www.hageatama.org 【追記】続編を書いたつもりが何の参考にもならないので読まなくても支障はありません。 先日、引越し先のインターネット契約で困ってたリアル友人にSNS上で細かくアドバイスしたら大変感謝されたので、今後は「まずこれ読んでおいて」と言えるような記事を書き残しておきます。 直近3年で3回引越し、プロバイダ利用4種の経験をまとめた素人記事でして、気になる点があればどんどんとフィードバックして充実させていきたいのでご指摘お願いします。 6/21(更新翌朝):光コンセントがある前提で動くのは厳しくない?と言われて、確かにそう思ったので改訂。LANケーブルについての記述追加。 6/21(夜追記): 不動産屋さんと光コラボについて追記 【主張の概要】 光コンセントが元からある物件を選べ フレッツ光回線でプロバイダをいつでも切り替えられるようにしろ IPv6 (IPv4 ov
かつてIPv4アドレスがほぼ枯渇し、IPv6についての議論が盛り上がったとき、いずれはIPv6オンリーのネットワークが主流になるという移行シナリオが多くの識者から提唱された。確かに固定の家庭向け光回線などを中心にIPv6の普及は進み、海外の主要なコンテンツプロバイダーの対応は済んでいるが、国内のコンテンツプロバイダーはまだまだIPv6対応が進んでいないのが現状だ。 こうした状況を一変させる可能性のある施策にNTTドコモが取り組んでいる。スマートフォンにIPv6アドレスだけを割り当てる「IPv6シングルスタック」の運用を2022年春に開始する。スマホ向けインターネット接続サービス「spモード」とオンライン専用プラン「ahamo」が対象となる。2021年6月29日に報道発表し、アプリケーションやコンテンツの開発者が動作確認するための試験環境を提供することも併せて発表された。 従来の「デュアルス
2020年4月からNTT東西のFTTHサービスの10Gbps対応版、「フレッツ光クロス」のサービスが開始されました。HOMENOCの堂島POPがサービスエリア内だったので早速申し込んでみました。5月末に無事開通したので気付いたことをレポートしたいと思います。 ※この記事は2020年6月現在の情報ですので契約の際には必ず最新の情報をご自身でご確認ください。 1. サービスエリア 2020年6月時点でのサービスエリアは非常に少なく、東日本では東京都の一部地域のみが、西日本では大阪府大阪市と愛知県名古屋市の一部地域のみが対象になっています。意外だったのが東京都は都心部(いわゆる山手線内)を外して、外周部の特別区や調布市や三鷹市がサービスエリアとしてスタートしたこと。最初は法人需要より家庭向けの需要が多いと見込んで住宅地の多いエリアからスタートしたのでしょうか…。 提供エリア | フレッツ 光クロ
会社でフルリモート体制が築かれるにつれ、各スタッフの自宅の回線などについての相談を受けることが増えてきました。ということで、筆者 sorah の見解として 2020 年の NTT フレッツ光網について、主に通信速度や輻輳についての問題を理解するための背景と仕組みを説明しようと思います。 理解が間違っていたら教えてください。なるべく総務省や NTT の資料からソースを集めてきた上で説明していますが、出典不明の情報も混ざっているかもしれません。できるだけ具体的な出典を文単位で示していますが、複数の資料に渡る複雑なトピックに関しては文末に纏める形になっています。 技術的な意味での細かい解説よりも複雑な事情や背景の説明が中心です。フレッツ光とか NGN とか IPoE とか IPv6 とか v6 プラス・アルファみたいな言葉を聞いて、なんでそんな難しいんだと思った人も多いんじゃないでしょうか。エン
back 概要: 増えつづける IPv4 の需要に対処するために提案された IPv6 は IPv4 とは互換性がなく、その代用品にはならない。 しかし人々は依然として IPv4 のサービスを必要とする。 したがってたとえ IPv6 が普及しても、その普及率が 100% になるまでは IPv4 の需要は減少しない。そのためサービスを提供する側はつねに IPv4 をサポートする必要にせまられ、IPv6 のメリットはいつまでたっても見えてこない。 結果としてインターネット全体の IPv6 の導入には予想以上の時間とコストがかかり、 普及までには長い忍耐が必要となる。 おことわり: これは Daniel J. Bernstein さん (以下 djb) による IPv6 mess (日本語訳) および ngtransメーリングリスト (IPv6 への移行に関する問題を扱っていた) での彼の発言を読
現在のインターネットの基本をなしているIPv4というプロトコルには、広く知られた大きな欠点がある。パケットのアドレスフィールドの幅が32ビットなので、ネットワークに接続可能なホスト数の上限が2³²(約43億)になってしまっているのだ。その欠点を修正するために、1990年代後半にIPv6という新たなプロトコルが設計されたのだけど、いまだにインターネットではIPv6は少数派で、主流ではいまだにIPv4が使われている。 1990年代当時は、IPv6は規格を策定すれば比較的すぐに普及するはずで、それによってインターネットが抱えているアドレス枯渇の問題が解決されるという雰囲気だったように思う。1998年にタイムトラベルして、20年たってもまだIPv4を置き換えることに成功していないと当時の人のIPv6推進者たちに教えたら、多分すごくびっくりされるだろう。一体どうしてこんなに普及が遅れてしまったのだろ
北米、及びカリブと北大西洋地域のRIR(Reigional Internet Registry)であるARIN(American Registry for Internet Numbers)のブログで、「Why is IPv6 faster? (なぜIPv6の方が速いのか)」という記事が公開されています。この記事に関連する内容は、NANOG 76で「Prisoner of IPv4(IPv4の囚人)」というタイトルで発表されています(動画58分ごろからがPrisoner of IPv4です)。 ARINの記事では、計測によるとIPv6を利用した方がIPv4よりもRTT(Round Trip Time)が短くなる傾向があるとしています。さらに、それによってWebサイトなどの表示速度が上昇することでSEOとしての効果も期待できるので、Googleによる検索エンジンでの順位が上がると書かれていま
2016年6月から、iOSアプリの審査基準としてIPv4に依存するコードの禁止が追加され、IPv6対応がiOSアプリの義務なったことからも、IPv6に関する知識が必須となったエンジニアも多いのではないかと思います(Appleの発表)。 Appleのサイトでは、IPv4アドレス在庫枯渇の発生とともに、ユーザに対してIPv6のみによるインターネット接続性を提供するNAT64(「なっとろくよん」です。ろくじゅうよんではないです。)とDNS64という技術が、エンタープライズ網や携帯電話網で採用されることが増えているとあります。 Apple Developer: Supporting IPv6 DNS64/NAT64 Networks iOSアプリ開発者は、このNAT64とDNS64環境でもアプリが正しく動作することを求められています。 Appleのサイトでは、NAT64とDNS64はOS X 10
犯人は、フレッツ光です。(ということらしいです。2014年10月現在) 最近、IPv6対応サイトが増えて来た所為か、特定のサイトだけアクセスしにくくなるケースが増えています。「GitHubは普通に繋がるのに、なんでFacebookとGoogleに繋がらないの??」ということないですか? 「天下のGoogleがそんなにしょっちゅう落ちてる訳ない!」と思いつつも、「海外サイトが繋がらないのはプロバイダのIPがBANされてるのかな...」とか、「ルータの調子が悪くなることもあるよね」とかあきらめてませんか? 対策は簡単でした。フレッツ止めるか、「IPv6を使わない」こと。 ブラウザのIPv6機能をオフにする OSレベルでIPv6の機能をオフにする のどちらか。後者の方が確実ですが、AirDropが使えないとか、Bonjourが使えないとかの問題もあるので、ケースバイケースで。(業務用ルータであれ
Docker 1.5: IPv6 support, read-only containers, stats, “named Dockerfiles” and more | Docker Blog Docker 1.5では、コンテナでIPv6をサポート。コンテナごとにIPv6を使った通信が可能になります。 また、新機能として「Read-onlyコンテナ」が登場。コンテナからファイルシステムに対する書き込みを制限することが可能になります。 Stats機能により、コンテナのステータスをリアルタイムに取得することも可能になりました。Docker 1.5ではStats API経由もしくはコマンドラインで、現在のCPU利用率、使用メモリ量、ネットワークI/O、ブロックI/Oなどをリアルタイムにモニタ可能に。コンテナ全体の状況を一目で把握するダッシュボードなども実現できるとのこと。
IETF homenetワーキンググループ co-chairのMark Townsley氏(Cisco)に対するインタビューの機会を頂けました(この記事は英語版の日本語訳です)。 homenetワーキンググループは、次世代家庭内ネットワークにおけるIPv6環境を実現する技術を議論し、標準化を行う場です。 ワーキンググループの議題として、複数のルータやサブネットを用いてIPv6によるマルチホーム環境をどのように構築すべきかに関するドキュメントの作成も含まれています。 IPv6におけるマルチホーム問題は日本においてホットトピックと言えるため、homenetでの議論は非常に興味深いものであると思います。 -- (インタビュー開始。Mark Townsley氏自己紹介から) こんにちは。私の名前はMark Townsleyです。 Ciscoに15年間勤務していますが、その前も子供のとき以来通信に関
本稿執筆現在、NTT NGN(NTTフレッツ光ネクスト)を利用してIPv6インターネット接続サービスをISPが提供するには、トンネル方式と呼ばれているIPv6 PPPoE(旧案2)と、ネイティブ方式と呼ばれているIPv6 IPoE(旧案4)の二通りがあります。 ここでは、IPv6 IPoEの仕組みを解説します。 IPv6 IPoE概要 IPv6 IPoEでは、VNE(Virtual Network Enabler)と呼ばれる事業者がNTT東西とそれぞれ契約し、他のISPに代わってIPv6インターネット接続サービスを提供します(*1)。 VNEは、IPv6ネットワークを運用しつつNTT NGNとの相互接続を行います(*2)。 IPv6インターネット接続に関しては、NTT東西とISPの間に直接的な契約が存在しないのがIPv6 IPoEの大きな特徴と言えます。 つまり、IPv6 IPoEは、VN
取材に行ってから多少時間が経過してしまったのですが、NTTフレッツ網で、いわゆる閉域網IPv6が提供された経緯に関して、NTT東日本さんに伺ってきました。 取材前には全く予想していなかったのですが、その理由としては、マルチキャストの存在が非常に大きかったようです。 以下、取材内容です。 Q: フレッツ網でユーザセグメントに対して、「外とと繋がらないIPv6」が最初に提供されたのは2004年のフレッツ・ドットネットがあり、その次がNTT西日本のフレッツ・光プレミアムだと思うのですが、それは正しいですか? 参考:NTT東日本 2003年12月18日:「FLET'S.Net(フレッツ・ドットネット)」の提供開始について フレッツ・ドットネットの提供を始めた時は、フレッツ・ドットネットに契約をすればRAがユーザセグメントに流れるというサービス仕様でした。 そういう意味では、フレッツ・ドットネットの
Akamaiが6月6日のWorld IPv6 Launchにあわせて、IPv6適応化サービス開始を発表しました。 同社IPv6適応化サービスは、顧客のためにAkamaiがIPv4→IPv6プロキシを行うようなものなので、顧客は従来通りのIPv4環境を使い続けながらIPv6対応が可能となります。 アカマイ、企業ネットワークのIPv6対応を数時間で実現 ISP、Webコンテンツ事業者、データセンター事業者などインターネットに携わる全ての企業を対象に、IPv6適応化サービスの提供を開始 これまで、同社のIPv6適応化サービスはベータ版だったので、利用可能な機能が制限されていたり、サービスを申し込める顧客も限定されていました。 今回の発表は、IPv6最適化サービスが正式サービスとして申し込めるようになったというものです。 GoogleのAAAA非表示リストも活用 今回発表されたAkamaiのIPv
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