名物社長だった高田明さんが引退を表明し、息子の旭人さんが後を継ぎました。もしもあなたが後継社長だったとしたら、今後どのような事業戦略を打ち立てますか? フレームワークの使い方を学びます。 ジャパネットたかたの名物社長、高田明さんが引退を表明しました。最高益を叩きだした後の勇退ということで、息子の旭人さんがカリスマ社長の後を継ぎました(ただし、明さんはテレビショッピング自体には出演を続けるようです)。 ジャパネットたかたは、筆者の講演やワークショップでもしばしば取り上げる企業です。というのも、有名な割に、企業のポジショニングなどを誤って理解している人が多いためです。ワークショップに参加する多くの生徒さんが「家電を販売しているから、競合は量販店やネットショップ」といいます。そうではありません。それは、「3C分析」にかけてみれば明らかです。 競合はビックカメラやAmazonではない! 3C分析は
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