ローソンは2月17日、IoT(モノのインターネット)による節電制御システムなどを取り入れた、最新の環境配慮モデル店舗を東京都小平市にオープンした。空調効率を向上させる設備などを導入し、電力使用量を標準的な店舗と比べて約60%削減する。「スマートエネルギーストア」として、省エネ機能を高めた店舗運営を目指す。 モデル店舗として新規オープンしたのは「小平天神町二丁目店」(東京都小平市天神町2-2-16)。ローソンは2008年度から、最新の省エネ設備を取り入れた実験店を年1店舗ずつオープンしており、今回もその一環。東京都内での展開は初めてとなる。 IoT機器によるエネルギー制御システムは、経済産業省の「バーチャルパワープラント構築実証事業」の一環として慶應義塾大学SFC研究所と共同で実施。昨秋以降、すでに首都圏の約90店舗に導入している。 店舗のバックヤードなどにタブレット端末を設置し、フィルター