_ 反三国志というアンチ FBで知人が反三国志について書いていたので(最近Kindle版として復刊したのだな)思い出したが、翻訳が出てすぐ買って読んでうんざりして、同じく三国志好きな父親(小学5年か6年のころにおもしろい本はないか? と聞いたら吉川英治の三國志を読めといって全10巻を買ってくれたくらいだ)に貸したらなんてつまらん本だといって返してきたのだが、存外アマゾンでの評価は高くておもしろい。 とはいえ、四半世紀前にはゴンタの新釈(曹操が主役なのはともかく董卓がマッチョでかっこよかったり陳宮が見るからに文弱だったり孔明が酒色に溺れるのが大好きな軽いのりのやつだったり、劉備はほら吹きのお調子者、関羽は義理人情大事のやくざそのもの、と新釈なのに史実に近くて(さすがに董卓の外見のかっこよさについてはそれはないと思うが、とはいえ人望と実力がなければあそこまで専横を振るえるわけがないのでその意味