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2022年9月11日のブックマーク (10件)

  • 藤井風、いよいよ世界に見つかる アルバム曲「死ぬのがいいわ」世界各国でバイラルヒットの理由

    藤井風の楽曲「死ぬのがいいわ」が現在、世界中でバズを巻き起こしている。同曲は、2020年にリリースされた1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』の収録曲。シングル曲でもなければMVもない、いわゆるアルバム曲の一つである。 9月7日時点でこの曲は、Spotifyのグローバルデイリーバイラルチャートで最高4位を記録。各国のデイリーバイラルチャートではタイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、エジプト、カナダ、フランスなど17カ国で1位、さらに65カ国のデイリーバイラルチャートTop100以内にランクインを果たすなど、世界中のバイラルチャートを席巻している。 最初に火が付いたのはタイであった。7月下旬にTikTokでこの曲を使った動画が流行り始め、そのまま東南アジアへと波及。TikTokなどのSNSを介してアジア以外の世界各国にも広がりを見せていった。Spotifyでの再生回

    藤井風、いよいよ世界に見つかる アルバム曲「死ぬのがいいわ」世界各国でバイラルヒットの理由
  • 『ゼノブレイド3』のためにゼノシリーズ全部やったけどそんなことよりキャラが可愛すぎる……というキャラへの愛を全て詰め込んでいたら35000字を超えてしまったレビュー

    待って! 待ってください!! 『ゼノブレイド3』の記事が読みたくて開いたらココカラファイン中目黒店の話が始まったからってまだ閉じないでください!! ちゃんとゲームの話に繋がります!!! こちらのココカラファイン中目黒店が1階に置かれているビルは「中目黒第一GSビル」と言って、「ゼノブレイド」シリーズの開発を行っている株式会社モノリスソフトもこのビルの中に入っているのです! なので、私はここのココカラファインを利用する度に「この上で今ゼノブレイド3作ってんのかなぁ……」という謎の感慨に浸りながらトイレットペーパーを買ったりティッシュペーパーを買ったりほろよいを買ったりしていました。

    『ゼノブレイド3』のためにゼノシリーズ全部やったけどそんなことよりキャラが可愛すぎる……というキャラへの愛を全て詰め込んでいたら35000字を超えてしまったレビュー
  • 3DO -誕生から崩壊へ至るまでのクロニクル- 前編|初心カイ

    はじめに ――3DO この言葉に反応できる者はオッサンゲーマーだろう。20代以下の若者は一度も聞いたことがないかもしれない。しかし、反応できるオッサンゲーマーでも正確に3DOがなんなのか、把握している者はさほど多くはないのではないか? 「ゲームに関わったことがない松下が、適当に出して大失敗したゲームハードだろ?」 くらいの理解でいる方が多いのではないだろうか。実はこの理解はいろいろと事実誤認を含んでいる。 実はこのハードを作るにあたって、多数のゲーマーと、ゲームゲーム業界に詳しい人らが幾人も深く深く関わっている。そもそもの規格提唱者はゲーム業界に大きな影響を及ぼしたレジェンドなのである。そして松下自身もゲーム業界に以前から深く関わっていて、さらにいうならば3DOはゲームハードではない。 この奇妙奇天烈なハードについて解説を行うにあたり少しばかり時間を頂きたい。このハードが生まれ、そして敗

    3DO -誕生から崩壊へ至るまでのクロニクル- 前編|初心カイ
  • 場をしのぐこと——命令形についての一考察|森脇透青

    ※ 『文藝』2021年春季号に掲載されたいくつかの論考についての感想、14700文字程度。有料設定は投げ銭用なので、無料で全文読めます。 現代とは何の謂いか現代。/着地点はねえ/ずっと飛んでるキブン/ヘンタイの思想は共感できん/四季が巡り/色とりどりの人類模様/俺はいつも動揺を押さえきれん(KIMOCHI - ZAZEN BOYS)それにしても「現代」とはいつ、どこにあるのでしょうか。周りを見渡す限り、私を含む数多くの人たちが、「現代」の不定形さや流動性に怯え、その不確かな輪郭を掴もうとしているように思われます。あるいは、他の時代と異なる、「現代」の特徴、そのダイナミズムを捉えようとしているとも言えるでしょう。 何が新しくて、何が旧いのか。思想とか批評とか哲学とか文学とかいわれる極めて抽象的で、どこか現実実のない営為が、たとえわずかでも一定数の読者を獲得している背景に、「いま・ここ」を特徴

    場をしのぐこと——命令形についての一考察|森脇透青
  • 資本主義リアリズムと矛盾社会序説 - メロンダウト

    おひさしぶりです。『三体』を読みふけってます。合間に『資主義リアリズム』を読んだので書評というか感想を書いてみようかと思います。 『資主義リアリズム』に書かれていたことはようするに「盾」を貫くための「矛」をいくら開発しようとも資の論理に絡めとられてしまうという絶望であった。 社会には様々な問題が次々にあらわれてくる。政治文化、外交の諸問題。あるいは私生活における雑事。我々はあらゆる問題を発見し、それを貫ぬける矛を開発し、同時に矛に貫かれないための盾を開発していく。家父長制を打倒するためにフェミニズムという女性を守る盾を開発し、そしてフェミニズムを批判する弱者男性論という矛が開発されるという具合にすべてのイデオロギーは矛盾しながら循環していく。というよりも矛盾それ自体を目的として「巡る」のだ。 フェミニズムというイデオロギーは資主義の手段と化し、それ自体が自己目的化し、先鋭化してい

    資本主義リアリズムと矛盾社会序説 - メロンダウト
  • レイヴ・カルチャーが示した可能性──書評 : マシュー・コリン著『レイヴ・カルチャー』

    Guest 0 Collections Redeem Passcode Sign In Sign Up Guest mode has some restrictions. Please sign in or sign up for free to use all the features of OTOTOY. Guest Mode Messages Collections My Page Settings Register Your Card Purchase History Points History Sign Out オトトイ読んだ Vol.5 文 : 木澤佐登志 今回のお題 『レイヴ・カルチャー──エクスタシー文化とアシッド・ハウスの物語』 マシュー・コリン : 著 坂 麻里子 : 訳 ele-king books : 刊 出版社サイト Amazon.co.jp OTOTOYの書

    レイヴ・カルチャーが示した可能性──書評 : マシュー・コリン著『レイヴ・カルチャー』
  • 「SFプロトタイピング」思考で、退屈な日常やビジネスをおもしろく 樋口恭介さんインタビュー|好書好日

    これを読んでいるあなたは、毎日を楽しんでますか? 私は文句ばかり言ってます。例えばApple Musicは曲が多すぎて何を聴けばいいかわからない、とか。私はかつて東京・渋谷のタワーレコードに足繁く通っていました。2階で日のインディーロック、3階で洋楽、4階でクラブミュージック、5階でジャズと実験音楽、7階で洋書。フロアを何往復もして、試聴もいっぱいして、散々悩んで1〜2枚のCDを買っていました。そしてこう思っていたのです。「ああ、全フロアの音楽が自由に聴けたらいいのに」と。 望んだ未来は実現されました。今は渋谷店の全フロアどころか、タワレコ全店、いやあらゆる時代の音楽が手元にあるスマホの中にあります。これは控えめに言ってもヤバい。にも関わらず、私は文句を言っていた。想像力が足りなかった。このことに気付かせてくれたのが、SF作家でITコンサルタントでもある樋口恭介さんの著書『未来は予測する

    「SFプロトタイピング」思考で、退屈な日常やビジネスをおもしろく 樋口恭介さんインタビュー|好書好日
  • アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

    紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに オバマの希望からハランベの死まで 第一章 リーダー不在のデジタル反革命 第二章 逸脱のオンライン・ポリティクス 第三章 オルタナ右翼のグラムシ主義者たち 第四章 ブキャナンからヤノプルスまでの保守文化戦争 第五章 「Tumblr」からキャンパス・ウォーズへ:美徳のオンライン経済における希少性の作り方 第六章 「男性圏」を覗いてみると 第七章 よくいる女、リア充、マスゴミ 結論 「ネタだよ」と言われてももう笑えない 評価(評者・田楽心) お知らせ ★その1 サイト運営者の一人、青野浩の翻訳書が出ます。 ★その2 友人が最近を出したので、よろしくお願いします。 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 2016年のトランプ当選を受けて、アメリカ人の多くが、2008年のオバマ当選時との「不可解なギャップ」に首を

    アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
  • 生きること、その不可避な売春性に対する抵抗──マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』 | inquire.jp

    「資主義リアリズム」とは要するに、生きることの不可避な売春性について、不可避であると信じさせられていることを指す。 そして『資主義リアリズム』というは、そうしたリアリズムの欺瞞を暴く/暴こうとする──抵抗のための書物である。 2017年に48歳の若さで自ら命を絶った著述家マーク・フィッシャーが発した「警告」とは。 6回目となるSF作家・樋口恭介による連載書評。 資主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい。 ──マーク・フィッシャー 世界の終わり、失われた未来の亡霊 K-Punk。横に並んだ6つの記号。一見すると無意味な文字列。 解を急げばKはKyberの頭文字、KyberはCyberの起源となったギリシャ語で、つまるところK-Punkとは「サイバー・パンク」を意味している。Kyber-PunkとしてのCyber-Punk。さしずめそれは「真のサイバー・パンク」、あるいは

    生きること、その不可避な売春性に対する抵抗──マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』 | inquire.jp
  • ブリアル約15年ぶりとなる長編作品到着憑在論からのテイクオフ──抹消されたビートと語り部としての声 | TURN

    故マーク・フィッシャーは2006年のブリアルのデビュー・アルバム『Burial』を興奮気味に「私が何年も夢見ていたようなアルバム」だと形容している。それはマーク・フイッシャーがうつ病と闘いながら、自身のブログや無数の著作に書き殴り続けた批評の核心を体現する存在がブリアルであったからだ。『資主義リアリズム』や『憑在論』といったマーク・フィッシャーの批評にとっての鍵概念は2000年代後半を通じて練り上げられていったが、それとちょうど同時期に、どこからともなく現れてカルト的なステータスを獲得したのがブリアルであった。2000年代において、マーク・フィッシャーが閉塞的な状況に対しての絶望と脱出への淡い期待を書き殴ったように、ブリアルも同様の感慨をクラックル・ノイズの海の中から浮かび上がらせようとした。 『Antidawn』はブリアルにとって『Untrue』以来の15年ぶりとなる長編作品だ。従来的

    ブリアル約15年ぶりとなる長編作品到着憑在論からのテイクオフ──抹消されたビートと語り部としての声 | TURN