女性の活躍を推進するカルビーには、生き生きと働く女性リーダーが多い。その一人がフルグラ事業部 企画部 部長の網干弓子さんだ。長らくマーケティング部門に所属し、「Jagabee」のブランド立ち上げにも携わった彼女の仕事のスタンスとは――。 女性の活躍を積極的に推進する食品メーカー大手のカルビー。2020年3月末までに女性の管理職(課長以上)を30%以上にすることを宣言するなど、ダイバーシティ(多様性)への取り組みは日本企業の中でも指折りの熱心さだ。 また、毎日在宅勤務OKの制度などを作り、昨今注目を集めている働き方改革という観点でも、日本企業の中で先頭を走る。 実際に、生き生きと働きながら大きな成果を出している女性社員が目立つ。マーケティング本部 フルグラ事業部 企画部で部長を務める網干弓子さんもその一人である。今やカルビーのビジネスで重要な柱になっているシリアル商品「フルグラ」。2015年
一度マツダ車を買うと、数年後に買い換えようとしたとき、下取り価格が安く、無理して高く下取りしてくれるマツダでしか買い換えられなくなる。その「マツダ地獄」をマツダ自身が今打ち壊そうとしているのだ。 「マツダ地獄」という言葉がある。一度マツダ車を買うと、数年後に買い換えようとしたとき、下取り価格が安く、無理して高く下取りしてくれるマツダでしか買い換えられなくなる。その結果、他社のクルマに乗り換えできなくなることを表した言葉だ。発想の原点は「無間地獄」だろう。 誰も得をしていない なぜマツダはそんなひどい言われ方をしていたのだろう? マツダは新車の販売が下手だった。ブランドバリューが低いからクルマを売るとき、他社と競合すると勝てない。あるいは勝てないという強迫観念を営業現場が持っている。それを挽回してマツダ車を買ってもらうために、分かり易いメリットとして大幅値引きを行う。しかし値引きが常態化して
どん底に落ちた「ペッパーランチ」が、快進撃を続けているワケ:水曜インタビュー劇場(ステーキ公演)(1/6 ページ) ペッパーフードサービスの業績が好調である。「『いきなり!ステーキ』の売り上げが伸びているからでしょ」と思われたかもしれないが、それだけではない。同じステーキチェーンの「ペッパーランチ」が絶好調なのだ。2007年の「強盗強姦事件」、2009年の「O157事故」で業績が悪化したはずなのに、なぜ復活したのか。 【問題】外食チェーンを展開する「ペッパーフードサービス」の業績が好調である。その理由を述べよ――。 「はいはい、『いきなり!ステーキ』が順調なんでしょ。行列がよくできているし」と思われたかもしれないが、その答えだと「50~60点」といったところ。同じステーキをウリにしている「ペッパーランチ」の快進撃が続いているのだ。 ペッパーランチと聞いて「えー、本当に? ちょっと信じられな
経済産業省は3月22日、案内用図記号(ピクトグラム)の見直しのうち、7つの案内用図記号の変更などについて最終案を取りまとめた。温泉を示す「温泉マーク」は国際規格に変更する予定だったが、温泉関係者などから存続を求める声があり、最終的には「選択制」とすることで決着した。 新マークなどを定めた「JISZ8210」は7月20日付で改正される。 図記号は日本工業規格(JIS)で定められているが、国際標準化機構(ISO)と異なるものがあり、外国人観光客にも分かりやすくするために見直しを進めていた。 温泉マークもその1つ。現行のマークでは温かい食べ物のことだと間違えられるといった指摘があり、入浴している人も入っているISO版の図記号に変更する方針だった。 だが長く親しまれたマークだけに、温泉関係者などから反発の声が上がった。経産省のアンケート調査によると、日本人の63%が「現行のマークが分かりやすい」と
57時間もあった月の平均残業時間を2年で24時間以下に減らし、1億5000万円もの人件費削減に成功した武蔵野。なぜ短期間で成果を挙げることができたのか。 売り上げを伸ばしながら残業時間も削減――。「働き方改革」でこうした成果を挙げている企業の実例はまだまだ少ないのが現状だ。そうした中、顕著な成果を挙げているのが経営コンサルティング事業などを手掛ける武蔵野(従業員数760人)だ。 同社は、3年前に57時間もあった月の平均残業時間を2年で20時間以下に減らし、1億5000万円もの人件費削減に成功した。また、残業時間を減らしながらも売り上げは伸ばし続け、2016年度は過去最高益(5億円)を更新している。 なぜ同社は短期間で成果を挙げることができたのか。 ツールの導入だけでは意味がない 武蔵野が残業時間の削減に取り組んだのは2014年。それまでは「残業をすることは当たり前だし、仕方ない」という考え
中国でQRコードの利用が爆発的に増えている。欧米ではさほど普及していないのに、なぜ中国で広まっているのか。そこには火付け役とも言えるIT企業の存在が見え隠れする。 世界を読み解くニュース・サロン: 今知るべき国際情勢ニュースをピックアップし、少し斜めから分かりやすく解説。国際情勢などというと堅苦しく遠い世界の出来事という印象があるが、ますますグローバル化する世界では、外交から政治、スポーツやエンタメまでが複雑に絡み合い、日本をも巻き込んだ世界秩序を形成している。 欧州ではかつて知的な社交場を“サロン”と呼んだが、これを読めば国際ニュースを読み解くためのさまざまな側面が見えて来るサロン的なコラムを目指す。 携帯やスマホを使う人なら、「QRコード」を知らない人はほとんどいないだろう。 QRコードを定義すると、四角形を縦横に並べたパターンで文字や数字などのデータを記録するコードを指す。「QR」は
「君の名は。」飛騨市に学ぶアニメツーリズム:カギは「スピード感」「ライセンス意識」(1/2 ページ) 大ヒット映画を活用したインバウンド事業は、どのような効果があるのか。成功するアニメツーリズムとはどんなものなのだろうか。「君の名は。」の聖地として観光客を国内外から集めた岐阜県飛騨市の例から学ぶ。 日本政府は、2020年までに訪日外国人数を4000万人にする目標を掲げている。16年は前年比22%増の2403万9000人で、5年連続で前年を上回っている。今後成長を持続させていくためのキーとなり得るのが「アニメツーリズム」だ。 アニメツーリズムとは、アニメやマンガの舞台やモデルとなった土地を訪れる旅行のこと。「聖地巡礼」とも呼ばれている。「クールジャパン」として輸出したIP(知的財産)を生かして、海外のファンを日本に呼び込もうとする取り組みだ。 16年9月には、アニメツーリズムを促進するべく、
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