死者を呼び出し、生者へのメッセージを伝える盲目の巫女イタコは、1960年代のブームで一躍全国に知られる存在となった。その半世紀後、現実のイタコが高齢化した一方で、マンガやアニメでは少女イタコがシャーマンとして活躍している。東北の民俗宗教はいかにして新しい宗教文化になり得たのか? フィールドワークと資料の発掘、質問調査から丹念に追跡した貴重な論考。 序章 問題の所在 第一部 マスメディアによる《イタコ》像の形成 1章 大衆文化としての《イタコ》とは何か 2章 《イタコ》の登場とブームの到来 3章 「オカルトブーム」と宗教性の“大衆化” 4章 ステレオタイプの形成と《イタコ》の増殖 5章 《イタコ》の登場と《恐山》像の変容 第二部 《イタコ》像の普及と民俗文化の変容 6章 表象の普及と宗教的リアリティの形成 7章 表象の受容と再生産 8章 表象の消費と恐山の変容 9章 恐山の近代化 10章 《
仏フラマンビルで、フラマンビル原子力発電所で発生した爆発事故の後に撮影された同原発の1号機(2017年2月9日撮影)。(c)AFP/CHARLY TRIBALLEAU 【2月9日 AFP】(更新、写真追加)フランス北西部沿岸の原子力発電所で9日、爆発があり、複数の軽症者が出た。当局によると、放射能汚染のリスクはないという。 現場は、シェルブール(Cherbourg)港の西25キロに位置し、英領チャネル諸島(Channel Islands)にも近いフラマンビル(Flamanville)原子力発電所。1980年代より稼働している。 地元当局者はAFPの取材に対し、同原発内の核施設外にある換気装置が爆発したもので、「原子力事故ではない」と話している。 この当局者によると5人が煙を吸入したものの、深刻な症状ではないという。 当局の話では、爆発後に同発電所の加圧水型原子炉2基のうち1基の稼働を停止し
An explosion and fire have occurred at the Flamanville nuclear plant on France's northern coast but there was no nuclear risk, officials say. "It is a significant technical event but it is not a nuclear accident," senior local official Olivier Marmion told AFP news agency. Five people reported feeling unwell but none was seriously injured. Flamanville has two nuclear reactors. A third one under co
アルゼンチンのネコチェアのビーチで、警察官と口論するトップレスの女性らを捉えた映像の一場面(2017年1月28日撮影、2017年2月3日作成)。(c)AFP/Fernanda Ortega Passalacqua 【2月3日 AFP】南米アルゼンチンのリゾート地にあるビーチで、トップレス姿の女性3人を立ち退かせるため、約20人の警察官が現場に駆け付けるという騒ぎが、全国規模の抗議運動に発展する様相をみせている。 首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)の南方500キロに位置する夏真っ盛りのリゾート地、ネコチェア(Necochea)のビーチで先週末、女性3人がトップレス姿で日光浴をしていたところ、短パンに蛍光色のベストを着用した地元の警察官が現れ、公序良俗に違反していると告げた。 だが女性らは何も悪いことはしていないと反論。口論がエスカレートしたことから、さらに応援の警察官が駆け付け
アルゼンチンのネコチェアのビーチで、警察官と口論するトップレスの女性らを捉えた映像の一場面(2017年1月28日撮影、2017年2月8日作成)。(c)AFP/Fernanda Ortega Passalacqua 【2月8日 AFP】南米アルゼンチンのビーチで先月、トップレス姿の女性3人が警察官約20人にとがめられた出来事を受け、同国各地では7日、警官と言い争った女性たちの連帯を示すため、多くの女性が上半身裸でデモ行進を行った。 デモの発端となったのは、首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)南方500キロに位置するリゾート地、ネコチェア(Necochea)のビーチで起きた騒ぎ。女性3人がトップレス姿で日光浴をしていたところに地元の警察官20人が駆け付け、胸を隠すかビーチを立ち去るように命じた。 さらにこの騒動を捉えた動画が拡散すると女性の権利活動家の間で怒りの声が上がり、活動家ら
大江教会の丘の下に天草市立キリシタン資料館、天草ロザリオ館がある。この大江の地は、かつて崎津や今富などとともに、天草島原の乱で全滅していたと思われていたキリシタンが160年余を経て多数発見された隠れキリシタンの里である。このロザリオ館は、そうした天草キリシタンに関わる資料を多数集め展示している。3Dマルチスクリーンでは町の風土を紹介し、祈りの声(オラショ)とともに再現したジオラマの隠れ部屋では、当時の強い信仰心を捉えることができる。 ロザリオ館内は撮影禁止なので、パンフの切抜きを載せる。これはマリア観音である。キリシタン禁教時代、信者たちは日本の神仏を仮の神として礼拝していた。その中でも中国渡来の母子観音は「マリア観音」と呼ばれ、聖母子像に見立てられていた。 こちらは、天使の像のメダイ(medaille)。幅1.3cm、長さ1.5cmの小さなメダルであるが、数百年も信仰の証として受け継がれ
キリスト教が手厚く庇護された有馬晴信の治世下における天正八年(1580)、日本で初めてキリスト教の教育機関である、有馬のセミナリヨが設置された。当時、イエズス会のインド管区代表者であった巡察使ヴァリニャーノの発案によるものである。これ以来、慶長十六年(1611)に至るまでの20年余り、この地域では移転を繰り返しながら断続的にキリスト教の教育機関が設置され、当時の日本におけるキリスト教の指導者育成のための重要拠点となった。 セミナリヨとは修道士育成のための初等教育機関であり、およそ現在の中学校に相当する。市内においては、有馬、八良尾(はちらお)、有家に設置された。地理学、天文学、語学(ラテン語)、宗教、美術、音楽など当時最先端の西洋式教育が行われたとされる。 コレジヨはキリスト教の聖職者を育成するための高等教育機関であり、現在の大学にあたる。市内では加津佐と有家に設置された。 セミナリヨ・コ
天正遣欧使節の番組作りのために、かなりヴァリニャーノの書いたものを勉強することになったのですが、やっぱり彼は未来から来た人、、、という感じです。日本で一応布教が「成功」したキーパーソンは何人もいる(史料にはあまり出てこない日本人修道士や同宿も)と思いますが、まぁヴァリニャーノの功績はやっぱり最大であろうかと思います。 キリスト教を弘めるための「適応主義」っていうのは、「人類みな平等」が原則の現代だと当たり前的なところがありますが、16世紀では、普通に暮らしていれば、なかなかたどり着けない発想です。 結局まだハリウッド版見ていませんが、『沈黙』の原作も、映画の方も、ヨーロッパ人宣教師が、ヨーロッパのキリスト教をそのまま植え付けようとした、という背景そのものが間違っていますので、そこはやっぱり一面的な認識だと思います。シンクレティズムになってしまったのは、受容した側だけの問題ではありませんので
16世紀、ポルトガルとの貿易が盛んだった九州では、大名たちは次々とキリスト教に改宗しました。 「キリシタン大名」の名代として、13歳前後の少年4人による天正遣欧使節が、ローマに派遣されます。 東西の文化を橋渡しした天正遣欧使節の面影を、キリシタン文化が花開いた長崎に訪ねます。 長崎港。1582年、ローマ、ヴァチカンに向けて2年6か月の旅がはじまった(正確な出航地である当時の波止場は現在は陸地)。 天正遣欧使節が派遣された当時、日本には約15万人のキリシタンがいたと言われます。 日本での布教の成果を知らせて援助を得るため、そして、現地の文明を日本人に見せるため、イエズス会巡察師ヴァリニャーノは、カトリック教会の総本山ヴァチカンに使節を送る計画を考えます。 セミナリヨ(司祭を養成する教育施設)で学ぶ、伊東マンショ、千々石(ちぢわ)ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノが使節に選ばれました。 長崎港
今までも、歴史番組の中のちょっとだけコメントとか、考証のお手伝いはしてきたのですが、初めてスタジオに呼んでいただきました。 『英雄たちの選択』 NHKBSプレミアム 2月9日 20時~21時です。 テーマは、天正少年遣欧使節! メジャーすぎるテーマだけに今まで避けてきましたが、これまでほとんど知られていない帰国後の彼等に焦点を当てているところがポイントです。 内容的には、キリシタン史の通史っぽい話になっていると思います。『沈黙』ロードショーや、高山右近の列福などあり、タイムリーですね。 収録の日は長女のバレエの発表会で、朝からお弁当作り、出番まで楽屋付き添い、本番をみたら速攻で移動、と綱渡りの一日でしたが、ハイテンションだったためか、初めてのスタジオでも緊張することなく、ダラダラとおしゃべりしてきました。 『転がる香港に苔は生えない』の頃からファンの星野博美さん、以前にもこのブログで、今キ
突然ですが、アニメ「けものフレンズ」の話をします。 擬人化された野生動物たちが集まる架空の動物園、「ジャパリパーク」を舞台にした作品群によるメディアミックスプロジェクト、「けものフレンズプロジェクト」から生まれたアニメです。 「この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園『ジャパリパーク』。そこでは神秘の物質『サンドスター』の力で、動物たちが次々とヒトの姿をした『アニマルガール』へと変身――! 訪れた人々と賑やかに楽しむようになりました」という内容。 ■Amazon.co.jpで購入 ネット上では「すごーい!」「たのしー!」「きみは○○なフレンズなんだね!」という作中のセリフから生まれたフレーズが急速に観測されるようになりました。正確に言えば「すごーい! きみは○○なフレンズなんだね!」というフレーズは作中のセリフとは少し違うのですが、細かい差異はひとまず脇においておくとしましょう(たとえ
京都府宇治市菟道丸山などの宇治川右岸に広がる「史跡宇治川太閤堤跡」の発掘調査を行っている宇治市は7日、川の流れを制御して川岸を守る「石出し」の調査結果を発表した。4つあることが確認されている石出しのうち、詳細に発掘した例としては2つ目。河床からの高さは約3・5メートルで、これまでに確認している石出しよりも1・5メートルほど高いことが判明した。 石出しは、川岸から張り出させた台形状の石積みで、水流を川の中央に導いて川岸を守る役割を果たす。史跡範囲内では4つの存在が確認されており、約90メートルおきに造られている。 今回調査した石出しは接岸部の幅が約10メートル、高さが約3・5メートル。先端が洪水で壊され、長さ約4メートルしか残っていなかったが、元々は10メートルほどあったと推測されるという。上面は約60センチの大きな「粘板岩」を使い、カメの甲羅のように全体を丸く覆っていた。 石出しのすぐ下流
少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)とは、若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから若いうちから勉学に励まなければならない、という意味のことわざである。同じ出典による「一寸の光陰軽んずべからず」もことわざとして用いられる。 類似したことわざには「光陰矢の如し」、「少年に学ばざれば老後に知らず」などがある。 出典について[編集] このことわざの出典は朱熹(朱子)の「偶成」という漢詩だとされていた。 なお、この詩の転句は謝霊運「登池上楼」の「池塘生春草」という詩句を踏まえている[1]。「登池上楼」は霊運が夢の中で「池塘生春草」の詩句を得たという故事(『南史』列伝)と共に古来より人口に膾炙していた[2]。 問題[編集] しかし、朱熹の詩文集にこの作品は見当たらない。そのことはかなり以前から問題にな
少年易老学難成/一寸光陰不可軽。日本で広く知られた漢詩のでだしである。「少年老いやすく学なりがたし/一寸の光陰かろんずべからず」と読み下せば、わかりやすいかもしれない。若いうちは、わずかなときも惜しんで勉強しなさい――。もっともな趣旨である。▼宋の時代に儒教の中興をなしたとされる朱子の「偶成」という詩である、と習ったおぼえがある。実は違うらしいと知ったのは、少年の日が遠く去ってからだった。専門家
この記事は語句の内部リンク、見出しのマークアップなどスタイルマニュアルに沿った修正が必要です。ウィキペディアの体裁への修正にご協力ください(ヘルプ)。(2024年2月) 生長の家本流運動(せいちょうのいえほんりゅううんどう)は、宗教法人生長の家の現総裁である谷口雅宣の主張や今の教団の方針を否定し、創始者である谷口雅春の思想の原点に返ることを主張する運動の総称。宗教法人生長の家とは対立的である[1]。 概要[編集] 谷口雅春の著作(特に、禁書となった戦前版の『生命の實相』を始めとする著作や生長の家政治連合関係の文章)を絶対化し雅春を「開祖」と呼ぶ、自由民主党への強烈な支持、反ユダヤ主義を掲げる、谷口雅宣の方針を否定する、といった特徴を有する。 雅春の主張は、特に大東亜戦争の評価については変遷しており[2]、また、雅春自身は大日本帝国憲法の復原・改正を主張していたが、本流運動の参加者の多くは大
教育理念について紹介しています。日本人としての礼節を尊び、愛国心と誇りを育て、すべての子供が持っているたくましい生命力と包容力を指導者が明るい表情と態度と言葉で引き伸ばしていく教育を実践します。教育理念 先人から伝承された日本人としての礼節を尊び、それに裏打ちされた愛国心と誇りを育て、すべての子供が持っているたくましい生命力と包容力を指導者が明るい表情と態度と言葉で引き伸ばしていく教育を誠実に心を込めて実践しています。子供と父母共に人間力が高まります。 教育の要 天皇国日本を再認識。皇室を尊ぶ。伊勢神宮・天照大御神外八百万神を通して日本人の原心(神ながらの心)、日本の国柄(神ながらの道)を感じる。 愛国心の醸成。国家観を確立。 教育勅語素読・解釈による日本人精神の育成(全教科の要)。道徳心を育て、教養人を育成。 「大學」素読による人間学の習得。 大祓詞・般若心経朗唱宗教的情操の育成。 日本
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