[ハンギョレ21] 4年待って働いた場所は「刑務所」と呼ばれた畜舎 韓国政府、暴行の通報も放置…死亡後に介入 5年間で死亡したネパール人労働者85人のうち過半数が自殺 ネパール現地メディア「カンティプル」が報じたトゥルシさんに関する記事。見出しは「EPS(雇用許可制労働者対象韓国語試験)で出国したネパールの労働者たち、韓国で拷問受ける」=カンティプルより//ハンギョレ新聞社 人付き合いが好きだった。機嫌がいいときはよく歌を歌った。韓国語試験の試験会場で友人を作るほど、外向的な性格だった。その友人たちと韓国の地をともに踏んだ。韓国で稼いだお金で家族の面倒をみて、事業も行う計画だった。雇用許可制の期間が終了してネパールに戻るのは2026年8月だった。しかし、28歳のネパール人青年のトゥルシ・プン・マガルさん(以下、トゥルシさん)は、その計画を実現できなかった。 2025年2月22日、全羅南道霊