科学単細胞生物から多細胞生物になったので、進化の過程でなかなかのビッグイベントだと思うのだけれど、やってみたら結構あっさりいけたよという論文。 Experimental evolution of multicellularity 酵母です。出芽酵母。真核生物で普通は単細胞。それがこんなんになっちゃいました。スノーフレーク状だという。こんなん降ってきたら楽しいね。 どうやったかというと、多細胞になったやつをセレクションする実験系を編み出した。つーかただ液体培養したやつを弱く遠心するだけみたいなんだけど、それで塊になってて重力で早く落ちるやつを選択的に回収、培養を続ける。最初のうちはそれでも単細胞っぽく振る舞うんだけど、それを二ヶ月350世代ほど続けると、みんなお互いくっついたままのになる。10回やってみんなそうなったので、収斂進化とも書かれている。 うーん、どうだろう。血球系の細胞を飼ってい