生成AIでウイルス作成容疑 男逮捕「楽に稼ぎたかった」―遠回しの質問で回答引き出す・警視庁 時事通信 社会部2024年05月28日12時44分配信 【図解】生成AIを悪用した手口 インターネットで無料公開されている対話型生成AI(人工知能)を使い、コンピューターウイルスを作成したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は28日までに、不正指令電磁的記録作成容疑で、無職林琉輝容疑者(25)=川崎市幸区古市場=を逮捕した。容疑を認め、「AIを使えば何でもできると思った。楽に稼ぎたかった」と話している。 脅威増すサイバー犯罪 身代金型「復旧まで数カ月」―万博見据え、組織底上げ 生成AIによるウイルス作成の摘発は異例という。 逮捕容疑は昨年3月、複数の対話型生成AIを使って入手した不正プログラムの設計情報を組み合わせ、ウイルスを作成した疑い。 同課によると、ウイルスは身代金要求のため、攻撃対象のデータを暗