NTTドコモが7月21日、個人向けインターネット接続サービス「ぷらら」と映像サービス「ひかりTV」契約者の情報が流出したことを案内した。 2023年3月31日、ぷららとぷららTVの業務を委託している企業が使用しているPCから、個人情報が流出した可能性があることを、ネットワーク監視によって確認した。その後の内部調査により、業務委託先であるNTTネクシアの元派遣社員が、業務用PCから個人で契約する外部ストレージにアクセスし、2023年3月30日に個人情報を含む業務情報を不正に持ち出したことが判明した。 不正に持ち出された個人情報の件数は約596万件。内訳は、ぷららが165万件、ひかりTVが431万件。3月31日時点では最大約529万件としていたが、その後の調査で約596万件だと分かった。不正に持ち出された情報の内容は、ぷららが氏名、住所、電話番号、フレッツ回線ID、お客さま番号の一部、ひかりT
かつては、ドコモというだけで高い品質を想起させたものだ。 全国のカバーエリアは圧倒的に広く、山間部から海洋エリア、都市の隅々まで行き渡り、実効速度や接続性について特に検証するまでもなく「良いのだろう」と思わせる。それだけのブランドを積み重ねてきたことは、もはや説明するまでもない。 そんなドコモの回線が、ここしばらくの間、とりわけ都心で壊滅的になっていた。3G回線時代には頻繁に使われていた“パケ詰まり”を、まさか5Gの時代にドコモ回線に対して使うなどとは、誰が想像しただろうか。 渋谷や新宿、池袋などだけかと思いきや、都心全域、人が集まるところドコモパケ詰まりアリ。筆者の肌感覚だが、都心部はソフトバンク回線のパフォーマンスが良好で、KDDI(au)も安定している。楽天もところどころカバーできていないポイントはあるが、パケ詰まりなんてことはない。 と、今回の話はそんなドコモの回線状況を嘆こうとい
www.hageatama.org 【追記】続編を書いたつもりが何の参考にもならないので読まなくても支障はありません。 先日、引越し先のインターネット契約で困ってたリアル友人にSNS上で細かくアドバイスしたら大変感謝されたので、今後は「まずこれ読んでおいて」と言えるような記事を書き残しておきます。 直近3年で3回引越し、プロバイダ利用4種の経験をまとめた素人記事でして、気になる点があればどんどんとフィードバックして充実させていきたいのでご指摘お願いします。 6/21(更新翌朝):光コンセントがある前提で動くのは厳しくない?と言われて、確かにそう思ったので改訂。LANケーブルについての記述追加。 6/21(夜追記): 不動産屋さんと光コラボについて追記 【主張の概要】 光コンセントが元からある物件を選べ フレッツ光回線でプロバイダをいつでも切り替えられるようにしろ IPv6 (IPv4 ov
2023年3月31日、NTTドコモは、同社の個人向けISPサービス「ぷらら」、映像配信サービス「ひかりTV」の利用者の情報が外部に流出した可能性があると公表しました。また2023年7月21日、業務委託先であったNTTネクシアは元派遣社員の男が不正に持ち出しを行ったことを公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 業務委託先から不正持ち出し NTTドコモがぷらら、ひかりTVの販売支援業務を委託しているNTTネクシアにおいて、当時派遣社員だった男が同サービスの利用者情報を不正に持ち出している事実が判明した。また、警視庁サイバー犯罪対策課は2023年7月21日付で男を不正競争防止法の容疑で書類送検した。*1 なお、外部に持ち出された情報についてこれまでのところは不正利用等の事実は確認されていない。 初報当時判明しているものとして最大529万件の流出の可能性をNTTドコモは説明していたが、そ
2020年4月からNTT東西のFTTHサービスの10Gbps対応版、「フレッツ光クロス」のサービスが開始されました。HOMENOCの堂島POPがサービスエリア内だったので早速申し込んでみました。5月末に無事開通したので気付いたことをレポートしたいと思います。 ※この記事は2020年6月現在の情報ですので契約の際には必ず最新の情報をご自身でご確認ください。 1. サービスエリア 2020年6月時点でのサービスエリアは非常に少なく、東日本では東京都の一部地域のみが、西日本では大阪府大阪市と愛知県名古屋市の一部地域のみが対象になっています。意外だったのが東京都は都心部(いわゆる山手線内)を外して、外周部の特別区や調布市や三鷹市がサービスエリアとしてスタートしたこと。最初は法人需要より家庭向けの需要が多いと見込んで住宅地の多いエリアからスタートしたのでしょうか…。 提供エリア | フレッツ 光クロ
会社でフルリモート体制が築かれるにつれ、各スタッフの自宅の回線などについての相談を受けることが増えてきました。ということで、筆者 sorah の見解として 2020 年の NTT フレッツ光網について、主に通信速度や輻輳についての問題を理解するための背景と仕組みを説明しようと思います。 理解が間違っていたら教えてください。なるべく総務省や NTT の資料からソースを集めてきた上で説明していますが、出典不明の情報も混ざっているかもしれません。できるだけ具体的な出典を文単位で示していますが、複数の資料に渡る複雑なトピックに関しては文末に纏める形になっています。 技術的な意味での細かい解説よりも複雑な事情や背景の説明が中心です。フレッツ光とか NGN とか IPoE とか IPv6 とか v6 プラス・アルファみたいな言葉を聞いて、なんでそんな難しいんだと思った人も多いんじゃないでしょうか。エン
■ 優良誤認表示の「通信の最適化」(間引きデータ通信)は著作権侵害&通信の秘密侵害、公正表示義務を まえがき 3年前、「通信の最適化」でついに事故が発生し、炎上したことがあった。しかし、当時はまだこの問題への世間の理解が浅く、問題提起しても、天才プログラマの清水亮から「ピュアオーディオを有難がる宗教法人と大差ない」とか「トラブルはアプリ書いた人の能力の問題」などと小馬鹿にされる始末だった。川上量生は「どこが通信の秘密なんだよ」とひたすら独り言を続けていたし、ガラケー全盛期に名を馳せたケータイジャーナリストの面々もろくに動く様子がなかった。 ハッハッ、見ろ!第1種電気通信事業がゴミのようだ!! #通信の最適化(), 2015年6月 「通信の最適化」に関する高木浩光氏の見解, 2015年7月 kadongo38氏「日本の通信事業者よりAppleやFacebook, Google の方が問題」,
万全の態勢で臨んだ「LINEモバイル」に死角はあるのか?:石野純也のMobile Eye(8月22日~9月9日)(1/3 ページ) 「思ったよりも、ずっとちゃんとしていると思いました」――これは、筆者がLINEモバイルのサービス詳細を聞いたあと、LINEのCSMO、舛田淳氏に伝えた言葉だ。舛田氏は苦笑していたが、実際、発表を聞いたプレスの反応も同様のものだった。上場企業に対して“ちゃんとしている”というのは失礼な話かもしれないが、予想以上に通信事業者としての姿勢を明確に打ち出し、ユーザーにもしっかりサービスの仕組みを説明しようとしている。これが、筆者の率直な第一印象だった。 MVNOとしての“基本”を押さえた料金ラインアップ では、何が“ちゃんとしている”のか。最初にそれを感じたのは、LINEモバイルの料金体系だ。LINEモバイルの料金プランは、データ通信の容量別に、1GB、3GB、5GB
また、ひかり電話A(エース)・安心プラン・もっと安心プランのような、無料通話を含んだプランは提供いたしません。通話料金自体はひかり電話と同額です。 IPv4アドレスは動的グローバルアドレスです IIJmioひかりで提供するIPv4アドレスは、動的グローバルアドレスです。 なお、IIJmioひかりで提供するPPPoEアカウントを使用せず、別途契約したフレッツ光対応のISPを使用することも可能です。たとえば今まで固定IPアドレスのISPサービス(IIJmio FiberAccess/SFや、他社サービス)を利用して自宅サーバを公開していた方は、そのISPサービスを継続して利用することで、従来同様固定IPアドレスで自宅サーバ公開することが可能です。 PPPoE複数セッションは利用可能です フレッツ光では複数のPPPoEセッションを使って、異なるISPに接続することができました。IIJmioひかり
乱立する格安SIM市場をドコモはどう見ているのか?――接続料から禁止行為規制の緩和までを聞く(1/2 ページ) 「格安SIM」「格安スマホ」というキーワードとともに、MVNOが急伸しているが、そのほとんどは、ドコモからネットワークを借りている。ドミナント(支配的事業者)ということもあって、どの事業者にも一律の条件で設備の貸し出しが義務付けられていたことが、その理由の1つだ。結果として、接続料が他社よりも安価に抑えられているのも、MVNO各社がドコモを選ぶ理由となっている。 もちろん、その際に、他社と比べてエリアや通信品質が大きく劣っていれば話は別だが、そこはドコモのネットワーク。さまざまな見方はあるが、少なくとも、他社より大きく劣っていることはないだろう。むしろ、きめ細やかなエリア設計などは、MVNOからの評価も高い。 こうした中、総務省は、ドコモに課せられた「禁止行為規制」を見直す方向性
Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi 解説 メール受信には90年代からAPOPプロトコルが使われてきた。これは、パスワードを生で送信せずチャレンジレスポンス方式でMD5ハッシュして送信するもので、ネットワークが盗聴されても大丈夫なものとされてきた。そのため、メール送受信にSSLを使わないのが普通という時代が続いた。 Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi 公衆Wi-Fiの普及で盗聴リスクが高まり、メール送受信にもSSLをとの機運が高まり、メールソフト側の対応も済んでいたのに、日本のISPはなかなかSSL化を進めなかった。彼らの言い分は、メールはどのみち暗号化されずに流れるし、パスワードはAPOPで保護されているというものだった。 Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi その後、電通大の研究グループによりA
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