調査会社IDCの市場調査データを元に5G前夜の2019年から2023年までの国内スマホ市場の動きを振り返る。Apple一強の市場動向はますます支配的になり、2023年には国内メーカーの退潮とGoogleの台頭が鮮明になった。 不動のApple、日本メーカーの苦戦 5G前夜の2019年からの5年で変わらないのは、Appleが依然として不動の位置を占めていることだ。スマートフォン出荷台数シェアの半数以上を占める日本での影響力は減るどころか、むしろ高まる傾向にある。総出荷数におけるAppleのシェアは2019年には46.2%を占めていたが、2022年には52%となっている。 一方で、日本メーカーの勢いの弱さも気になるところだ。低価格帯スマホを主力としていた京セラは2023年に、個人向け携帯電話事業の撤退を表明。FCNTは経営破綻した。 AppleやSamsungなどのグローバルメーカーに対して、
マクロミルは4月下旬、「パワーカップルプロファイル分析」の結果を発表した。パワーカップルとは、両者ともに高収入の共働き夫婦であることを指す。調査は20歳以上で個人収入700万円以上、世帯収入1400万円以上の既婚者177人を対象とした。 パワーカップルの平均年齢は47.7歳。共働き世帯全体(4166人)の平均と比べると3.0歳年上となる。平均世帯年収は1825万円で、共働き世帯全体の平均(838万円)よりかなり高い。平均個人年収は1139万円だった。 好きなアーティストはサザン、スピッツ パワーカップルは40~50代に多く、関東地方在住で、持ち家マンションに住む傾向がある。1か月で自由に使える金額は平均10.4万円で、共働き世帯全体(平均3.8万円)より6.6万円高い。貯蓄額も平均13.9万円と、全体(平均4.4万円)を大きく上回る。 業種は営業職(16%)やIT・通信の技術系(11%)が
やや旧聞となってしまったが、ソニーの2019年度スマートフォン販売台数が前年度から半減していたそうだ(2019年度第4四半期連結業績補足資料: PDF、Digitimes)。 5月13日にソニーが発表した2019年度第4四半期連結業績補足資料によれば、2019年度のスマートフォン販売台数は320万台。2018年度の650万台から半分以下に減少している。四半期単位でみると2018年度はすべての四半期で100万台を超えていたが、2019年度で100万台を超えたのは第3四半期(130万台)のみ。2018年度も2017年度から半減しており、2年連続の半減となる。 第4四半期(2020年第1四半期)はCOVID-19も影響したとみられるが、前年同四半期比70万台減の40万台(-64%)となっている。Digitimesによれば、過去10年間で最低だという。ただし、PlayStation 4やテレビ、デ
MMD研究所は、9月10日に「2018年8月 モバイルデバイスシェア調査」の結果を発表した。対象は15歳~69歳の男女5000人で、調査期間は7月31日~8月1日。 現在メインで利用しているモバイルデバイスは、スマートフォンが75.3%、フィーチャーフォン(ガラケー)が18.1%。OS別ではAndroidが40.1%、iPhoneが35.2%で、Androidの利用率がiPhoneの利用率を上回った。 スマートフォン利用者のOSを性年代別に見てみると、10代男性と10代~20代女性はiPhone利用率がAndroid利用率を上回り、20代~60代男性と30代~60代女性はAndroid利用率がiPhone利用率を上回る。特に10代女性はiPhone利用率が72.5%と非常に高くなった。 メインで利用しているスマートフォンのブランドは「Apple」が46.7%、「ソニーモバイル」が14.9%
ソニー,720p&立体視対応ヘッドマウントディスプレイの新型「HMZ-T2」を国内発表。さっそく使ってみた 編集部:aueki 編集部:佐々山薫郁 2012年9月11日13:00,ソニーは,ヘッドマウントディスプレイの新製品「HMZ-T2」を発表した。10月13日発売予定で,予想実売価格は7万円前後だ。先にSony Europeから欧州市場に向けて発表済みだが,今回,国内でも正式にアナウンスされたことになる。 HMZ-T2 一口にヘッドマウントディスプレイといっても,外界を見ながら情報を付加表示するタイプと,視界を閉ざして映像を表示する没入タイプの2種類があるが,2011年11月11日に発売されたソニーのヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」は,ゲームとの相性で優れる没入タイプにおける,久々の大型製品だった。 有機ELパネルによる鮮明な画面,720p対応という(民生用のヘッドマウントデ
もう一週間も前のことになるが、今回のゴールデンウィークは、いろいろなニュースが流れてきた。特に一番印象的だったのは、夜中に私のTwitterに飛び込んできたCNETのこちらのニュース。分かっていたこととはいえ、今更グラフでちゃんと見せられると結構ショックだった。 Apple, Samsung put hammerlock on smartphone profits-CNET (2012/5/4) 携帯電話市場における「プロフィットプール」つまりその業界の企業が出している利益全体を、誰がどのように分け合っているのか。Asymco社が算出した結果、2011年第四四半期において、アップルが全体の73%、サムスンが26%、台湾のHTCが1%を取っているという報告がされたという。 そのニュースに掲載されていた、2007年からの業界のプロフィットプールのシェア変遷を描いたグラフがこちらである。 このプ
連日のソニーグループを狙ったハッキング事件だけで100万件以上のパスワードが漏えいしているので、そのハッシュ化されてたり、されてなかったりするパスワードの分析や解析などを誰かやるだろうなァと思っていたら公開されていました。 Troy Hunt: A brief Sony password analysis 以下の観点について分析がなされています。 長さ 文字空間(文字の種類) 乱数 一意性 この中で興味深かったのは、パスワード再利用(Password reuse)についてでした。 ソニーグループの異なるデータベースで、同じメールアドレスの場合、同一アカウントと見なして、その2000アカウントでパスワードが異なるかどうかを調べた物です。 その結果、92%がパスワードを使い回しているという結果が出ています。私の想像よりも多いですね。 ソニーとGawkerで比較した場合でも67%が使い回しだと判
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く