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ブックマーク / lessor.hatenablog.com (63)

  • 江戸川区の「おやつ」の話を覚えていますか? - 泣きやむまで 泣くといい

    もう2年ほど前のことになるが、少し多くの人に読まれた記事を書いた。江戸川区の学童保育における「おやつ」の話である。 「おやつ廃止」はもうちょっと複雑な話 http://d.hatena.ne.jp/lessor/20130227/1361989441 江戸川区の異様な「便宜供与」について http://d.hatena.ne.jp/lessor/20130306/1362568023 新たな動きがあったのだが、まずは振り返ってみよう。 学童保育所では「おやつ」を出すのが一般的だった。ところが、江戸川区では保護者の就労を伴わなくとも使える「放課後子ども教室」と学童保育所の一体的な運営がはじまり、それを機に「補(おやつ)」を廃止してしまった。学童は社会福祉事業であるのに対し、放課後子ども教室は一般に教育行政が受け持つのだが、自治体によってはどちらも同じ課が管轄していることがある。 学童保育に

    江戸川区の「おやつ」の話を覚えていますか? - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2015/04/09
    こういう状況で嫌なら出て行け論を適用するのは好ましくないので、国の指示が自治体の振る舞いを掣肘するものであって欲しい。
  • 衆院選マニフェスト比較2014(障害者分野) - 泣きやむまで 泣くといい

    当ブログで選挙時恒例になっている「障害者分野限定」マニフェスト比較。なんとなくやらなければいけない責任を感じて、今回もまとめてみました。もちろん景気だって、安全保障だって障害者とは関連するわけで、「障害」という言葉が使われているところを抜き出した範囲での比較であることをご了承ください。 政党間での比較以上に「過去のマニフェスト」との比較をすると、「いま」障害者が置かれている状況がよく感じられる内容になっていると思います(ついでに言うと、各政党の盛衰も)。なお、過去のマニフェスト比較は以下を参照してください。 参院選2013 衆院選2012 参院選2010 では、解散前の議席数の順番に。少しだけコメントをつけておきます。 自民党 http://jimin.ncss.nifty.com/2014/political_promise/sen_shu47_important.pdf <出産・子育て

    衆院選マニフェスト比較2014(障害者分野) - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2014/11/30
    "現存する問題をわかっていなくても「差別解消法を推進します」と言っておけば済むと思っているように見えてしまうのですが、これから選挙のたびに多くの政党がこのような書き方をしていくのでしょうか。"
  • 「ちょうどいい責任」だけを背負えない社会で - 泣きやむまで 泣くといい

    自閉症連続体の時代 作者: 立岩真也出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/08/26メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 一読した後に「自分にとってはそれほどインパクトのある内容ではない」と思ったのだが、いくつかのニュースと世間の反応を見て、やはり意義があるなのだと思いなおした。けっこう時間が経ってしまったのでタイムリーとは言えないけれど、書き留めておきたい。 もう数週間前のことになるだろうか。視覚障害をもつ高校生が白杖につまづいた中年男性に蹴られる事件が起きた。世間の反応は「なんてひどいことを」であった。少しして「蹴られる方にも非がある」という声があがりはじめた。すぐにそのような声に対する批判もまた巻き起こった。 そこに、どうやら犯人がわかった、という報道がなされる。知的障害の男性だったと言う。そして、その後の報道はあまりなされなくなったような印象もある

    「ちょうどいい責任」だけを背負えない社会で - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2014/09/30
    "人々がそれまで生きてきた中で、自分自身について「適切な範囲」で責任をとらされてこなかった、そもそも責任の適切な範囲を証明できてこなかったことに対して抱いているもどかしさや諦念の裏返しなのかも"
  • 生きづらさを「程度の問題」として捉えること - 泣きやむまで 泣くといい

    別のについて何か書こうと思っていたのだけれど、さっき風呂の中で一気に読んだコミックエッセイに考えさせられたので、そちらを。良いマンガだった。 今日もかるく絶望しています。 落ち込みがちガールの日常コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ) 作者: 伊東素晴出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー発売日: 2014/01/17メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る 書店で表紙や帯などを目にした限り、ああ社会の中で生きていくのが苦手なタイプの人の話なのだろう、と思ったのだ。個人的に心をつかまれたのは帯に描かれた「疑心暗鬼がデフォルトです」というコマだった。「この人どうしてこんなに楽しそうに喋ってくれてるんだろう……内心私と話しててもつまんないって思ってたらどうしよう」。 「相手から自分はどう思われているか」について深く考えすぎる。それも悪

    生きづらさを「程度の問題」として捉えること - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2014/02/22
    "きっと不要な「ラベリング」として嫌われるのではないか。人とうまくコミュニケーションをとって生活を送れないことを「障害」と呼ぶのは大げさだと。"
  • 「こんな迷惑をかけられた」からの差別は手強い - 泣きやむまで 泣くといい

    グループホーム開設反対運動の件は、一日待ったら追加取材の記事がNHKから出てきた上に、自分がブログで紹介しようと思っていた調査を行なった研究者までその記事中に登場。なんというタイミング。 相次ぐ障害者ホーム反対の背景は http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2014_0127.html 調査結果については、twitterで少し紹介したが、量的調査が難しい領域だとも思う。どのように変数を設定すれば、コンフリクトが生じやすい「地域」像を浮かび上がらせられるのか。「新興住宅地」で多い、というのは何となくわかるが、個々の懸念や不安が大きな運動へと変わっていくダイナミズムを説明するものにはなっていない。「世代」もどのぐらい影響しているのか。良質な事例研究をたくさん読みたいとも思う。 解決策が「仲介者」に求められるのは事後対応として仕方ない。一方で、この種の話題

    「こんな迷惑をかけられた」からの差別は手強い - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2014/01/30
    "具体的な「迷惑」の経験から障害者を排除しようとすることを、人は「差別」として自覚しづらい。多くの人にとって「差別」というのは「根拠なく排除する」ものなのではないか。"
  • この国の「空き家」を駐車場にしないために - 泣きやむまで 泣くといい

    もうどれだけ前から言及してきたのかもよく覚えていないが、子どもたちが過ごす「場所」について、ずっと地域でもがき続けている。 数年にわたって場所探しをしてわかったのは、「少しばかりの改修で、子どもたちにとって居心地のよい環境となるような物件なんて、ない」ということだった。おかげで大きな金額の確保を求められている。全国どこでも同じ状況であるかどうかは断言できない。ただ、地方自治体ごとに定められる都市計画や条例を除けば、建築基準法や消防法など同じ法律に縛られることに違いはないから、似たような苦しさを抱えている地域は他にもたくさんあるだろう。 子どもが放課後に過ごす場所でも障害者が家を出て暮らす場でも働く場でもよいのだけれど、福祉関係の法律に乗っ取って複数名が過ごすことになると、それは一気に「福祉施設」や「寄宿舎」として扱われるようになる。たとえ少人数であったとしても。 さまざまな特性をもつ人たち

    この国の「空き家」を駐車場にしないために - 泣きやむまで 泣くといい
  • 「おやつ廃止」はもうちょっと複雑な話 - 泣きやむまで 泣くといい

    子どもの放課後支援施策の混沌もわかる内容なのだけど、この記事ではわかってもらえないだろうなあ、と思う。これを読んで「ひどい!」と言う人にも、「大した問題じゃない!」という人にも、情報の補足が必要だろう。 「子供が水しか飲めなくなる」 学童のおやつ廃止で保護者反発(産経新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130227-00000551-san-soci 東京都江戸川区が、児童の放課後対象事業「すくすくスクール」で出していた補を平成25年度から廃止することを決め、保護者の間に反発が広がっている。区は廃止によって25年度で約5500万円の財政削減が見込めるとしているが、保護者側は「他にも無駄遣いはある。子供を狙い撃ちにしている」などと訴え、廃止の撤回を区に求めている。 ここまでは意味がわかりやすい。問題は次の段落からである。 すくすくスクール事業は平

    「おやつ廃止」はもうちょっと複雑な話 - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2013/02/28
    "最大の争点は「おやつ」って小学生の発育にとって大事なの? そうでないの? ということになる。低学年と高学年では違うし、活動量によっても違うだろう。そのあたりがどれだけ丁寧に検討されたのか、がカギ。"
  • マクドナルドさん、メニュー表を無くさないでください - 泣きやむまで 泣くといい

    かなりの数の関連ツイートがあるようなので、togetterでまとめられたらよかったのだけれど、はじめてで扱い方がよくわからなかったのであきらめて自分の言葉で書く。 McDonalds_infor 【日から】レジの所のメニュー表がなくなります.入口においてあるメニュー表や,レジ上部にあるメニューをご覧になり,ご注文をお決めになってから,カウンターにお進み頂ければと思います.最初は戸惑う事もあるとは思いますが,どうぞご協力よろしくお願い致します. 2012.10.01 07:01 twitter https://twitter.com/McDonalds_infor/status/252528620839505920 公式アカウントからのツイートではないようだ。しかし、どうやら関係者からの発信ではあるようだし、既に「今日マクドナルドに行ったら、確かに無かった」という声がたくさん聞かれるので

    マクドナルドさん、メニュー表を無くさないでください - 泣きやむまで 泣くといい
  • 圧巻の「障害児の親」研究が出た - 泣きやむまで 泣くといい

    自分は「実証研究」と呼ばれるものがあまり好きではない。対人援助分野に関して言えば、多くが「およそ現場でわかっている」ことを再確認するか、現場の感覚であれば当然のごとく「変数」としてリサーチデザインに組み込まれるべきものが抜け落ちているのを見てがっかりするかのいずれかに終わることが多いからである。 しかし、このは違った。ものすごいである。 障害のある乳幼児と母親たち―その変容プロセス 作者: 一瀬早百合出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2012/06メディア: 単行購入: 56人 クリック: 3,846回この商品を含むブログ (7件) を見る 単純に言ってしまえば、既存の障害受容研究の「大ざっぱさ」をばんばん指摘して、ツッコミを入れ難いぐらいに研究対象の絞り込みと重層的な調査分析をして、障害児の母親の変容プロセスを追ったものである。障害児の親に関する実証研究で、これだけ方法論的に洗

    圧巻の「障害児の親」研究が出た - 泣きやむまで 泣くといい
  • 判決要旨の言っていることがよくわからない - 泣きやむまで 泣くといい

    先日のブログ記事で触れた「受け皿がないから刑務所に長くいてもらおう」判決。多くの人が「判決文はどこで読めるのだ」と思っていたところ、判決要旨がネット上で読めるようになった。どなたかわからないが、アップロードしてくださった方(山眞理さん?)に感謝。 判決要旨 http://www.jngmdp.org/wp-content/uploads/20120730.pdf 特に問題となるのは要旨の終盤部分である。引用したい。 第2 具体的な量刑 1.そこで被告人に対する具体的な量刑について検討する。被告人や関係者等を直接取り調べた上で件行為に見合った適切な刑罰を刑事事件のプロの目から検討し、同種事案との公平、均衡などといった視点も経た上でなされる検察官の科刑意見については相応の重みがあり、裁判所がそれを超える量刑をするに当たっては慎重な態度が望まれるというべきである。 しかしながら、評議の結果、

    判決要旨の言っていることがよくわからない - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2012/08/02
    "「被告は反省していない。障害の影響で反省できないことはわかっている。でも、受け皿がないので再犯のおそれがあり、刑務所でより長く反省させることで社会秩序を保つ。」"
  • 大阪市「育て方が悪いから発達障害になる」条例案について - lessorの日記

    ひどいものを読んだ。 家庭教育支援条例(案) http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html 第4章 (発達障害、虐待等の予防・防止) (発達障害、虐待等の予防・防止の基) 第15条 乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる (伝統的子育ての推進) 第18条 わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する もし、この条例がこのまま成立するならば、大阪市の発達障害をもつ子どもたちと家族は一刻も早く、大阪市を脱出したほうがよいと思う。 この条例の考え方において、発達障害の子どもは「予防に失敗された存在」であり、

    大阪市「育て方が悪いから発達障害になる」条例案について - lessorの日記
    rajendra
    rajendra 2012/05/03
    "「発達障害」による子どもたちのしんどさを軽減できるようにと考えて「社会的」な実践を積み上げてきたことが、このような形で「発達障害は予防できる」に飛躍されてしまったのだとしたら"
  • 「官僚抜き」をめぐる二つの立場について - 泣きやむまで 泣くといい

    社会的にはほとんど話題になっていないので、まずは題に入る前に少しだけ基的なことの説明をしておく。 「障害者自立支援法」という法律がある。小泉政権であった平成17年10月に成立したこの法律は当初から多くの批判を浴び、特に障害当事者からは強い反対運動が起きた。たとえば「サービスの利用にかかる自己負担が大きい」というような批判は少しばかり報道でも話題にされたかもしれない。しかし、それは問題点とされたことのほんの一部である。言論上での批判にはとどまらず「法律が障害者の生存権を侵害している」と「自立支援法違憲訴訟」までも各地で起きた。 そんな中、民主党政権が樹立される。自立支援法に対して、民主党は野党時代からさんざん批判を加えてきていたので、もちろん新政権がこの法律が放置できるはずがない。「違憲訴訟」に対しては「25年8月までに自立支援法を廃止して、新たに総合的な福祉法制を作る」という基合意を

    「官僚抜き」をめぐる二つの立場について - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2012/02/14
    "はじめから政局への気遣いと妥協にまみれた産物なんて生み出せるはずがなかったろう。/この「ゼロ回答」という結果を「予想外」に思いながら運動の次のステージに向かっているのだとしたら、それは少し素朴すぎる"
  • 「老人ホームが内部留保2兆円!」問題のまとめ - 泣きやむまで 泣くといい

    たぶん社会保障関係では有名なのであろう教授が「特別養護老人ホームの内部留保2兆円!」といささか興奮気味でブログに記したのは、12月8日のことであった。 出た!特別養護老人ホームの内部留保は「2兆円」! (学習院大学教授・鈴木亘のブログ(社会保障の経済学)) http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859 偉い人が「恵まれっぱなしの社会福祉法人が内部で金を貯めこんでおきながら、報酬増を求めるなんてけしからん」と大声で吠えたのだから、「利権」の匂いに敏感な世間はすぐに反応しかねない。実際に「これはひどい」的な反応をするネット上の意見も見られた。 ただ、幸いなことに、はてなユーザーは以外と冷静だった。この記事には多くのはてなブックマークがついたものの、特別養護老人ホームや社会福祉法人叩きをするコメントは少なかった。そこまで単純な話ではないんじゃないか、と、非福祉関係者でさえも

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  • 北欧の福祉だけ羨ましがるのはやめにしよう - 泣きやむまで 泣くといい

    北欧諸国が社会保障のモデルとされるのを面白く思わない人は多い。国土、人口、税金、わかりやすい比較ポイントが並べられて、「だから日では無理だ」と言われる。一方で、そうした福祉国家の成立条件うんぬんを言う以前に、社会保障の「手厚さ」が「甘さ」「ぬるさ」のように感じられて、批判したくなってしまう人々も多いだろう。 格差と貧困のないデンマーク―世界一幸福な国の人づくり (PHP新書) 作者: 千葉忠夫出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/02/01メディア: 単行購入: 21人 クリック: 616回この商品を含むブログ (5件) を見る このはデンマークの「福祉」に焦点を当てたものではない。著者は日とデンマークの架け橋になろうと長年にわたって尽力されてきた方である。彼によれば、デンマーク型の福祉制度を単純に輸入しようとしてもうまくいかない。しかし、その理由は前述したような論点

    rajendra
    rajendra 2011/06/23
    自立と自律が暗黙のうちに前提となっている文化について。下手に本邦に持ち込もうとすると、「自由を強いられている」とかなんとかいうことになるのかもね。
  • 「フリーター予備校」でのモチベーション - 泣きやむまで 泣くといい

    この時期だからなのか、大学生のことを書いたものが人気記事になることが多い。大学生にアルファベットの書き方を教えようとするシラバスは少なからず人々に衝撃を与えた。いったい大学とは何をするところなのかという根が問われたりもしている。 自分は臨時の非常勤講師として、1年だけゼミと卒論を受け持つ、という珍しい経験をしたわけだが、その大学の偏差値と例のアルファベット大学の偏差値を某予備校サイトで調べたところ、たった2しか違わなかった。ゼミ生にアルファベットを書いてもらおうとしたことはないが、もしかしたら書けない学生がいたのかもしれない。しかし、アルファベットが書けなくてもそんなに指導は困らない。意味のわかる日語が書けない学生はいたし、その卒論指導でいったいどこから手をつけたらいいのか途方にくれたこともあった。だからといって、その学生と話し言葉でのコミュニケーションが全く成立しないわけではない。む

    「フリーター予備校」でのモチベーション - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2011/02/22
    大半の人は被雇用者として社会に出ることになる。なればこそ、本当は中等教育段階での労働教育が必要だが、現実は大学でも出来ていない。hamachanのエントリを参考リンク。http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-da89.html
  • lessorの日記 - とりあえず二日ぶりに固形の食事。

    今後の法人の行方を左右することになるであろう「サービス管理責任者」の要件が、資料を改めて読むうちによくわからなくなり、「もしかしたら自分は重大な勘違いをしているのではあるまいか」と不安になり、保健所に電話したら、自分の解釈よりはるかに厳しい解釈を示され、どん底まで落とされたものの「配属されたばっかりなので、よくわかってないかもしれん(大意)」とも付け加えられ、繰り返し吐き気をもよおして事がとれなくなるほどに不安な回答保留期間を過ごし、ついに担当者と直接会って話してきたところ、「やっぱりよくわからん。たぶんそっちのほうが詳しいし、長いことやってるみたいだし、大丈夫なんじゃないか(大意)」と言われる。 ただ担当者を責める気にもあまりなれない(すまなそうにはしてたし)。福祉とは全く畑違いの機関から異動させられてきた人にすぐわかるような文章ではない(原文を掲載したいが、複雑すぎて打ち込む気にもな

    lessorの日記 - とりあえず二日ぶりに固形の食事。
    rajendra
    rajendra 2010/10/23
    行政も複雑化しているのに、ローテーションにもほどがあるというもの。>なんで同じ年にほとんど異動して入れ替わってしまったのか。
  • コピペどころじゃない - 泣きやむまで 泣くといい

    いろいろ書きたいことがある。が、学生の卒論指導は着実に進めなければならない。 これまで一度も文章を自分に見せてこなかった学生(論文の章立てさえ何度言っても出さなかった)にきつく注意をしたところ、ついに2000字あまりの原稿が送られてきた。添付ファイルではなく、メール文として。 間違いなく自分の言葉で書かれている。コピペはおそらく一ヶ所もないだろう。ただし、そのために最初から最後まで日語表現が完全に破綻している。 当に大学4回生が書いた文章なのだろうか・・・。大げさではなく、国語が苦手な小学生が書いたと言われてもたぶん多くの人が信じられる。ちょっと漢字が多いかな、ぐらいで。一文を書き始めたときの主語を、書き終わる頃には忘れているのだろうか。学童保育所に支援で通っていたときに低学年の子どもからもらった手紙と互角のレベルである。当に誇張しているわけではないのだ。ちょっと信じがたい。 もち

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    rajendra
    rajendra 2010/08/16
    そして、出来の悪い学生を落とそうとすると、「指導力不足」として教える側に瑕疵があったようにされるのだな。
  • こんなゼミに意義があるのだろうか。 - 泣きやむまで 泣くといい

    週に1度の非常勤講師。 そもそもこの大学ゼミの講師を引き受けたのは、前任者が実践現場の師匠的存在の人であり、彼が病気療養で休職することとなったからであった。ちなみに、偏差値的にはEランクの下位に属するぐらいの大学である。 師匠は、とても温厚で紳士的(に見える人)であり、人徳も豊かであり、おそらく学生をびしびし指導しようなどという気はなく、昨年度までゆるゆるのゼミ運営をされてきていた。何をやっていたかと言うと、特に何もやっていなかったようなのである。とりあえず出席した学生たちとしゃべっていたらしい。しかし、そもそも出席者は極めて少なく、開始時間に誰も来ていないことも珍しくなかったそうな。 突如として休職されることになり、後任を自分に託されたわけであるが、昨年度中のゼミ選択時は後任が決まっていなかったため、学生たちは彼の名前でゼミを選んでいる。シラバスも彼が書いている。 そして、4月。初回のゼ

    こんなゼミに意義があるのだろうか。 - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2010/05/18
    心労、お察しします。/ヘタに単位認定を厳しくしようとすると、「教員に指導力が足りない」という話になるのだろうな。
  • これって何かおかしくない? - 泣きやむまで 泣くといい

    「総括」の(6)は、たぶん次の更新で。それよりもこれ。 障害者自立へ給与アップ 販路拡大、付加価値PR http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000520-san-soci 途中まではともかくとして、 ■生産ライン請け負いで成果 一方で、福祉ベンチャーパートナーズ代表取締役の大塚由紀子さんは「売り上げを伸ばしても工賃の上げ幅は小幅にとどまるが、工賃を一気に増やす方法がある」という。 作業所では物作りを行い、できた品々を外で販売するケースが主流だが、そうではなく、作業所の外に出ることだという。高収益を出している企業はあり、生産ラインを丸ごと請け負えば時給を数百円アップできるという。 三重県伊賀市の作業所「びいはいぶ」では、地元の美容室向けにヘアケア用品を作るメーカーの製造ラインの一部を請け負っている。作業はシール張りや検品などだ。 施設長の

    これって何かおかしくない? - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2009/11/04
    ここで働いている労働者がみんな個人事業主だったらね…ってそんなわけあるか!
  • 執行猶予に「障害者」は何を思うだろう - 泣きやむまで 泣くといい

    献身介護の夫に猶予判決=「再発防ぐ」と保護観察−殺害未遂で裁判員裁判・山口(時事通信) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090909-00000081-jij-soci 寝たきりの(60)を殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた無職岩崎政司被告(63)の裁判員裁判で、山口地裁(向野剛裁判長)は9日午後、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年の判決を言い渡した。被告との関係を重視し、再犯を確実に防ぐには保護司などの指導が必要とした。検察側は懲役4年を求刑し、弁護側は懲役3年、執行猶予4年が相当と訴えていた。 事件の実質審理期間は半日で、これまでの裁判員裁判では最短。執行猶予と保護観察を付した判決は、同日午前の神戸地裁に続き2件目。 罪の成立に争いはなく、被告は「長年の介護に疲れ、楽になろうと思った」と供述しており、量刑が注目されていた。 判決は

    執行猶予に「障害者」は何を思うだろう - 泣きやむまで 泣くといい
    rajendra
    rajendra 2009/09/10
    べき論としては、被告の罪が減じられた以上は、その罪は社会が引き受けるべき、ということになるはずだが、裁判員がそのように判断したのかどうかはわからないな。