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2008年3月1日のブックマーク (6件)

  • 五十嵐仁さんへの応答 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    私がブログ上で何回か批判した政治学者の五十嵐仁さんが、ご自分のブログ上で反論を書かれています。 http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2008-02-28 論に入る前に、五十嵐さんが極めて冷静かつ温厚な態度で反論されていることに敬意を表したいと思います。そんなことは当たり前と言えば当たり前なのですが、自分の書いたことが批判されると逆上して、議論の中身はどこへやら、もっぱら人格攻撃と罵倒、さらには人格攻撃ですらない属性攻撃に終始するといった香ばしい方々もいらっしゃることですから。五十嵐さんの対応はたいへん真っ当で、真正面から私の批判に対して事実を摘示する形で反論されています。 五十嵐さんは、 >「市場主義的な構造改革路線を政策の中心に置いて走り出したのは、細川、羽田、そして何より村山といった非自民党首班内閣の時代であったこと」を隠すつもりは全くないということです

    五十嵐仁さんへの応答 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    rajendra
    rajendra 2008/03/01
    これをしばしば忘れがち。>政治的にかっこいい議論を追求することが、確かに批判されるべき面を有するがそれなりに有用なシステムに対して、想定以上の破壊的効果を及ぼすことがあり得るというパラドックス
  • [書評]不謹慎な経済学(田中秀臣): 極東ブログ

    講談社BIZというブランドから、二、三時間で読める軽いタッチの執筆と編集で作成されているし、実際さらりと読めたのだが、書「不謹慎な経済学(田中秀臣)」(参照)の読後には少し微妙な思いが残った。しいていうと、「もったいない」という感じだろうか。私が書の編集に関わっていたら、もっとばっさり切り刻んで一時間で読めるにして、もっと裾野の広い読者へ読ませたいと夢想した。 が、そうすることで田中がためらいながらしか述べることができない重要な部分(湛山の理念など)もまた切り落とされるだろう。どちらがいいのかわからないなと戸惑っていると、明快!教えてダンコーガイ!ではないが、ブログ404 Blog Not Found「不謹慎が不徹底」(参照)に通勤特快高尾行き的な書評が上がっていた。 目次を見ての通り、書では多彩な話題が取り上げられている。いや、多彩すぎるのだ。そのおかげでどこに焦点が当たっている

  • 目新しさのアピールは「技術」ではない? - 敷居の部屋

    ニコマス動画における「高い技術」とは? こないだの記事へのcocoonPの気合の入った言及記事が上がってきたので、さっそく反応します。最初コメント欄に返答しようかと思ったのだけど、思いの他長くなってしまいまして。 というか僕のような見る専とは違ってcocoonPは作るほうの人ですから、この記事への反応は遅くてもいいしスルーされても気にしませんので、気楽に読んでくださいな。 僕がなんだかんだ偉そうなこと言っても、この業界何かを作り出してる人が一番偉いのです。 ただ、敷居さんが言及している魔汁Pの発言は、ただの謙遜でしょう。あの動画はsitaPの編曲や、こんにゃくP、わかむらPの止め絵だけがすばらしいのではありません。 ↑あの動画 あいや、あの魔汁Pの動画の素晴らしいところが編曲と止め絵だけだとは僕も思ってませんよ。地味な編集の妙については確かに上手く伝えるのは難しいですが、僕もたいがい大量に

    rajendra
    rajendra 2008/03/01
    芸術やスポーツも含め、あらゆる分野における「批評」論とそっくりな道筋を辿っているな。
  • 本田由紀『「家庭教育」の隘路』(勁草書房) - shinichiroinaba's blog

    「家庭教育」の隘路―子育てに強迫される母親たち 作者: 田由紀出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/02/25メディア: 単行購入: 7人 クリック: 82回この商品を含むブログ (30件) を見る 店頭で少し立ち読み。 書は若年労働市場研究と前後して進めてられていた、ワーキングマザー研究のまとめである。既に共同報告書が刊行されており、前作『多元化する能力と日社会』でもその分析が紹介されていたが、ここで改めて議論をまとめ直している。 子を持つ親としてまったく他人事ではないネタであり、データとその分析自体大変に有意義だと思うのだが、ことに興味深いのは、あとがきでの田の述懐である。 前著が大佛次郎論壇賞奨励賞を受けた際の講評を読み、「あちゃー」と頭を抱えたのはぼくだけではないはずだ。端的には以下の橘木俊詔のコメント: これまでは学力、つまりメリトクラシーの下で人の能力が判断

    本田由紀『「家庭教育」の隘路』(勁草書房) - shinichiroinaba's blog
    rajendra
    rajendra 2008/03/01
    「もっと配慮する」ことがその人にとってもメリットになる理路を示さないと、結局広がらないんだよね。
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    rajendra
    rajendra 2008/03/01
    社会通念の変化なんて遅々たるものだから、当面の目標は雇用実績向上でもいいかなあ。実績の内実を見る意識さえ保ち続けるなら。
  • 鼓腹撃壌な世の中ならいい、のではあるけど。 - 殿下執務室2.0 β1

    ◆転居することの大きな負担と千早お誕生日おめでとう@有村悠氏 んー、何かどうも読んでてげんなりとしてしまう面もある。 確かに、転居におけるリスクが相応に存在するのは事実だろう。しかし、どうもこの論調自体が「流動性の拒絶」みたいなニュアンスに受け止められる面はあるんだよなぁ、と。要するに、「何かリスクテイクしてまで幸福になる方法を模索しなければならない状況こそが、不幸である」とするパラダイムというか、鼓腹撃壌至上主義というか。それはつまり、「流動」を選択しないことが「幸福」に繋がる、という考え方であるようにも。 一方で、若干視点を変えると現代の日の問題として、自分の中で「日人に根強い『流動性の拒絶』が、現代においてある種のミスマッチを引き起こしていること」に関しての問題意識とかはあって、例えば雇用流動性を下げる終身雇用システムが新卒至上主義を産んでロスジェネを苦しめてる、なんてのはその典

    rajendra
    rajendra 2008/03/01
    リスクテイクせざるを得ないことは受け入れていても、リスクテイクせずに逃げ切った感のある上の世代を見て、ロスジェネは忸怩たる思いを抱えているのだよなあ。切ない。