犬の行動特性には遺伝子的な要因がある2022.12.17 15:006,704 Ed Cara - Gizmodo US [原文] ( Rina Fukazu ) 何十頭という羊の群れをうまく誘導できる犬もいれば、自分より小さなものを追いかけるのに好奇心旺盛になる犬もいます。こうした行動特性の違いは、犬と人間の長い歴史のなかで培われた遺伝的な要素がなにか関係しているのでしょうか? 体型から病気のリスクまで、約20年にわたって犬の遺伝子に関する研究を続けているドッグゲノムプロジェクト。最新の研究では、世界中の純血種、雑種、半野良、ペット犬の親戚の野良の遺伝子など4,000頭以上のゲノムを分析。この結果から、遺伝的に異なる特徴を持つ系統が10種類特定できたといいます。行動特性が似ている犬種(視覚で狩りをする犬と、嗅覚で狩りをする犬など)は、同じ系統に属することがわかりました。 犬と人間の長い歴
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