【青森】弘前学院聖愛、初甲子園!40人全員が青森出身 優勝の瞬間、抱き合う弘前学院聖愛の小野と和島(手前)のバッテリー ◆第95回高校野球選手権青森大会 ▽決勝 弘前学院聖愛4―3弘前(23日・青森市営球場) 29年ぶりの弘前勢対決となった、青森大会決勝は、弘前学院聖愛が弘前に4―3で勝って、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。中学の年代から指導理念を統一し、“人間力”を強化してつかんだ全国切符。今大会で青森山田、八戸学院光星の県2強を撃破した勢いで、00年に共学となった弘前学院聖愛が、甲子園でも笑顔満開のプレーで勝利をつかみにいく。 満面の笑みを浮かべた選手たちに抱えられた原田一範監督(35)の体が、大きく4度宙に舞った。2001年の創部からチームを率いて、13年目でつかんだ甲子園出場。勝利の瞬間は涙した指揮官も、「13年間は長くて短かった感じ。たくさんの方々に支えられてきたおかげです」と