RSS2.0は、RSS0.91の後継的な仕様です。RSS1.0ではRDF Site Summaryの略称であるのに対し、RSS2.0はReally Simple Syndicationから来る略称です。ここから分かるように、よりシンプルな仕様でシンジケーションを実現させようと考えられています。RSS1.0ではRDFを利用しているため拡張度が高く様々な表現が可能です。もちろんRSS2.0をXMLの名前空間で拡張する事は出来ます。しかし、よりシンプルな形を保つ事で特定の目的を実現させる事も大切な事でしょう。 シンジケーションを日本語訳する事は難しいですが、コンテンツの再利用と考えればいいでしょう。フィードはXMLベースのため、原則としてメタデータです。それ自体では人に理解されにくい形態ですが、ある目的に沿って複数のフィードを集約したり、単体に対する装飾などが簡単な形態であるとも言えます。散らば