これは決してネガティブな意味ではない。前回のコラム(下位モデルのレビュー)でも述べたように、13インチMacBook Proそのものがノート型のパソコンとしてはユニークな製品だからだ。 最大輝度が500nitsまで出るHDRコンテンツの表示をサポートする高精細液晶パネルを搭載し、P3に準じる高い濃度の色を表現できるだけでユニークだが、性能の面でも上手に作り込まれていることが分かった。 Intelの第10世代Coreプロセッサには、新しい10nmプロセスで製造されるIce Lake(開発コード名)と、従来の14nmプロセスで製造されるComet Lake(開発コード名)がある(参考記事)。 Ice Lakeは昨年に発表されていたものの、TDP(熱設計電力)が28Wのプロセッサを実際に調達して採用したのは今回の13インチMacBook Pro上位モデルが初めてだ。先に発売された新しい「MacB
Radeon RX Vega搭載のCPU「Kaby Lake-G」はゲームを快適にプレイできるのか Intel NUC Kit NUC8i7HVK Text by 米田 聡 Kaby Lake-Gのパッケージ。写真左端にあるのは後段で説明する容量4GBの「High-Bandwidth Cache」(以下,HBC)で,その右隣にある大きなダイがGPUダイ,右側にあるのがCPUダイだ 開発コードネーム「Kaby Lake-G」と呼ばれる第8世代Coreプロセッサ「Core Mobile Processor with Radeon RX Vega M Graphics」(関連記事)は,Kaby Lake世代の4コア8スレッド対応CPUと,AMD製のセミカスタム版GPU「Radeon RX Vega」をMCM(Multi-Chip Module)技術でワンパッケージ化した「Intel+AMD」のプ
モバイルNUCおじさん(@ragemaxさん)がNUCを捨ててDeskMini 110に傾注されるなか、KabyLake-Uを搭載したNUC7シリーズの発売が開始されました。 2017年5月13日現在、日本国内ではCore i3-7100U搭載モデルのNUC7i3BNHと同BNKしか発売されていませんが、米AmazonではCore i5-7260U搭載のNUC7i5BNHと同BNK、Core i7-7567U搭載のNUC7i7BNHの取り扱いが始まっていたので、早速、最上位モデルのNUC7i7BNHを買ってみました。 NUC7i7BNHはリミッターが甘いクレイジーNUC! 開封 Intel NUC(BOX)シリーズには、NUC本体のほか、メモリ、記憶装置(HDD or SSD)、OSが必要になります。今回購入したメモリはCrucial DDR4-SODIMM 32GB KIT(16GB×2
NUCは、マザーボードのサイズで言うと101.6(幅)×101.6(奥行き)ミリというMini-ITXよりもさらにひと回り小さいフォームファクターで、マザーボード版とベアボーンキット版が用意されている。その小ささゆえに、机上で置き場所を選ばず、あるいは液晶ディスプレイ裏のVESAマウンタに搭載してオールインワンPCのようにも使える新しいスタイルを提案している。 さて、待望のHaswell版NUCのベアボーンには「D54250WYK」と「D34010WYK」の2製品が用意されている。前者はCore i5-4250U(1.3GHz/最大2.6GHz/2コア、4スレッド/Intel HD 5000)を、後者はCore i3-4010U(1.7GHz/TurboBoost非対応/2コア、4スレッド/Intel HD 4400)を搭載している。今回試すのは前者、Core i5-4250Uを搭載するD
経緯は既報でお伝えしたので省略しますが、ついにマイプレシャス自作PC“大紅蓮丸”に見合う、超ハイエンドCPUを買っちまったイッペイです。CPUは8コア16スレッド動作のXeon E5-2687W(定格3.1GHz、MAX3.8GHz)で、1個16万3800円で2つ買いました。信じられます? CPUだけで33万円ぐらいの出費ですよ。もちろん、分割払い(10回)です。マザーは6万7800円のEVGA『SR-X』。もう40万円ぐらい投資している計算になります。もしも奥さんがいたら素っ裸で家を追い出されても仕方ない浪費ぶり。ひとり身でラッキー! 震える手でそっと、生まれたての子犬の頭をなでるようにそっと、慎重にE5-2687Wをマザーに設置。メモリーは12スロットもあるので、豪勢に16GBを12枚……はないので、手持ちのPC10600 DDR3の4GBを合計8枚挿しました。SSDは128GBのCr
2012年04月10日12:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 責任者出てきた - 書評 - 僕がアップルで学んだこと 僕がアップルで学んだこと 松井博 出版社より献本御礼。 やはり中の人というのはすごい。「Inside Apple」を読んでもわからないことが一目でわかる。 なあんだ。秘密なんて何もないじゃないか。 あるのは、責任と権限。ただそれだけ。 本書「僕がアップルで学んだこと」は、スカリー時代からスピンドラーを経て、ジョブズの時代となったAppleで計16年過ごした著者が… Steve Jobs の思い出 | まつひろのガレージライフ 他にも書いていくときりがないんですが、また機会を改めて書いてみたいと思います。 …改めて書いたもの。 前掲の"Inside Apple"をはじめ、Appleの「ブラック企業」ぶりは「Apple本」であればまず載っている。Appleの「ブラック」ぶり
日本で本格展開を開始した「Samsung SSD830」の実力に迫る:IntelやPLEXTORのライバル機と比較(1/4 ページ) アイ・オー・データ機器とトーメンデバイスは、合弁会社「ITGマーケティング」を2012年3月に設立した。出資比率はアイ・オーが61.11%、トーメンデバイスが38.89%となる。アイ・オーはいわずとしれた総合周辺機器メーカー、トーメンデバイスはSamsungの電子製品を扱う専門商社だ。新会社のITGマーケティングはSamsung製SSDの代理店として、量販店やPCショップで全国的に拡販していくという。 SamsungのSSDといえば、OEMではメジャーな存在だ。SSDというパーツが一般に認知される以前の黎明(れいめい)期から、ソニーやアップルなどのモバイルノートPCなどに多く採用され続けており、性能のよさ、信頼性の高さともに定評がある。 これまでに秋葉原など
過去に紹介した通り、「ビッグデータビジネスの時代」はバズワードと思われがちな「ビッグデータ」をむしろ現役コンサルタントの冷静なビジネスの視点と著者のユーモアで切り取った良書だと思うのですが、ここで紹介されなかったもうちょっと技術的なトピックを取り上げたいと思います。ビッグデータビジネスの時代 堅実にイノベーションを生み出すポスト・クラウドの戦略 鈴木 良介 翔泳社 2011-11-09 売り上げランキング : 898 Amazonで詳しく見る by G-Tools一つが技術のトレンドです。技術のドライバーがサーバからPCに移り、まただんだんサーバに戻りつつスマートフォンがそこに強い影響を与えているというのが、最近技術系トピックでは多くなってきました。例えば、メモリに関しては、PCで収益を上げるのが非常に難しくなってきているため、サーバとスマートフォンに新技術をまず投入し、利益を確保しようと
ASUS初のUltrabookとなる「ZENBOOK」。左が11.6型モデルの「UX21E」、右が13.3型モデルの「UX31E」だ。それぞれにSSD容量の違う2モデルが用意され、計4モデルのラインアップとなっている 台湾ASUSTeK Computer(ASUS)が2011年末商戦の目玉機種として準備してきた薄型軽量モバイルノートPC「ZENBOOK」がついに発売された。同社が注力する「Ultrabook」の第1弾となる製品だ。 簡単におさらいをしておくと、UltrabookとはIntelが2011年5月末に構想を発表し、今後数年をかけて推進していく薄型軽量ノートPCの新カテゴリーのこと。薄型軽量ボディに現在のノートPCが持つ性能と機能、タブレット端末の特徴まで兼ね備え、長時間のバッテリー駆動、高い応答性、高度なセキュリティ機能、普及価格帯での提供を目指す。 現時点(2011年11月現在
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