 Google is bringing passkey support to Android and Chrome! Users can now create and use passkeys on Android devices. Passkeys are a significantly safer replacement for passwords and other phishable authentication factors Try passkey supp

                                                                          Google、パスワードレスを実現する「Passkey」の開発者向けサポート開始。Androidデバイス間の同期、Androidを使ってWin/MacでのWebサイトへのログインなど実現
                                                                        • ヨドバシの中の人が語る、開発中のヨドバシAPIが目指す機能、仕組み、そしてセキュリティ(後編)

                                                                          ヨドバシカメラは現在、お客様との接点をドメインとして設計する新たなAPIを開発中であることを、クリエーションラインが主催し10月27日に開催されたイベント「Actionable Insights Day 2023」で明らかにしました。 REST APIとして実装される予定のこのAPIについて同社は「ヨドバシスタッフの魂を注入する」としており、厳重なセキュリティやユーザーフレンドリーで高い利便性などが追求されています。 ヨドバシAPIがどのように設計され、開発、実装されていくのか。その中味が紹介されたセッションの内容を見ていきましょう。 本記事は前編と後編の2本の記事で構成されています。いまお読みの記事は後編です。 認証強度のレベルダウンを最小限にするための方法 ただ、我々はお客様の情報を大切に守ろうとしておりますので、レベルダウンを最小限にしようとあがいておりまして、そこで採用しましたのが

                                                                            ヨドバシの中の人が語る、開発中のヨドバシAPIが目指す機能、仕組み、そしてセキュリティ(後編)
                                                                          • GitHubが動画のアップロード機能に正式対応。バグの再現手順や機能のデモなどの説明が動画で容易に

                                                                            GitHubは、これまでベータ版として機能提供してきた動画のアップロード機能を、正式な機能として利用可能にしたことを発表しました。 You can now upload video for easier GitHub collaboration! Reproducing a bug? Sharing a demo? Drop a comment below to let us know how you're using it.https://t.co/hASRXOHvvc pic.twitter.com/tG5BYlVHR1 — GitHub (@github) May 13, 2021 上記のTwitter内の動画にあるように、GitHubに動画をドラッグ&ドロップすると動画のアップロードと同時にMarkdown形式で書き込まれ、その場所に埋め込まれます。 対応する動画はmp4とmov形

                                                                              GitHubが動画のアップロード機能に正式対応。バグの再現手順や機能のデモなどの説明が動画で容易に
                                                                            • オープンソースのWebAssemblyサーバレス基盤「Wasm Workers Server 1.0」正式リリース。RubyとPythonのWASMランタイムに対応し、Ruby/Pythonでの記述が可能に

                                                                              オープンソースのWebAssemblyサーバレス基盤「Wasm Workers Server 1.0」正式リリース。RubyとPythonのWASMランタイムに対応し、Ruby/Pythonでの記述が可能に VMware Wasm Labsは、Node.jsやDenoのようにWebAssemblyやJavaScriptで記述したWorkerをサーバサイドでイベントドリブンに実行できる「Wasm Workers Server」のバージョン1.0をリリースしました。 Wasm Workers Server v1.0.0 is out. We are happy to announce the support for Python, Ruby and more languages in the future! From now on, you can create worker-based se

                                                                                オープンソースのWebAssemblyサーバレス基盤「Wasm Workers Server 1.0」正式リリース。RubyとPythonのWASMランタイムに対応し、Ruby/Pythonでの記述が可能に
                                                                              • PublickeyのIT業界予想2024。ハイパースケーラーの優位性高まる、AzureはAWSに追いつくか? ITエンジニアの給与レベル上昇

                                                                                PublickeyのIT業界予想2024。ハイパースケーラーの優位性高まる、AzureはAWSに追いつくか? ITエンジニアの給与レベル上昇 新年明けましておめでとうございます。今年、Pubickeyは15周年を迎えます。長きにわたってこの小さなメディアを続けられているのも読者の皆様のおかげです。今年もPublickeyをどうぞよろしくおねがいします。 さて、2024年最初の記事では今年のIT業界、特にPublickeyが主な守備範囲としているエンタープライズ系のIT業界について、期待を込めた予想をしてみたいと思います。 続くモノやサービスの値上げ、生成AIの爆発的普及など まずは予想の前提となる、世の中全般に関する現状認識について書いておこうと思います。 1年前を振り返ってみると、ロシアによるウクライナ侵攻や長引く新型コロナウイルスの感染拡大の影響などの複合的な要因で、石油や天然ガスを始

                                                                                  PublickeyのIT業界予想2024。ハイパースケーラーの優位性高まる、AzureはAWSに追いつくか? ITエンジニアの給与レベル上昇
                                                                                • MySQL 9.0登場。 JavaScriptストアドプログラムが利用可能に、ベクトル型もサポート

                                                                                  オラクルはリレーショナルデータベース「MySQL」の新バージョンとなる「MySQL 9.0」をリリースしました。 MySQLは現在、数カ月ごとにリリースされ積極的に新機能が追加されるイノベーションリリース(Innovation Release)と、長期で安定して利用されることを想定して2年ごとにリリースされる長期サポート(LTS:Long Term Support)版の2つに分かれてリリースされています。 現在のLTS版は今年(2024年)4月に登場したMySQL 8.4です。 そして今回リリースされたMySQL 9.0はイノベーションリリースに該当します。最新機能をいちはやく試したい開発者やユーザーのためのリリースです。 MySQL 9.0の主な新機能 MySQL 9.0のドキュメント「What Is New in MySQL 9.0」から、新機能「JavaScriptストアドプログラム

                                                                                    MySQL 9.0登場。 JavaScriptストアドプログラムが利用可能に、ベクトル型もサポート