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ブックマーク / www.cinra.net (18)

  • 新しい集団のヒントがある? いま世界の大学で進むクラブ研究とは | CINRA

    近年、世界中の大学でクラブカルチャーの研究が急速に進んでいるらしい。ドイツの若手振付家の注目株であるセバスチャン・マティアスも、ニューヨークのジュリアード学院とベルリン自由大学で舞踊学の修士号を取得し、在学中より世界中のクラブシーンでフィールドワークを重ねながら、実験的なパフォーマンス作品を制作し続けている。 そんな彼が2014年から世界各地で展開しているのが、ダンスと都市との新たな関係性を探求するプロジェクト『groove space』だ。この10月に『フェスティバル/トーキョー16』での日公演を控える同作品。東京でリサーチと滞在制作を行うマティアスに、そのコンセプトと制作過程について聞いた。 クラブでのダンスはもちろん、そこで生まれる人と人との「距離感」や「関係性」に興味があります。 ―マティアスさんは、世界中のクラブでダンスや人々についてのリサーチを行い、『groove space

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  • アートコレクターという豪快な生き方「高橋コレクション」を観る | CINRA

    村上隆、奈良美智、会田誠、Chim↑Pom、名和晃平、草間彌生、横尾忠則、森村泰昌、荒木経惟、蜷川美花、束芋、山口晃、ヤノベケンジ……、アートに詳しくなくても、一度は耳にしたことのある著名アーティストが勢揃い。これら、日の現代アーティストオールスターによる作品を、美味しいところだけ味わえるコンピレーションアルバムのようにまとめて観られるのが、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の『高橋コレクション展 ミラー・ニューロン』です。 「高橋コレクション」とは、精神科医である高橋龍太郎が、1990年代から格的に集め出した、日の現代アートコレクション。それは、質、量と共に、美術館に匹敵する陣容で、日の現代アートを語る上で欠かせないコレクションとなっています。 内外の美術館からの作品貸し出し依頼や、展覧会オファーなど、いちコレクターによるプライベートコレクションがなぜここまで成長し、影響力

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  • オンラインアンダーグラウンドが生んだ「mus.hiba」とは何者? | CINRA

    「オンラインアンダーグラウンド」という言葉がある。新世代のアーティストやレーベルがエレクトロニックミュージックの発表やリリースの形を再構築している状況、そのシーンやコミュニティーを指し示す言葉だ。従来の音楽産業やメディアには頼らない。拠点としているのはBandcampやSoundCloud。音楽性の中心にあるのは、チルウェイヴやヴェイパーウェイヴなど。単なる配信ではなく、インターネット的な価値観をもった、インディペンデントな活動。イギリスの音楽ジャーナリスト、アダム・ハーパーが自身のコラムの中でそういう動きを紹介し、そこからこの言葉が徐々に広まりつつある。 mus.hibaという東京在住のエレクトロニカアーティストは、まさにその「オンラインアンダーグラウンド」ムーブメントを象徴するような存在と言えるだろう。2011年にDTMによる作曲を始めた彼は、SoundCloudに曲を発表したことをき

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  • ボーカロイドとフォークを繋ぐボカロP、ピノキオピーの正体とは | CINRA

    子どもの頃からテレビやコミックで親しんできた『ドラえもん』や『オバケのQ太郎』、もしくは『鉄腕アトム』などの作者が、実はかなりの社会派で、もともとはシリアスでドロドロした作風だったと知ったときの衝撃は、その親しみやすいキャラクターとのギャップゆえに、強烈な印象として残っている人が多いことだろう。または、J-POPで育った耳に、初めてフォークが流れ込んできたとき、例えば、30代ならたまの“さよなら人類”、20代なら映画『タカダワタル的』に出会ったときの異物感は、やはり忘れられないものであるはず。そんな体験を、初音ミクを通じてあくまでポップに提供してくれるのが稿の主役、ピノキオピーである。 2009年に初投稿した楽曲“ハナウタ”の動画絵が鼻の肥大化したミクだったことからその名がつけられたピノキオピーは、その後コンスタントにオリジナル曲を発表し、自身の作り出したキャラクター「アイマイナちゃん」

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  • 「ポエムコア」とは? BOOL × world's end girlfriendに訊く | CINRA

    ブリーフ1枚、中年、無職。2013年の12月23日、world's end girlfriend(以下、WEG)が「ポエムコアの創始者」とされるBOOLをフィーチャリングして発表した、「ゆでちゃん」と呼ばれる奇妙な男をめぐる約25分間のダークファンタジー“ゆでちゃん”は、あらゆる意味において衝撃作であった。この楽曲が世に放たれると、Twitter上では「ゆでちゃんって誰なんだ?」「っていうか、ポエムコアって何?」と、様々な憶測・称賛・疑念が拡散されていった。 あれから約1年弱、BOOLにとって初のCDリリースとなるフルアルバム『THIS IS POEMCORE』が完成した。WEGのレーベルから発表される作には、WEGはもちろん、レーベルメイトでもあるGo-qualiaやcanooooopy、さらにはdownyの青木裕、DJ JET BARONなどが参加し、ネットに溢れるオモシロ音楽の博覧

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  • ピーター・バラカンの番組はなぜ突如打ち切りになったのか? | CINRA

    「僕を起用すること自体が、間違っていた」 ピーター・バラカンがDJを務めるInterFM『バラカン・モーニング』が、突如9月末で打ち切られることになった。毎週月~木まで朝の3時間、ラジオ局にありがちなパワープッシュものを一切排したバラカン自身が選び抜いた良質な選曲、この番組を日々のサイクルに組み込んでいるリスナーは多い。残りあと半月しかないタイミングでの打ち切り発表に衝撃が走っている。 申し訳無さそうに番組打ち切りを話し始めた番組内でのバラカンの発言を正確に書き起こしてみると、今件がよほどイレギュラーな事態であることが分かる。 「こういうことになってしまったのは、ある意味、僕がね、執行委員としてコマーシャルなことをやっていれば、こういうことにはたぶんならなかったんだろう。でもそれはね、たぶん、できない。だから、最初からね、そういうコマーシャルなものを求めていたInterFMが僕を起用するこ

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  • 高橋幸宏&小山田圭吾が新バンド結成で見つめ直す、バンド論の今 | CINRA

    CORNELIUSが音楽を担当する『攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone』のエンディングテーマを、高橋幸宏 & METAFIVE(小山田圭吾 × 砂原良徳 × TOWA TEI × ゴンドウトモヒコ × LEO今井)が担当する。1980年代初頭のYMOおよび高橋のテクノサウンドを、YMOチルドレンを集めて再現するという、コロンブスの卵的な発想によって生まれたこのバンド。今年1月にEX THEATER ROPPONGIで行われた『テクノ・リサイタル』が大きな話題を呼び、『TAICOCLUB』や『WORLD HAPPINESS』にも出演をしているが、オリジナル曲の制作は今回が初めて。日が世界に誇るSFアニメに、日が世界に誇るテクノアーティスト(の生まれ変わり)が楽曲を提供するというのは、何とも不思議な縁が感じられる。 その『攻殻機動隊ARISE』完結

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  • 日本政府は現在の音楽シーンをどう分析しているのか? ~政府機関の報告書を読んでみた~ | CINRA

    安倍首相はストーンズ公演を「Satisfaction」した 安倍首相はこの3月に来日したThe Rolling Stones公演へ出向き、「ヒット曲の題名になぞらえ『サティスファクション(満足)だった』と笑顔で語り、堪能したようすだった」(2014年3月6日 産経ニュース『ストーンズ鑑賞の首相「サティスファクション!」』より)という。ストーンズが観客に投げかけたのは「Satisfaction」ではなくて、歌詞の通り「I Can't Get No Satisfaction」のはず。彼らが歩みを止めないのは、いつまでも「満足出来ない」からなのだが、宰相はその辺りの大切な文脈に考えを及ばせずに素直に「満足」してしまうからこそ宰相なのだし、そこにずっと抗い続けていくからロックはロックなのだ。言わば、政治とロックの役回りを再度提示してくれた発言、と皮肉ることもできる。 音楽業界必読。現政府の「音楽

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  • 音楽は人間より遥かに賢い ジョン・フルシアンテ インタビュー | CINRA

    言わずと知れた元RED HOT CHILI PEPPERSのギタリストであり、ソロでは多作家としても知られ、現代の音楽シーンにおける数少ないカリスマとも言うべきアーティスト、ジョン・フルシアンテ。2009年末のバンド脱退後は、インディペンデントな活動姿勢を貫き、音楽性に関してはエレクトロニックミュージックに急接近。最新作『ENCLOSURE』についてジョンは、「過去5年間における音楽での目標をすべて達成した作品」と語っている。そこで今回はソロのキャリアを改めて振り返り、彼がなぜこれほどまでに多くの人に愛されているのかを考えると共に、意味深なアートワークが施された『ENCLOSURE』という作品が彼にとってどんな意味を持つ作品なのかを、人の発言を引用しながら紐解いていく。熱心なファンの方はもちろん、「レッチリ以降のジョンはよくわからない……」という人にも、ぜひ彼の現在地を知ってもらいたい。

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  • 坂本美雨×小沼純一対談 日本人ならわかる「声」の授業 | CINRA

    の伝統芸能や文化を広く国内外に発信する「東京発・伝統WA感動」のプログラムでシリーズ企画の『Traditional+』。これまで笙・箏・琵琶といった伝統楽器の紹介、アニメーションと浪曲、尺八とシンセサイザーといった異色コラボなど、様々な企画を行って好評を得ているこのシリーズ5回目のテーマは、ずばり人の「声」。そもそも日の伝統音楽というのは、声を中心に発達してきたものだと言っても過言ではなく、この日は聲明(しょうみょう / お経に節をつけて唱える仏教音楽)、謡曲、民謡、ポップス界から、さまざまな「声を生かすものたち」が集結する。さらには、この四者が全員参加する形で新曲が作られ、当日披露されるということで、これは歴史の重みと音楽の多様性が感じられる、スリリングな体験になることは間違いないだろう。 そこで今回は、このシリーズのコンセプターでありナビゲーターでもある音楽評論家の小沼純一と、小

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  • ビジネスとアートの違いを考えてみよう 遠山正道&東市篤憲対談 | CINRA

    ビジネスとアートは同じもの? 「違います」と答えるのは簡単だが、ちょっと立ち止まり考えてみよう。舞い降りたインスピレーションからビジョンを練り、「やらずにはいられない」想いを人々に届けるその道筋は、どちらの世界にも大切なもの。さらに時代は今、両者をかつてない形で接近させている? そこで、スープストックトーキョーなどを生み出した起業家でありながら、アーティストとしての個展歴もある遠山正道(スマイルズ)、初音ミク主演のオペラ公演『THE END』プロデュースなどで知られる東市篤憲(A4A)の両氏を迎え、このテーマについて語り合ってもらった。 ちなみに二人は、exonemo、川村真司(PARTY)+magma、西島大介、秋山具義など、ジャンルを超えた18組のクリエイターが「青リンゴ」をテーマに作品制作、展示するKIRIN Hard Cidre(キリン ハードシードル)『Green Apple M

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  • 大ヒットする作品の意外な共通点 田中宏和×DE DE MOUSE対談 | CINRA

    1980年代から『スーパーマリオランド』『テトリス』『MOTHER』シリーズなど、名作ゲーム音楽を手がけたことで知られ、その後は『ポケットモンスター』シリーズなどの作曲でミリオンセラーを打ち立てるなど、音楽家として偉大な功績を築き上げてきた田中宏和(株式会社クリーチャーズ代表取締役社長)。経営者でもありながら、現役バリバリのクリエイターとして活動を続ける彼が、新しいiPhoneアプリをリリースするという。そこで今回は、田中サウンドから多大なる影響を受けたと公言してはばからないDE DE MOUSEに聞き手として参加してもらい、驚きを禁じ得ないこれまでの仕事の裏側について、記憶に残るサウンドを生み続けた独自の音楽観について、そして無限の可能性を秘めた新アプリ『aDanza』について語ってもらった。 子どもの頃、『メトロイド』にハマっていて、その音楽が今の自分の礎になっているところがあるんで

    大ヒットする作品の意外な共通点 田中宏和×DE DE MOUSE対談 | CINRA
  • ニコ動文化の今までとこれから DECO*27インタビュー | CINRA

    DECO*27がニコ動に帰ってきた。昨年末に行われたベストアルバム『DECO*27 VOCALOID COLLECTION 2008~2012』発表時のインタビューでは、音楽への情熱を失いかけ、一時はDECO*27としての活動をやめることも考えたと告白してくれたが、その後初音ミクの魔法に導かれるかのように音楽に対するモチベーションを取り戻すと、9月に公開した“妄想税”を皮切りに、ボーカロイド曲を月1のペースで公開。その集大成とも言うべき、全編初音ミクによるアルバム『Conti New』が遂に完成した。ボーカロイドでの曲作りを心から楽しんでいることが音そのものからはっきりと伝わってくる、理想的なカムバックアルバムである。 アンダーグラウンドから形成された刺激的なシーンに人が集まり、資が投入され、徐々にシーンの魅力が薄れていく。それはさまざまな場面でこれまでに何度となく繰り返されてきたことで

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  • 学校では教えない本当の「音楽」 RONDENIONインタビュー | CINRA

    2013年、旬のダンスミュージックである「EDM(Electro Dance Music)」。J-POPヒット曲のEDMリミックスが流行するなど、メジャーなダンスミュージックとしての地位を築きつつあるが、そういった画一的な流れが起こると、それに反発するかのようにアンダーグラウンドから面白い音楽が生まれてくるのもクラブ〜ダンスミュージックの魅力である。そんな現在、注目したいのは、世界的なムーブメントでもあるアンダーグラウンド / ニューディスコを通過した新世代のハウス系クリエーターたちだ。 このムーブメントは日にも伝わり、2010年には約8年ぶりにハウス〜ディスコダブの先駆者DJ Harveyを招聘して話題となった『Rainbow Disco Club』をはじめ、ニューディスコシーンを牽引する2人組ユニットRub N Tugが出演した『XLAND』など、良質なアーティストを集めたフェスが各

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  • Go-qualiaとNaohiro Yakoが語る分解系とネットレーベルの今 | CINRA

    world's end girlfriend主宰のレーベルVirgin Babylon Recordsから発表される、Go-qualiaの2枚組の新作『Xeno』がものすごい。「人類が観測しうる宇宙」を表現した『Xeno -Catasterismi-』、「星の一生と死」を表現した『Xeno -Remnant-』というタイトルが付けられたこの作品は、エレクトロニカの範疇を軽々と飛び越え、まさに聴く者を異次元へと連れ去るかのような、強烈な体験をリスナーに与えるものだ。話を聞いてみると、Go-qualia自身は、宇宙をスピリチュアルなものとしてではなく、あくまで物理的な観点から捉えているというのも面白いし、女性シンガーソングライター・やなぎなぎと声優の門脇舞以をゲストボーカルに迎えるなど、越境精神も非常に旺盛。昨年同レーベルからリリースされたXinlisupremeにも通じるような、驚愕の作品な

    Go-qualiaとNaohiro Yakoが語る分解系とネットレーベルの今 | CINRA
  • 音楽に感情を取り戻すために DAFT PUNKインタビュー | CINRA

    今まさに、世界中がDAFT PUNKに夢中になっている。実に8年ぶりとなる4作目『Random Access Memories』からのリードトラック、THE NEPTUNES〜N*E*R*Dでの活動でも知られるファレル・ウィリアムスと、デヴィッド・ボウイやBlondieなどを手掛けた1980年代を代表するプロデューサーのナイル・ロジャースをゲストに迎えた“GET LUCKY”はすでにYouTubeでの再生回数が4,700万回を突破(この記事がアップされる頃には5,000万回に到達していることだろう)、5月に発売されたアルバムは、アメリカやイギリスをはじめとした世界中のチャートで1位を獲得し、ここ日でもオリコンチャートの総合3位にい込んでいる。常に時代の一歩先を行っていた二人の歩みが、遂に時代とがっちりかみ合ったのだ。トーマ・バンガルテルとギ=マニュエル、二人の発言をもとに、この2013

    音楽に感情を取り戻すために DAFT PUNKインタビュー | CINRA
  • ロボットバンド「Z-MACHINES」の超絶演奏動画が公開、曲はDJ TASAKA書き下ろし | CINRA

    ソーシャルパーティーロボットバンド「Z-MACHINES」の動画がYouTubeで公開された。 今回公開された動画では、DJ TASAKAによる書き下ろし楽曲“POST PEOPLE, POST PARTY”を、超高速演奏機能を備える「ギターロボット」、人間には演奏し切れないバスドラム、スネア、タム、シンバルを搭載した「ドラムロボット」、鮮やかなビームを鍵盤に向けて発射する「キーボードロボット」が演奏する模様が捉えられている。 さらに、“POST PEOPLE, POST PARTY”が、6月14日から「Z-MACHINES played by DJ TASAKA」名義でiTunes Storeで配信リリースされることも明らかになった。 アルコール飲料「ZIMA」によるZ-MACHINESは、東京大学教授の河口洋一郎らをスーパーバイザーに迎えて開発。デビューライブ『ZIMA present

    ロボットバンド「Z-MACHINES」の超絶演奏動画が公開、曲はDJ TASAKA書き下ろし | CINRA
    quasimoto_san
    quasimoto_san 2013/06/12
    GORGE感ある
  • 曇りなき心構え ブライアン・イーノ インタビュー | CINRA

    エクスペリメンタル(実験的)な音楽シーンにおいて、「巨匠」と呼ぶにふさわしい地位を築くブライアン・イーノ。「アンビエントミュージック」のパイオニア的存在であり、デヴィッド・ボウイ、U2などのアルバムプロデュースや、近年ではデヴィッド・バーンとのコラボーレションアルバムなど様々なアーティストとの盛んな交流でも知られる彼が、ニューアルバムを発表した。詩人のリック・ホランドとコラボレーションを行い、「声(ボイス)の可能性」という自身の長年の疑問に対して、ぐっと近づくことができたと語る作。曇りなき言葉の数々からは、デジタルレコーディングの進化を喜び(もちろん、アナログ文化への称賛も忘れることなく)、時には道端で偶然出会った人に朗読を依頼するなどユニークな行動へも屈託なく取り組む、己の好奇心へひたすらに突き進む音楽家の姿を垣間見ることができるだろう。 「くそくらえ…デジタルに突き進もうぜ」と言いた

    曇りなき心構え ブライアン・イーノ インタビュー | CINRA
    quasimoto_san
    quasimoto_san 2012/11/02
    名言のオンパレードや……
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