自動販売機で買い物すると、なぜか投入した二倍の小銭がお釣りとして返却されてくる という超能力が欲しいなーと思っていた。もちろんこれは「自動販売機で買い物すると、なぜか投入した小銭がお釣りとして返却されてくる」という超能力妄想(元手さえあれば何回でも買える)を小学力的に増幅させた上位バージョン(買えば買うほど元手が増える)。二倍ってのが我ながらせこい。でも十倍とか百倍とかいいだすと金がお札になってきて、札は大金持ちの持ち物という認識だったので、畏れ多くてちょっと手が出なかった。あとまあこの妄想の根っこは浮浪者的サバイバル感覚から出発しているので、あんま大金持ちになる必要とかがないわけなのだ。自販機さえあればいつでもジュースが飲めて、飲むたびにちょっとづつ小銭が手に入るなら、仕事とかせず十分整備された都市環境の中で細々と生き抜いていくことができそうという。思うに、中学生あたりで Kevin M