記念すべき200巻目は「ラダック」、どこにあるか知ってる? 世界の入門書「エリア・スタディーズ」 創業者の思いとは 世界の国・地域の入門書として、明石書店(東京)が刊行する「エリア・スタディーズ」が今月下旬、節目の200巻を迎える。掲げたモットーは「ガイド本より深く、専門書より浅く」。小国や都市も含め、歴史や政治経済、文化、宗教などにも焦点を当て、積み上げた巻数は国連加盟国(193カ国)を超えた。シリーズに託す思いとは。社長の大江道雅さん(58)に聞いた。(西田直晃)
2024年1月に刊行予定となっていたKADOKAWAの本が出版中止となりました。詳細は各自SNSなどで追っていただければおおよそのことはわかるので省略しますが、KADOKAWAの声明文はまあなんというか、なにが問題とされているのかわかってないよね、というものでした。ただ、それについてもこの記事では主題とはせずに、あくまでも話のとっかかりとしてのみ言及し、もう少し大きく出版業界という括りにおけるヘイト本と反差別について考えておこうと思います。 あくまでもこの記事は「出版業界」という環境内での話なので、もっと本質的なところ、つまり反差別とはなんなのか的な観点からは「甘い」記述になるところもあると思います。 ①なぜ今回の本は出版中止にできたのか 今回の件で「なぜこれは出版中止にできたのか(いままでたくさん出されてきた別のマイノリティへのヘイト本は野放しだったのに)」といった声がよく見られました。
紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに オバマの希望からハランベの死まで 第一章 リーダー不在のデジタル反革命 第二章 逸脱のオンライン・ポリティクス 第三章 オルタナ右翼のグラムシ主義者たち 第四章 ブキャナンからヤノプルスまでの保守文化戦争 第五章 「Tumblr」からキャンパス・ウォーズへ:美徳のオンライン経済における希少性の作り方 第六章 「男性圏」を覗いてみると 第七章 よくいる女、リア充、マスゴミ 結論 「ネタだよ」と言われてももう笑えない 評価(評者・田楽心) お知らせ ★その1 サイト運営者の一人、青野浩の翻訳書が出ます。 ★その2 友人が最近本を出したので、よろしくお願いします。 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 2016年のトランプ当選を受けて、アメリカ人の多くが、2008年のオバマ当選時との「不可解なギャップ」に首を
経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中(世界)はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計(デザイン)していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から「いまをいかに生きるか」を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊『幸福の「資本」論 あたなの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』好評発売中! 「幸福な人生」を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資本。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!(1,650円 税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【DIAMOND PREMIU
報道の通り、「週刊文春」編集部は、4月1日、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長名で、「週刊文春」4月8日号及び3月31日配信「文春オンライン」が報じた開会式の演出案を巡る記事について抗議と雑誌の発売中止と回収などの要求を受けました。 組織委員会が対象としているのは、「週刊文春」4月8日号の記事「白鵬、海老蔵、後援者...森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト”」(本件記事)、及び3月31日に文春オンラインに「スクープ速報」として配信した「『AKIRA』主人公のバイクが...渡辺直美も絶賛した「MIKIKO チーム開会式案」の全貌」(本件ネット記事)の2つです。 組織委員会の要求は以下の通りです。 1.本件記事が掲載されている週刊文春4月8日号を直ちに回収し、今後の販売を中止すること 2. 本件ネット記事を直ちに削除すること 3. 保有している内部資料を直ち
森喜朗元首相の女性蔑視の価値観・言動が問題視され、五輪組織委の会長辞任のニュースが流れている時に、たまたま森功『同和と銀行』を読んでいた。森喜朗はこれに近いと考えると分かりやすいのかもしれない、とふと思った。 20年前に数々の舌禍で内閣支持率7%で退陣したのに、再び公的な要職に就けるのは何なんだろう。再びその言動が批判されても、理事会からは退任させられることもなく、「余人をもって代えがたい」と擁護される。 普通に考えれば「余人」は絶対にいる。もっと若くて能力が高く、価値観や言動もふさわしい人物は確実に存在する。本人の意思による辞任ではなく、理事会が解任することで「この組織の価値観ではない」と示した方が良いだろうと思える。しかし周囲は森喜朗を高く評価して固執しているように見える。そのズレがどうして生じるのか、と不思議な気持ちになっていた。 「調整力」「影響力」「人脈」などが評価されるのだとし
米「ヴォーグ」2月号のカマラ・ハリスの表紙は、彼女の人柄にふさわしいのか、それとも人種差別なのか。現地時間10日に、この表紙がネットでお目見えして以来、アメリカではさまざまな意見が飛び交っている。 問題の写真は、ダークブラウンのジャケットと黒のスキニーなパンツ、素足にコンバースのスニーカーという服装のハリスが立っているというもの。背景には、彼女の出身校であるハワード大学の女子学生社交クラブのカラーを意識して、グリーンの上にピンクの布がかけられている。必ずしも悪い写真とは言えないが、このピンクの布はぐちゃぐちゃだし、ハリスもとてもリラックスしていて、本番の写真というより、テストの一枚みたいに見えるのである。 「ヴォーグ」の表紙といえば、たっぷりお金をかけて照明から背景からすべてを作り込み、モデルとなる人にトップクラスのデザイナーのドレスを着させ、撮影後も加工を加えて、やや現実離れした、美しい
日本中のクライアントが「自分たちもよその会社の若い人を殺してしまうことがあるかもしれない」と思えるかどうかだ。
コミケの受難とひとつの"うわさ" 世界最大規模の同人誌即売会、コミックマーケット(通称コミケ)が今夏も開催されました。92回目を迎えた今回は、3日の開催期間中にのべ3万2千のサークル(団体)が参加、50万人が来場し、会場の東京ビッグサイトは大盛況でした。 現在、第一線で活躍する漫画家・小説家の中にも、コミケで同人活動していた作家は多く、まさにクリエイターのゆりかごのような存在と言えるでしょう。 そんなコミケにも、受難の時代がありました。1988年から1989年にかけて日本を騒がせた幼女連続誘拐殺人事件で宮崎勤元死刑囚(2008年執行)が1989年に逮捕され、元死刑囚が収集していた本やビデオが山積みの部屋が報じられると、宮崎の"オタク"という属性に世間の注目が集まりました。そして、宮崎が過去にコミケにサークル参加していたため、報道直後に開かれたコミックマーケット36には、メディアが取材に殺到
2012年05月31日09:00 カテゴリ書評/画評/品評Love 違いと差の違い - 書評 - だからこそできること 出版社より献本御礼。 だからこそできること 武田双雲 x 乙武洋匡 やっと得心した。 「みんなちがって、みんないい」を。 なんだ。簡単なことじゃないか。 本書「だからこそできること」と「五体不満足」の違いは何か。 共著であるということである。 ほとんど差がなくて、しかし決定的な違い。 この違いのおかげで、理性では即座に理解したのに、感性では納得しきれなかった「みんなちがって、みんないい」が心に収まった。 その前に、まずは「五体不満足は不便だけど不幸じゃない」という乙武の主張を検証してみよう。あまりに立派な台詞ゆえ、これは著者の本心ではなく強がりなのではないかという疑念を読者は払拭できなかったのではないか。 特に、このような場合は Amazon.co.jp: カスタマーレビ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く