さあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。話題沸騰「二階劇場」第二幕の幕開けだ。神速の早業で新政権を作った81歳の男が、次に狙うは政敵排除! 威張りん坊で態度のデカい、あの人が次の生け贄だよ!発売中の『週刊現代』が特集する。 「かん」が!「かん」が! 「やってられんぜ」 顔を歪めて、苦虫を嚙み潰している男がいる。 副総理兼財務相の麻生太郎だ。 このところは日増しに、イライラと焦りが募る。 「菅と二階ごときにここまでやられるとは……」 麻生は感じている。菅(義偉)総理の誕生で閉幕したはずの「二階劇場」の、第二幕が始まっていることを。そしてそれが、自分を包囲し、徹底的にすり潰そうという、実にえげつないストーリーであるということを。 菅新政権は、史上第3位という高支持率(74%・日経新聞)を記録し、順調な滑り出しを見せている。 自民党内の派閥間のバランスを取る古典的な人事をしたにもかかわらず、世論で