因子分析について 細かいことを書いていますが,個人的に一番大切だと思うことは,「2.(0) 何よりもまず押さえておくべきこと」です.ある程度分かっている方は,その部分だけ読んで頂いてもいいと思います. 1.因子分析の手順と様々なパラメータの意味 因子分析。心理学をやっているなら、そして質問紙調査をやるのなら、必ず一回はぶつかる壁でしょう。そのやらんとするところは分かるのだけれども、出力が多すぎて何を見たらいいか分からない。回転って何? 共通性の推定値? よく分からないからこそ、統計ソフトのなすがまま、デフォルトの設定で行っている人も多いでしょう。この章では、そのような因子分析に関し、分析が行われる手順をできるだけ平易に解説しながら、様々な言葉の意味を記述していきたいと思います。 (1)測定変数の相関行列を求める: 因子分析を行う時、最初に行われるのは、測定変数間の相関行列(もしくは
本文に戻る (おまけ) イラストでわかる自由度と不偏分散 標準偏差を計算するときに、なぜデータ個数ではなく自由度 n-1 を使うの? そもそも自由度って何? というご質問を受ける。 標準偏差の計算と自由度の関係がわかりにくいということで、本文にバラバラに書いてあるものを、そこだけまとめなおしてみました。 <不偏分散の公式> 平方和S 不偏分散V=━━━━━━━━ 自由度n-1 不偏分散は 標準偏差 2(σ 2)の最もよい推定値になっています。偏っていないという意味で不偏と名づけられています。いっぽう、平方和をデータ個数で割ると、真の標準偏差値より小さめの数値となります。 標準偏差とは何か (真の平均 μ で算出したとき) 標準偏差とは何かを知るために、まず面積の平均値を計算することからはじめよう。 Q: いろいろな大きさの正方形があります。この平均的な面積の正方形をどうやって描けば いい?
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