大学入試センターは、18、19日に実施したセンター試験の平均点の中間集計値を22日発表した。 センター試験は平均点が6割程度になるよう作成されているが、今年の国語は、約46%の採点が終わった現段階の平均点が97・60点(200点満点)で、中間集計段階としては過去最低となった。最終集計で最も低かったのは昨年の101・04点で、5割を切ったことはまだないという。 地理歴史、公民、理科では、同種の主な科目間で平均点差が20点以上ある場合に得点調整を行う。中間集計段階で、理科の化学Ⅰと地学Ⅰの間で18・43の点差があり、得点調整の有無について採点処理が進んだ24日に判断する予定だ。