本エントリは Rust その2 Advent Calendar 2016 - Qiita の 10 日目の記事です。 本記事では、Rust を使って CLI アプリケーションを作成してきた過程で得られた知見のひとつとして、コマンドラインオプション解析に用いる crate を簡単にまとめたいと思います。 基本事項 コマンドライン引数は std::env モジュールの args() (または args_os() )を用いて取得します。 最初の要素には通常実行ファイルのパスが格納され、引数自体は2番目以降に格納されます。 use std::env; fn main() { let program: String = env::args().next().unwrap(); let args: Vec<String> = env::args().skip(1).collect(); } getop