生まれたときからずっと男として生きてきて、ある日突然「あなたは女性です」と言われたら……。そんな境遇に立たされたひとりのアメリカ人男性がいる。彼はその時の心境を「ホッとした」と話している。 コロラド州在住の写真家スティーブ・クレセリアスさんは、ある日腎臓結石を患い治療をすることになった。その時に、彼の超音波画像を見ていた看護師から「これによるとあなたは女性です」と突然告げられたというのだ。 実は、彼は生まれながら外見的には男性器を持ちつつ、体内には女性の生殖器も備えていたのである。いわゆる「半陰陽(はんいんよう)」もしくは「インターセックス」と呼ばれるものだ。 このようなケースは、1500人に1人の確率で誕生しているとみる専門家もいるようだが正確な数字はわかっていないとのこと。また、スティーブさんとは逆のケースもあるという。つまり外見的には女性器を持ち、体内には男性の生殖器を備えている場合