人間を守る読書 (文春新書) 作者: 四方田犬彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/09/21メディア: 新書 クリック: 16回この商品を含むブログ (27件) を見るいちじるしい矛盾を孕んだ書物である。この本を読めば『ロリータ』はやっぱ若島正の新訳で再読しなきゃ、だの、『春の雪』ってそんな話だったっけ、確認しなきゃ、だの、うわ、「ヨナ書」はちゃんと読まなきゃ、だのといった気持ちにさせられる。しかし著者自身が「本を読むさいにもっとも悪い読み方とは、勉強のために、仕事のために読むこと」、「本を読むさいに理想的な読み方とは、勉強とも仕事とも無関係に読むこと」としているのだ。だったらどうすればいいのだ。 なお四方田犬彦は「わたしにとって読書とは、責任を欠いた、つまり換言すればいつ放り出してもいい快楽でなければなら」ないので、登場人物の性格や細かい伏線をきちんと記憶していないと読み進
大槻真希の唄と考えたら真しかティンと来なかった テラカッコヨス! ワンピースの第一期←間違い 二期EDです。指摘ありがとう 伊織ごめんよお・・・ 動画ステ6からお借りしましたありがとうです マイリストmylist/1972491
早いところではもう大学院修士課程の学生の就職活動(就活)が始まっているそうです。最も早い製薬系では9月から採用活動が始まるとのことですが、もちろんこれは来年の春に卒業する人に対するものではなく、再来年春に卒業予定の大学院生の話です。首都圏から遠く、比較的スタートが遅いと言われている我が大学でも、ほとんどの学生が年内には就活を開始します。 ちょっと前までは、年明けに活動を開始する学生も珍しくなかったのですが、年々早まってきており、12月11月と手前に繰り上がってきて、最近は10月に動き始める学生も珍しくありません。もちろん採用側が9月に開始すれば、学生も9月に動き出すのは当然と言えましょう。 修士の1年生が入学したのは、この春です。日本の大学では、4年生の卒業研究を行った研究室でそのまま大学院に進学して研究テーマも継続するというケースが多いので、その場合ならば、研究を始めてから1年半くらいで
フリーターの告発「『丸山眞男』をひっぱたきたい」をめぐって始まった議論は延々と続き、コメントも3つの記事の合計で400を超えた。なぜ「就職氷河期」が起こり、10年以上も続いたのか、こういう状況をどうすれば是正できるのか、についていろいろな意見が出たが、ここで私なりの感想をまとめておく。 まず「格差が拡大したのは小泉政権の市場原理主義のせいだ」という俗説は、まったく誤りである。正社員の求人は、1991年の150万人をピークとして翌年から激減し、95年には退職とプラスマイナスゼロになっている。その原因がバブル崩壊による長期不況であることは明らかだ。 したがって福田首相のいう「現在の格差は構造改革の影の部分」だから、改革の手をゆるめようという政策も誤りである。むしろ「景気対策」と称して行なわれた90年代の公共事業のバラマキが生産性を低下させ、かえって雇用環境を悪化させた疑いが強い。したがって
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります たとえば「2 つ以上の医療機関を受診した場合、それぞれの医療機関への 診療報酬の分配は、患者さん自身が決定できる」なんてルールを現行法に 付け加えてしまえばいいのだと思う。 対価の行為随伴性 患者さんを投げてよこす近所の先生がいる。 昼過ぎにきた患者さんに、いろんな検査を全部出して、 下手すると2週間分の処方もつけて、その上で「今一つ自信ないんで、 問題ないことを証明してあげて下さい」なんて、夕方時間外になってブン投げてよこす。 責任丸投げ。診療報酬総取り。自分たちが請求できるのは、せいぜい初診料ぐらい。 多かれ少なかれ、ある程度の規模がある病院に勤めている医師は、たぶん こんな理不尽さに涙したことがあるはず。もちろん開業の先生がたには 相応
以下の話題に関連して 『忙しい人』と『仕事ができる人』の20の違い http://d.hatena.ne.jp/favre21/20070927 [二人の部長〜親分部長と暇部長〜] 今から11年ほど前、矢野がまだある会社の新入社員だった頃、二人の異なったタイプの部長を見る機会がありました。 一人は、確かに部下には厳しいが、一度仕事を遂行する段になると他部署を怒鳴りつけてでも部下の仕事を助けてくれる親分肌(以下、「親分部長」)。 もう一人は、小柄で物静か、でも普段は席に座っているだけで暇そうな部長(以下、「暇部長」)。 新入社員としてその会社に入った時に感じたのは「親分部長は何て素晴らしいんだ!」でした。反対に「暇部長は何をやっているのか分からないし、頼りない」と思いました。 しかし、社内のほかの部署での二人の部長の評判を聞くと、どうも「暇部長」の方が評価が高いらしいという「不思議な話」が分
骨を埋めます なんだこれ。 私もこれまで地方都市にしか住んだことがないけれど、こんなシチュはお目にかかったことないなあ。 ただ、それは私がド庶民だからかもしれません。「Kさん」がコネで「地元の最有力企業」に「確実」に入社できるところを見ると、かなりの名士の家柄なのでしょう。一般地方人じゃ絶対ムリ。 となると、これは田舎の問題なのか?という気がしてきます。それもないとはいえませんが、例えば東京の由緒ある家柄の子女が突如関東圏以外に永住の決意を固めたとして、似たような事態が起こらないのかな? とはいえ、これがいわゆる「世間」の問題であることは間違いありません。 「世間」といいましたが、実際のところ、この概念には二つの貌があります。 1.幻想共同体としての「世間」 2.生活共同体としての「世間」 例えばこちらでessaさんは「世間」ヘイトをぶちまけているわけですが、ここで批判されている「世間」は
ニコニコ動画が公開されてまだ1年にもならないが、その会員数は既に300万人を超えたという。 そのいきおいはとどまるところを知らず、おそらくまだまだ成長して行くものと思われる。著作権問題など懸案事項は少なくないものの、まず大成功といっていいだろう。 しかし、ひとの価値観はそれぞれ、そんなニコニコに嫌悪感を示すひともいる。そういうひとがしばしばその理由に挙げるのが、コメントの質の低さだ。 たしかに動画にコメントを付けられる機能はおもしろいと思うよ。でも、そのコメントってほんとに低レベルなものがほとんどじゃね? こういうひとに対しては、ぼくは声を大にしていいたい。何だと! その通りだぞ、と。じっさい、ニコニコ動画のコメントの品質はそれほど高くない。むしろはっきりと低い。 いろいろな技術を用いてコメントを美術的に装飾する「職人」や、詳細に作品を解説してくれる「通」がいることはたしかだが、そんなひと
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