―― 思いもよらなかった使い方やアプリとは? 田嶋氏 地方自治体の健康促進や介護施設の応用などですね。SmartBandにGPSが入っていれば、例えばシニアの方をトラッキングなどもきます。 ―― ウェアラブル端末が出た当初は、ガジェット好きな人が買うイメージがありましたけど、セグメントを広げることも重要ですね。 田嶋氏 ガジェット好きな人が買って、3カ月使って終わるというのが初期のころ。今は「ガジェットで何をするか」に行かないといけません。最初は買うけど長続きをしないというのがあるので、継続的に使っていただくユースケースやアプリをちゃんとご用意する必要があります。エンドユーザーの使い方は1つではありません。明確に用途を示さないといけませんが、我々が示すというよりは、我々とパートナーさんが示すということです。 アプリ開発の支援も積極的に行う ―― その(用途を示す)ために、どういう取り組みを
可能性は無限大、競争ではなく“共創”を――田嶋氏が語る ソニーのウェアラブル戦略:ウェアラブルEXPO スマートフォンの普及に伴い、体に装着するウェアラブル機器が世界中で多数登場している。この分野で積極的に商品を投入しているのが、ソニー/ソニーモバイルコミュニケーションズだ。ウォッチ型の「SmartWatch」やリストバンド型の「SmartBand」を発売し、グラス型の製品「SmartEyglass」「SmartEyeglass Attach!」の投入も予定している。行動履歴を記録する独自アプリ「Lifelog」も開発し、ハードとソフトを連携させた新しい楽しみ方を提案している。 通信やセンサー部分(コア)をバンドから取り外せる「SmartBand」(写真=左)。SmartBandやSmartWatch 3などとも連携し、ユーザーの行動履歴を記録して振り返られる「Lifelog」アプリ(写真
ソニーが挑んだ家庭用PCの再創造――「VAIO Tap 20」特大レビュー:いよいよ12月8日発売(1/7 ページ) 「VAIO Tap 20」は「テーブルトップPC」を名乗る新スタイルのPCだ。Windows 8の採用とともに、家庭向けPCで一体どのような新世界を見せてくれるのだろうか。 新スタイルのVAIOは“Duo”だけじゃない まったく新しい家庭向けPCを創り出すという理想は現実になったか――。 ソニーはVAIOの2012年秋冬モデルにおいて、タッチ操作に対応したPCを5つのシリーズでそろえてきた。もちろんこれは、タッチ操作に配慮した新しいユーザーインタフェース(UI)を備えたWindows 8の発売に合わせた仕様強化だ。 このうち、11.6型フルHD液晶を搭載する変形型モバイルノートPC「VAIO Duo 11」と並んで注目の新シリーズといえば、20型ワイド液晶を備えた新スタイル
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
私は「iPod」を手放せない。片道1時間半の通勤中はもちろん,自宅ではスピーカにつないでステレオ代わりに,長距離のドライブでは大容量のCDチェンジャーとして,一日何時間も私の傍らにある。これほど入れ込む理由は何か,私なりに常々考えてきた。iPodの新製品が登場したのを機に,その一端をしたためたいと思う(関連記事)。ごらんの通り,これから書く文章では,iPodをひいき目に見ている恐れが多分にある。その分,差し引いて読んでいただいた方がいいだろう。最初に種を明かせば,こうした思い入れを喚起するところにこそ,iPod人気の秘密があると考える。 iPodを購入したキッカケは,日経エレクトロニクスでiPodの開発物語の連載を始めたことだった(関連記事)。シリコンバレー支局のP記者がねばり強く交渉を続けた結果,ようやくApple社のOKが出た。記事の査読を担当することになった私は,試しに一台購入するこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く