インターネットの利用実態について統計データをとりまとめた「インターネット白書2007」(監修:財団法人インターネット協会、発行:インプレスR&D、定価:7,140円)が6月21日に発売された。INTERNET Watchでは、その内容の一部を3回にわたって紹介する。まず今回は、日本におけるインターネットの世帯普及率や利用人口などについてとりあげる。 「インターネット白書」の発行は今年で12年目となるが、1997年からは毎年、全国規模の世帯調査を行ない、インターネット普及率などをとりまとめている。世帯普及率調査については、2007年3月に町村部を含めた全国201都市の一般世帯を対象に実施。電話とインターネットを用いて調査し、5,874世帯の有効回答を集めた。 なお、昨年までは人口50万人以上の26都市が調査対象だったが、今年からはこれに加えて無作為で抽出した合計201都市を対象に拡大した。ま
「読者が選ぶ2007年インターネット10大ニュース」の1位は動画共有サービスだったが、2008年は何が盛り上がるのだろうか? 常に感度の高いアンテナを立てているアルファブロガーの皆さんに、今年注目しているインターネット関連のサービスや技術などを自由回答形式で挙げてもらった。調査協力はアルファブロガー運営委員会。 ● 2008年も動画共有サービスの年となるか!? 回答をいただいたアルファブロガーは、湯川鶴章氏、finalvent氏、山口浩氏、いちる氏、kengo氏、COODOO氏、otsune氏、essa氏、コグレマサト氏、大西宏氏、秋元裕樹氏、iori3氏、美爾依(みにー)氏の13人(順不同)。 全体的な印象としては、各氏の意見が分かれたほか、特定のサービスや技術よりも大きな枠組みで、分野的に注目する考えも多かった。そのため、回答が集中したサービス・技術はなかったが、少数ながらも票を集めた
ビジネスブログやSNSに関するイベント「Business Blog & SNS World」で17日、フリーライターの佐橋慶信氏による「炎上の科学」と題した講演が行なわれた。講演では、ブログの記事やブログ開設者の言動などを発端として批判が殺到する、いわゆる「炎上」と呼ばれる現象について、これまでの例や傾向、対策などが語られた。 ● 企業と個人の論理のすれ違いが炎上につながることも 佐橋氏はまず「炎上」がどこで発生するのかについて、ブログで言えばコメント欄に大量のコメントが寄せられることなどから起こると説明。その後、「荒れている」という報告が2ちゃんねるなどの掲示板や個人ブログなどに記載されるようになり、これらの騒動についての「まとめサイト」が作られる頃が炎上の最盛期で、さらに進むと一般紙やテレビのワイドショーなどにも取り上げられるが、ここまで来ると単に炎上と言うよりはもはや「事件」のレベル
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