札幌市の円山動物園は、十分な飼育スペースを確保できないなどとして、現在飼っている166種の動物のうち、シンリンオオカミなど35種について飼育を取りやめる方針です。 札幌市の円山動物園では、現在166種の動物を飼っていますが、動物たちが自然な行動をとるために必要な飼育スペースが十分確保できなくなっているということです。 また、中には国内で飼育数が非常に少ないため、うまく繁殖して増やすことが難しい種もあるほか、費用負担も重くなっているということです。 このため、円山動物園では、ブチハイエナやシンリンオオカミ、それにクロザルなどの動物35種、合わせておよそ80匹の飼育を取りやめる方針です。 これらの動物は、ほかの動物園や水族館に引き渡すか、死んだ場合でも補充をしないことで、順次減らしていくということです。 円山動物園は、「園の動物が一気にいなくなるわけではない。残る園内の動物たちを生き生きとさせ
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