銀行システムの信頼性の根幹を揺るがす事件が起きた。NTTデータの孫請け会社のシステムエンジニア(SE)が、同社が運営する複数の地銀の情報システムを統合した「地銀共同センター」に不正アクセスしてキャッシュカードを偽造。他人の口座から現金50万円を引き出したとして、京都府警に逮捕されたのだ。システム開発・運用に下請けを使うのはNTTデータに限らない。他の情報システム大手にとっても対岸の火事では済まさ
2012年11月に、京都府警からNTTデータに対して、金融機関のキャッシュカードが偽造され、ATMから不正に現金が引き落とされた被害が発生した件につき捜査への協力要請があり、当社は全面的に捜査に協力しています。警察からの捜査要請にもとづく社内調査の結果、当社が運用する地銀共同センターから「利用者がATMでカードを利用した際の取引情報」の一部が不正に取得された可能性があることが判明しました。 詳細な手口の調査については警察の捜査に協力していきますが、被害に遭われた方をはじめ、多くの金融機関の皆様に、ご迷惑とご心配をおかけすることになり、深くお詫び申し上げます。今後再発防止に向けて、全社をあげて取り組んでまいります。 本件の詳細ならびに今後の対策について下記にご報告いたします。
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