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アメリカの高校生にリーダーシップがあるかどうか質問すると、7割が「自分は平均以上」と答えます。大学教授を対象とした調査では、94%が「自分は同僚より優秀だ」と回答します。平均より優れたひとは半分しかいないはずですから、これは明らかにおかしな現象です。 心理学では、無意識のうちに自分を過大評価することを「平均以上効果」といいます。私たちの住む世界では、ほとんどのひとが平均以上に知能が高く、平均以上に公平で、平均以上に車の運転がうまいのです。 自分に根拠のない自信を持つ傾向は、「ポジティブ・イリュージョン」として知られています。といっても、“幻想(勘違い)”なんだから矯正すべきだ、といいたいわけではありません。 子どもに対して「もっと現実を直視しなさい」と説教する親や教師がいますが、自己評価と他者の評価が一致している、すなわち“勘違いしていない”ひとの典型はうつ病患者です。あらゆる出来事をネガ
●今日はチョーメンドクサイことを考える。 ●社会に何も貢献しない文章なので多分アナタには100%無益な上に、非常にわかりづらい物件を扱います。ヒップホップというタームで、イギリスとアメリカ黒人音楽の付き合い方を考える試みです。「あーダメだコリャ」って人は、速やかに撤収した方が短い人生の貴重な時間を有意義に使えます。そんな予告付きで今日は行きます。 ●トリップホップ。イギリスが直接ヒップホップを移入しなかった不思議。 ●先日、風邪にうなされながら、PORTISHEAD を聴いていた。そこで考えたこと。トリップホップってフシギな音楽ジャンルだなあ。トリップホップとはヒップホップの変形したモンと考えてもイイんだろうけど、反対に言えば「正統派のヒップホップはイギリスに根付かなかった」ってコトだよね?コレって不思議なコトじゃない? ●トリップホップと、アメリカのヒップホップの明白な違い。それはラップ
大友さんのこの抗議について。 これについての松沢呉一さんのFBでの意見。これ一番分かりやすいな。 ※ 上記の松沢さんの記事、著作権法に対するご認識があったと言うことで削除されてます。これが正しい認識として新しい記事がエントリーされてます。そこでの引用記事です。これです。 大友さんの言うことは全くそうだと思うけど、いろんなコメント欄に書き込まれる意見にはどうも違和感を感じてた。 それが一気にスッとした思い。 大友さんの「使って欲しくない」という抗議を多くの人が権利問題だけで語ろうとしてるのが一番違和感を感じてた部分。 大友さんは敢えて(と思う)権利&法規関係のことは書いてなかったわけだし。 権利関係で問題になるなら、じゃ反原発デモで 清志郎の絵を勝手に使おうとした問題はどうなるの?とも思った。 あれは事務所側の抗議で無しになったと思うけど、それに対して「主張が同じなんだからつまらないことを言
その時代を生きていたからこそ見えないものがある。後で考えてみるとたいしたことでもなくて、当たり前なのだが、なぜだか考えもしなかったことがある。で、少し前から「ああ、そうだったのか」と思うことを書くことにする。 ここのところ、老舗のCD販売店や大型店が閉店をしている。ウェブ上で音楽に関するレビューをいくらでも検索し、読むこともできる。そういう状況になって気づいたのは、音源がパッケージ化されて、手に取れる物質的な商品だった時代の通念だ。これはこれからもいろいろなところで論じられるだろうけど、わたしがふと気づいたのは、そのパッケージ時代の音楽の書き物に含意されていた音源紹介という部分である。当時の書き物を読むと、軽いもの、難解なものにかかわらず、そこにはいつも音源紹介の影があるのである。欄外に紹介されている、本の終わりにまとめられている、とにかく音楽ニュースや音楽の知識全体が、丁寧に音源と結び
だれが謳った音階理論?──小泉文夫の歌謡曲論、その後 | 増田聡 Who Sings the Theory of the Musical Scale?: Fumio Koizumi's Study of Japanese Popular Music, and the Sequel | Satoshi Masuda 音楽批評に対して知的に興奮させられることは極めて少ない。他の表象文化諸分野における批評の現状と比べるとそれは明白であろう。その原因はおそらく、音楽への学的な分析アプローチの主流が未だに形式主義的美学(その最も洗練された形態としてのシェンカー理論は、アメリカではほぼ自然科学同様に受容されている)に依存していることと、消費文化のロマン主義的なエートスを背景にした「作者への欲望」の自堕落な蔓延によるものだろう。 これは批評対象の高尚さ/低俗さの別を問わない。クラシック批評もポップ批評も
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