調査に協力してくれたのは、味園ビルの2階にある、バーやスナックが44軒連なる千日二番街で、「新春シャンソン荘」というバーを営む吉崎さん。吉崎さんは味園ビルで10年程務めたのちに、バーをオープン。グラフィックデザイナーとしてTシャツをつくったり、味園ビル内のお店のロゴを手がけたりなどしている、筋金入りの味園っ子です。そんな吉崎さんに、まずは味園ビルの歴史について聞いてみました。 そもそも、「味園ビル」は初代オーナーが独学で一から建築の勉強をして建てたのだそう。戦後10年という時期だったからこそ、おもろいビルをつくりたいと図面を引き、アイデアを形にするために試行錯誤したそうです。オーナーのアイデア、それは「宇宙(ユニバース)をひとつのビルで表現したい」というものでした。 オーナーが目指したユニバースへのこだわりは、日本庭園のようなエントランスやどこへ導かれるのかと思わせる螺旋階段、鍾乳洞をイメ
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