千葉市の動物公園では、金環日食の直後にペンギンが一斉に鳴き始め、動物公園によりますとふだんは夕方にしか見られない珍しい現象だということです。 千葉市若葉区にある千葉市動物公園では、ペンギンの一種「ケープペンギン」が16羽、飼育されています。 飼育係の職員によりますと、ペンギンは、金環日食の直後の午前7時40分ごろ、周囲が薄暗いなかでくちばしを上に向け、かわるがわる「ガ、ガ、ガ、ガ」と鳴き始めました。 ペンギンは5分余りの間、断続的に鳴き続けたということです。 この動物公園では、ペンギンはふだんは夕方に30秒ほど鳴くことがありますが、これほどの長さで鳴き続けることは珍しいということです。