JAXAの発表 [isas.jaxa.jp]をまとめると、以下の経過をたどったようだ(時刻は日本時間)。 19日21:00、イトカワから高度約1kmの地点で降下開始。 20日(以下同)04:33、地上からの指令で最終の垂直降下開始。速度は毎秒12cm。高度54mでターゲットマーカ拘束解除の指令。 05:30、高度40mの地点で、毎秒9cmの減速。ターゲットマーカを切り離し(ターゲットマーカはミューゼスの海南西側に着地)。 05:33頃、「はやぶさ」搭載計算機はターゲットマーカの位置を認識、以後これを追跡。 05:39前まで、追跡に基づき順調に機体制御。高度25mで、降下速度をほぼゼロ、ホバリングに入る。その後、自由降下を行う。 05:40頃、高度17m付近で、地表面にならう姿勢制御モードに移行、引き続き重力による自由落下。 この間、探査機の自律シーケンスにより、地上へのテレメトリの送信は停