ファッション・モードのメインストリームはテーラーやクチュールのテクニックでイリュージョンをより実現することであり、その努力の先にアートやアカデミックデザインがある(ファッションが真っ当なアートやアカデミックデザインになる)と勘違いしている。しかし、サブカル的な向上心、それらはよりエクストリームなサブカルになるだけで、決してアートやアカデミックデザインにはならない。ルールが違うので。 ファッション雑誌『POPEYE』のシティボーイ等に象徴される「ライフスタイル」や「ノームコア」が今、世の中を席巻していて、もはやモードは風前の灯である。それを憂うファッションインサイダー達は「ライフスタイルやノームコアが持て囃されるのは保守的で怠慢な態度、再びアヴァンギャルドなモードを歓迎する世論が復活するのが正義であり、それを私たちが啓蒙するのだ」という意気込みであらゆる場所でロビー活動をしている。大半のライ
![NEW MIND NEW LOOK / SUKEBENINGEN | ウィメンズ&メンズファッション誌『FREE MAGAZINE』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6a29d5e1f596908228d604dff82f45fd59ecec5d/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Ffreemagazine.jp%2Fsystem%2Fwp-content%2Fuploads%2FNEW-MIND-NEW-LOOK-SUKEBENINGEN-eyecatch.jpg)