タグ

bookと医療に関するraimon49のブックマーク (7)

  • 『分水嶺』専門家たちの葛藤を描いた傑作ノンフィクション - HONZ

    何か不測の事態を前にすると、読みの習性でついに手が伸びてしまう。 中国・武漢で発生した原因不明の肺炎に世間が注目し始めた頃、読み直さねばと書棚からひっぱり出したのは、『パンデミックとたたかう』というだった。 このは、SF作家の瀬名秀明氏が東北大学医学系研究科教授(当時)の押谷仁氏と新型インフルエンザについて議論を交わしたものだ。2009年に出ただが、押谷氏の発言に教えられるところが多く、その名が強く印象に残っていた。 付箋を貼っていたところをいくつか抜き出してみる。 「感染症の危機管理の基は、わからないなかで決断をしなくてはいけないことです。その最終的な判断は、やはり政治家がすべきだと私は思います」 「ウイルス性肺炎は、現代の医療現場でも、治療するのが非常に厳しい肺炎です」 「重症者が多発した場合の治療の課題は、医療体制の問題として、日はICUのベッドや人工呼吸器が限られてい

    『分水嶺』専門家たちの葛藤を描いた傑作ノンフィクション - HONZ
  • パンデミックを予見した漫画家が驚くほどのリアルさを実現できた理由(朱戸 アオ,佐倉 統)

    新型コロナウイルスによるパンデミックが格化しはじめた2020年春、1つの漫画作品に大きな注目が集まりました。 朱戸アオさんの『リウーを待ちながら』です。ある地方都市で起こった感染症のアウトブレイクと闘う医師たちの物語は、あたかもコロナ禍を予言したかのようなリアルさで、多くの読者に驚愕をもって迎えられました。 先ごろ『科学とはなにか』を上梓した佐倉統さんもその一人。 驚くほどの正確さで非常事態を予見した作品はいかに描かれたのか。フィクションとサイエンスを結ぶ接点を探るスリリングな対談が実現しました! (構成/中川隆夫) 「科学を描く」漫画の強み 佐倉 昨年、新型コロナウイルス禍が広まりつつあった時期に、カミュの『ペスト』など、感染症関連の書評エッセイのために探しているなかで、朱戸さんの『リウーを待ちながら』を手に取りました。 感染症で封鎖された街を舞台に、人々が危機を生き抜く物語ですが

    パンデミックを予見した漫画家が驚くほどのリアルさを実現できた理由(朱戸 アオ,佐倉 統)
    raimon49
    raimon49 2021/02/09
    『リウーを待ちながら』作者が語る、フィクションの強さや総合芸術としての漫画の持つ表現力、大学の図書館から排除されるくらいのポジションがちょうどいいといった話など。いい記事。
  • 【COVID-19】今必要なリスク・コミュニケーションとは:『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』ほか

    5月4日、緊急事態宣言が延長された。COVID-19の感染爆発を抑えるためには社会全体の行動変容が必要だ。そして行動変容を促すためには適切なメッセージを社会に届ける必要がある。特に感染症といった社会的危機に際しては、通常時のコミュニケーションとは異なる「リスク・コミュニケーション」が必要になる。リスク・コミュニケーションの目的は「社会全体のリスクを下げること」である。そのためには人々がどのようにメッセージを受け止めるのか、行動を変えてもらうためのメッセージの出し方はどのようなものかといった知識・洞察が必要だ。 現在の政府のCOVID-19のリスク・コミュニケーションはうまく行っているのか 結論から言えば、現在の政府のリスク・コミュニケーションのやり方はまずい。これは私が個人的に思っている印象ではなく、公衆衛生分野のリスク・コミュニケーションの専門家の指摘である。

    【COVID-19】今必要なリスク・コミュニケーションとは:『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』ほか
  • 家族がガンになって知ったこと - 1.0.2.4 blog

    自分が経験したことを残すことで、同じ状況になった人に少しでも参考になればと思い、いつかこのテーマで書こうと思っていました。でも、少し仕事がバタバタしたりで、頭の片隅に「書かないと」という思いはありつつも、今日まで画面に向かうことができませんでした。 なぜ今書こうと思ったかというと、理由は2つ。1つは、今日、母の検査結果が出て、ほぼ根治と認められたから。もう1つは、先日、まだ20代前半の後輩にガンが見つかったから。後者が「書かないと」という思いを強くさせ、前者のこのタイミングで書くことにしました。 経緯 経緯としては、2010年に、自分の母親に大腸ガンが肝臓と肺に転移した状態(ステージ4)で見つかり、手術と抗ガン剤治療を続けてきた、という話です。途中までの経緯はこちらを見てください。 ご報告その1_母について - 1.0.2.4 blog その後の経緯 上記の時点では、大腸ガンは取り除き、抗

    家族がガンになって知ったこと - 1.0.2.4 blog
    raimon49
    raimon49 2013/03/27
    生存率 食事
  • 死ぬときに後悔すること25 「死から生を考える」素養を磨く - Thoughts and Notes from CA

    『死ぬときに後悔すること25 -1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた』を読んだので書評を。 死ぬときに後悔すること25 作者: 大津秀一出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2009/05メディア: ハードカバー購入: 28人 クリック: 385回この商品を含むブログ (76件) を見る書の筆者の大津秀一さんは緩和医療医。癌の末期患者のような余命が数週間というような方の心身の苦痛を取り除く仕事をされており、サブタイトルにあるように1000人以上の方の死を見届けたという。われわれ一般人は人の死に接する機会は非常に限られているため、死をむかえる人がどのようなことを考えるのかを想像することは難しいが、いまわの際に接するのが仕事である筆者は、人がその人生を終えるシーンに立ち会うことが非常に多い。その常人ではできない経験を積み重ねた筆者の視点からみるに、多くの人がその時をむかえる際

    死ぬときに後悔すること25 「死から生を考える」素養を磨く - Thoughts and Notes from CA
  • 痛いテレビ: 日本より悲惨なアメリカの産科医

    ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112) 日の産科医はひどい目にあっていると思っていたけど、アメリカの産科医はもっとひどい目にあっているようだ。 「ルポ貧困大国アメリカ」によると、アメリカの産科医は収入の半分が損害賠償保険の費用で消えることも珍しくない。 リスクの高いERや産婦人科の医師の中には、年間5万ドルだった保険料が22万ドル(2200万円!)に値上げされて廃業したケースも。 産科クリニックを廃業したハリソン・ホワイトは「ただでさえ人工中絶を行う産科医は中絶反対運動家に殺害されるリスクまであるんですよ。その上保険会社からの請求書に、訴訟の恐怖、製薬会社からの圧力と、産科医になることにはデメリットが多すぎるんです」ドラマのERでも、妊婦が死んでグリーン先生が訴えられて大変な目にあってた。 これNHKで放送してたんだけど、NHKは覚えてないんだろうか。 「1977年以降、

    raimon49
    raimon49 2008/10/24
    産科医が損害賠償保険に莫大な掛け金を支払っている。さすが訴訟大国。
  • 発生は時間の問題、「21世紀のペスト」 / SAFETY JAPAN [書評] / 日経BP社

    「H5N1型ウイルス襲来」 岡田晴恵著 角川SSC新書 角川SSコミュニケーションズ 2007年11月発行 756円(税込み) インフルエンザを「高い熱が出る風邪の一種」と思っている人は多いだろう。「確かにかかると大変だ。数日間は高熱に呻吟(しんぎん)することになるし、体の節々が痛くてたまらなくなる。が、命にかかわるような病気ではない。毎年冬になると流行するが、運が悪ければかかる程度の病気だろう。春になればいつのまにか消えているものだ」―― そんな風に思っているのではないか。 そもそもインフルエンザワクチンは任意接種だし、効かないという話だってあるではないか。身近にもワクチン接種を受けたのにインフルエンザにかかった人がいるという人も少なからずいるはずである。 ここ数年、「鳥インフルエンザ」という言葉がメディアをにぎわせている。鳥インフルエンザというからには、鳥がかか

    raimon49
    raimon49 2008/02/22
    >すべてをきっぱりと思い捨てて、まずは生き残ることに専念する必要がある。 / 2ヶ月間家から出ないで済む食料の備蓄かぁ。1人暮らしには厳しいな。
  • 1