多発した医療事故をめぐり医療安全管理体制に懸念があるとして、赤穂市民病院が日本脳神経外科学会から専門医訓練施設認定を停止されたのを受け、寺谷進・病院事業管理者は21日、高原秀典院長と牟礼正稔市長が学会を訪問して一連の問題について釈明する意向を明らかにした。 同日の市議会本会議で荒木友貴議員(千種)の一般質問に答えた。 荒木氏の「病院開設者の市長と病院長、事業管理者の対応は必須だと思うが、先方に自ら説明にうかがう意向があるのか」との質問に、寺谷氏は「当院が専門医指定訓練施設の認定停止を通告されたことは大変重要な問題と認識している」と語った上で、「病院長だけではなく市長の同行の上、学会代表者と直接面会ができるよう現在調整している」と答弁。牟礼市長は「私も病院と同行して状況説明を行い、今後も医師の派遣等についてお願いするつもり」と述べた。 また、学会からサイトビジット(現地調査)に向けた情報開示