JR大阪駅に11月に掲示されたゲーム「雀魂(じゃんたま)」とアニメ「咲-Saki-全国編」のコラボ広告を巡り、前衆議院議員・尾辻かな子氏が、性的な広告が駅出口にあることに対し違和感を表明したことを契機に、ツイッターを中心に賛否が応酬する事態となっている。 電車内や駅など公共空間の広告分析をしている写真研究者の小林美香氏は「切り取られた画像だけを見て性的かどうかという議論は成立しません。公共広告は、掲出される位置や大きさ、視線の高さによって見え方は変わります」と指摘する。 九州大などで、広告がどんなメッセージ性を持つかを言語化し共有するワークショップと講義を行っている小林氏。受講する学生が、同じ広告を目にしていても、さまざまな見方がコメントとして出てくることで、お互いの認識の仕方の違いを知り、他者を理解する訓練になるという。 「広告に限らずどのような視覚表現であれ、一見して受ける印象や、好き
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