1日午前8時50分ごろ、大阪府和泉市府中町の民家で、たんすの中からポリ袋にくるまれた男性の遺体が見つかった。遺体は、この民家に住む無職の宮田浅吉さん(91)とみられる。府警は遺体の身元確認を急ぐとともに、同居している50代の長女から死体遺棄容疑で事情を聴いている。 府警によると、長女は「大変なことをしてしまった。父親が死んでいたので、ポリ袋に入れてたんすに入れました」と説明しているという。遺体は死後、長期間経過しているという。 全国で相次いだ高齢者の所在不明問題を受け、和泉市が市内の高齢者宅を巡回していた。宮田さんと連絡が取れなかったことから、別居している宮田さんの次男らと市職員が同日朝、自宅を訪問。宮田さんの姿がなく、部屋の中から異臭がした。職員らが長女を問い詰めたところ、遺体をたんすに放置していることを認めたため、110番した。 現場は、JR阪和線和泉府中駅東約400メートルの商店や民