遺体切断、法廷で検察再現 3時間半、号泣の遺族退廷2009年1月14日22時10分印刷ソーシャルブックマーク 東京都江東区のマンションで昨年4月、会社員女性(当時23)を殺害したとして殺人などの罪に問われた星島貴徳被告(34)の集中審理が14日、開かれた。検察側の被告人質問で、遺体がバラバラにされる様子を再現した画像が法廷で映し出され、傍聴中の遺族が号泣して退廷する一幕があった。 5月に始まる裁判員制度を控え、検察側が意識する「目で見て分かりやすい審理」の一環だが、こうした手法が遺族や裁判員に与える心理的な影響にどう配慮するのか、課題が示されたといえる。 マネキンの右足の赤黒い切断面がディスプレーに映し出された瞬間、傍聴していた遺族の女性が悲鳴を上げて泣き出し、裁判所職員に抱きかかえられるように退廷した。検察側は、被告が描いた絵も使い、遺体を切り離していった方法や順序、感触などを約3時間半