JR東日本が交通系ICカード「Suica(スイカ)」の乗降履歴などを事前説明なく販売していた問題で、自らのデータを除外するよう求める利用者からの申し出が、同社が受付を開始した7月26日から31日までの6日間で計8823件にのぼったことがわかった。同社が取材に明らかにした。 同社は7月から、総発行枚数4300万枚のSuicaの利用データを市場調査用として日立製作所に販売した。当初は「個人情報は含まれていない」と利用者に説明しなかったが、かえって不安を与えたとして25日に謝罪。要望があった利用者のデータを販売しない方針を示していた。 最新トップニュース