鉄道車両メーカーの総合車両製作所(J-TREC)は1月28日、同社のステンレス車両「sustina(サスティナ)」のコンセプト・モックアップを横浜事業所で公開した。これは2014年9月にドイツ・ベルリンで開催された鉄道総合見本市「InnoTrans(イノトランス)」で初公開されたもの。 J-TRECの前身は東急車輛製造。日本で初めてステンレス製の鉄道車両を製造したことで知られるメーカーだ。2012年にJR東日本の100%子会社となり、JR東日本と連携しながらビジネスを展開。現在は海外進出を目指している。InnoTransではJR東日本と共同でブースを出展し、グループの総合力をアピールした。 sustinaはJ-TRECが手がける新世代ステンレス車両のブランド名。モックアップは同社デザインセンターでデザインされた。車体外側は得意とするステンレス車体の技術を進化させたもの。レーザー溶接の採用で