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ブックマーク / www.keisoshobo.co.jp (3)

  • 自己啓発の時代 牧野 智和著

    自己啓発書にはその時代ごとの価値観・社会意識が凝縮されている。自己啓発書ベストセラー、就職対策書、女性誌、ビジネス誌の分析から、いつのまにか自分探し・自分磨きへと誘われてしまう現代社会のメカニズムを明らかにする。なぜ自己啓発書が売れているのか、なぜ「◯◯力」が次々と登場するのか、複眼的に考えたい人のために。 はじめに 第一章 「自己」の文化社会学に向けて 1 「自己をめぐる問い」と社会 2 「自己をめぐる問い」への文化社会学的アプローチ 3 「自己の体制」 4 後期近代と「自己の再帰的プロジェクト」 5 「自己のテクノロジー」 6 自己啓発メディアという「自己のテクノロジー」 7 書の社会学的意義 8 分析のスタンス 第二章 自己啓発書ベストセラーの戦後史―戦後日における「自己のテクノロジー」の系譜 1 自己啓発書ベストセラーについて 2 哲学的思索、記憶術、「心がまえ」と精神論―戦後

    自己啓発の時代 牧野 智和著
  • 日常に侵入する自己啓発 牧野 智和著

    自己啓発書はどのように生み出され、誰によってどのように読まれているのか。自己啓発書には結局のところ何が書かれてあるのか。各年代の生き方指南書、「手帳術」ガイド、掃除・片づけで人生が変わるとする書籍、さらには自己啓発書の作り手と読者へのインタビュー、質問紙調査の分析から「自己啓発の時代」を総合的に考究する。 はじめに 第一章 ハビトゥスとしての自己啓発 1 日常を差異化する自己啓発書 2 ハビトゥスとしての自己啓発 3 「自己啓発界」の構造 4 自己啓発書の読者とは誰か 5 「薄い文化」としての自己啓発書購読 6 書の目的と分析枠組 第二章 「ヘゲモニックな男性性」とそのハビトゥス――男性向け「年代」の分析 1 煽るメディアとしての男性向け「年代」 2 「群れ」からの脱出――二〇代論 3 仕事・プライベートの一元的統御――三〇代論 4 「自分らしさ」の再文脈化――四〇代論 5 細分化さ

    日常に侵入する自己啓発 牧野 智和著
  • 虚構世界の存在論 - 株式会社 勁草書房

    テキストの同一性の基準とは何か。虚構世界と現実世界とはいかなる関係にあるのか。虚構世界と虚構世界の住人は指示対象として存在するのか、しないのか。キャラクターの属性とはどういうものか(存在しないものが属性を持てるのか)。英米哲学の学説を紹介しつつ、虚構世界における存在・非存在の問題を論理学の手続きで論じる。 序言 第一章 虚構作品(テクスト)とは何なのか 1 作品の変貌と同一性 2 外延と現象 3 発見と規定 4 作品の可能態 第二章 虚構世界とは何なのか:不完全性 1 余剰情報と不確定性 2 不確定性への三つのアプローチ 3 排中律と二値性 4 発見、選定、創造 5 D・ルイスの集合説 6 外挿原理と曖昧さ 7 個体の追跡 第三章 虚構世界とは何なのか:矛盾 1 矛盾に依拠する物語 2 二種類の矛盾 3 合併の方法 4 解釈の存在論 5 論理的非閉鎖と最小離脱 6 論理的メタファー 7 二

    虚構世界の存在論 - 株式会社 勁草書房
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