タグ

関連タグで絞り込む (0)

  • 関連タグはありません

タグの絞り込みを解除

booklogに関するronald69のブックマーク (151)

  • 『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) [Kindle]』(河合雅司)の感想(52レビュー) - ブクログ

    少子化に関して論じている書籍でも「少子化って深刻な問題だよ」と連呼する割には、統計的な数字の増減ばかりに言及し、具体的な記述が乏しく、具体的にどんなことが起こり得るのかイメージしにくいものが多い印象がある。 また、詳しく論じていても、ある特定の分野に起こる問題を深堀りするだけで、全体的な包括的な問題を多角的に論じることはない。 たとえば、介護がテーマなら「介護×少子化問題」、医療がテーマなら「医療×少子化問題」、保育がテーマなら「保育×少子化問題」、仕事がテーマなら「仕事×少子化問題」のように、1つのテーマに留まり、その他のテーマと関連付けて解説するものは少ない印象がある。 その点、書は、人口減少と少子化・高齢化によって起こる問題を具体的に、様々な分野を多方面から解説する。たとえば、大学の運営や労働者、介護、空き家、輸血用血液、結婚など様々なことに少子化が影響を及ぼすことを説明してくれる

    『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) [Kindle]』(河合雅司)の感想(52レビュー) - ブクログ
  • 『メッセージ [DVD]』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)の感想(81レビュー) - ブクログ

    これは今年の6月に劇場で観賞しました。 NHKの番組で監督インタビューも見て面白いと思って観てきたわけですが、鑑賞後はなんだか訳がわからないまましばらく頭の整理ができなかったです・・・。 2016年、アメリカ映画。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。 主演は言語学者役のエイミー・アダムスです。その他に共演としては、同僚の物理学者?役にジェレミー・レナー、アメリカ軍の接触チーム隊長役にフォレスト・ウィテカー、中国軍司令官シャン上将役にツィ・マーなどです。 全世界に突然エイリアンの巨大な柿の種型の宇宙船が何基も出現した。彼らの目的は皆目不明。ただその場に居続けるだけ。各国はそれぞれでそれら宇宙船にコンタクトを取り始める。 言語学者ルイーズ(エイミー・アダムス)は娘との思い出が忘れられないまま大学で教鞭を執っていたのだが、ある晩、アメリカ軍からの依頼を受けて・・・。 一見のところSF映画で、謎の飛来をし

    『メッセージ [DVD]』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)の感想(81レビュー) - ブクログ
  • 『八日目の蝉 通常版 [DVD]』(成島出)の感想(553レビュー) - ブクログ

    不倫相手の女に子供を誘拐された母と、不倫相手の子供を誘拐した女。3年半親子として逃亡を続けた生き様と、事件解決後に誘拐された子の、その後の生き様が描かれた作品。 ズバリ、テーマは母性だ。 だが、原作を読んだおじさんの私はレビューに綴った通り、狂おしいほど愛おしい衝動に駆られた。 いつか映像でも観たいと思い続け、ようやくその機会がやってきた。 来なら悪役となるべき誘拐犯を演じた永作博美の演技はとても刹那的で深い。子供に対する母親の愛情を見事に表現していた。 誘拐された娘であり、彼女もまた不倫相手の子を身籠りった女性役に、井上真央は適役だった。 そして、複雑な事情を抱えた新聞記者役の小池栄子。 彼女がいたからこそ、作品が引き締まっていたと思う。 何より、原作でも同じ男として憤りを抱いたポンコツ不倫夫役も田中哲司と劇団ひとり。情けないほどに情けなかった。グッジョブ。 セミは数年から十数年の間

    『八日目の蝉 通常版 [DVD]』(成島出)の感想(553レビュー) - ブクログ
  • 『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年 (文春e-book) [Kindle]』(堀川惠子)の感想(1レビュー) - ブクログ

    1969年広島県生まれ。『チンチン電車と女学生』(小笠原信之氏と共著、日評論社)を皮切りに、ノンフィクション作品を次々と発表。『死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの』(日評論社)で第32回講談社ノンフィクション賞、『裁かれた命―死刑囚から届いた手紙』(講談社)で第10回新潮ドキュメント賞、『永山則夫―封印された鑑定記録』(岩波書店)で第4回いける大賞、『教誨師』(講談社)で第1回城山三郎賞、『原爆供養塔―忘れられた遺骨の70年』(文藝春秋)で第47回大宅壮一ノンフィクション賞と第15回早稲田ジャーナリズム大賞、『戦禍に生きた演劇人たち―演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』(講談社)で第23回AICT演劇評論賞、『狼の義―新 犬養木堂伝』 (林新氏と共著、KADOKAWA)で第23回司馬遼太郎賞受賞。 「2021年 『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』 で使われていた紹介文から引用

    『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年 (文春e-book) [Kindle]』(堀川惠子)の感想(1レビュー) - ブクログ
  • 『愛を積むひと [DVD]』(朝原雄三)の感想(20レビュー) - ブクログ

    好きな映画です。他の方もコメントしていましたが、とにかく北海道の風景が美しい。静かな時間の流れに身を任せていると。心が穏やかになります。樋口可南子さんは菩薩のようです。不器用で頑固な佐藤浩市さんを優しく包み込む。いいです。佐藤浩市さんの白髪姿を見ていると、お父さんの三國連太郎さんを思い出させます。柄明さん、杉咲花さんもとっても良かった。 エドワード・ムーニーjr原作、朝原雄三監督・脚2015年作。佐藤浩市、樋口可南子出演。 <あらすじ(ネタバレ)> 東京の町工場をたたんで北海道は美瑛に移住した小林家の夫婦である篤史(佐藤)と良子(樋口)が、家の周りに石の塀を積むことにする。 ところが石積みバイト少年の徹(野村周平)が不良にたぶらかされて夫婦宅に一緒に強盗に入る。犯行後、良心の呵責から徹は彼女の紗英(杉咲花)を連れ、家事をサポートするようになる。 しかしある日、良子は紗英と山菜採りに来た

    『愛を積むひと [DVD]』(朝原雄三)の感想(20レビュー) - ブクログ
  • 『きみはいい子 DVD』(呉美保)の感想(62レビュー) - ブクログ

    題名が ストレートすぎて、内容もストレート。 虐待されていた子供が母親になった尾野真千子。 自分の子供への距離感が分からない。 同じように虐待してしまう。 友達の母親の池脇千鶴から、教えられる。 子供がダメなことをした時に、 そっと抱きしめてやることを。 おばあちゃんは、子供もいない。 そのおばあちゃんに、通学の子供が いつも挨拶する。 その子供が、おばあちゃんにとっては、 心が休まることだった。 しかし、その子供の母親は、 その子供の挙動がおかしいので、 いつもあやまってばかりいた。 そのおばあちゃんにあって、 はじめて褒められることにホッとする。 高良健吾は新米の教師。 子供達への対応が分からない。 子供の気持ちが わからないのだ。 4年生で夜尿症だった子が お漏らしした。 その子供の母親からの抗議を受ける。 そこから、学級崩壊が始まる。 ある時、姉の子供に、抱きしめられたとき なぜか

    『きみはいい子 DVD』(呉美保)の感想(62レビュー) - ブクログ
  • 『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』(村上春樹)の感想(725レビュー) - ブクログ

    いろいろ気になる(さわる)ところを棚上げにして読み進めてみたものの、最終的にこれはまったく自分のためのではなかった。全能感に包まれた男が子供の使いを達成するカタルシスはいらない。 口にするものにこだわりはないといいながらバラライカを注文してバーテンを試し、女性に対する評価は性的魅力に関することばかりな主人公にはなんの魅力も感じなかった(ドンナ・アンナにさえ男性から見てどうかを言わずにいられない主人公はほんとうに気持ちが悪かった)。そういう彼に年上の人やら美しい少女が心を開く理由がさっぱりわからない。そうだったらいいなという書き手の妄想の気配しかない。 そんな主人公が何も自分で選ばず周囲に後押しされて「がんばった」結果、病的にイケメン好きなが戻ってくる(だからそもそもが別れたがったのだって主人公のせいじゃない)んだからおめでたい。白いスバル・フォレスターの男も、免色も、穴と鈴も、彼が

    『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』(村上春樹)の感想(725レビュー) - ブクログ
  • 『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』(村上春樹)の感想(659レビュー) - ブクログ

    村上春樹らしい物語体験。 久しぶりの村上春樹。 村上春樹の小説はおそらく全て読んでいるはず。 でも僕はいわゆるハルキストではない。 1Q84は刊行されてすぐに読んだと記憶している。 かのBook1,2を読んで、あぁ、なんとも村上春樹だったなぁと満足。しかし1年後に刊行されたBook3を読んだら、感想はまったくかわってしまった。 あぁこれまでで最も村上春樹らしい物語だったのにBook3が加えられたことによって最も村上春樹らしくなく、これをもって村上春樹らしさは損なわれてしまったんだと。 まるでベートーベンが交響曲第9番を第3楽章まで作曲し、悩んだ挙句に合唱のある第4楽章を組み入れたように、最もベートーベンらしい交響曲が<合唱付き>のせいで最もベートーベンらしくなくなってしまったように。 そうは言っても僕はハルキストではない。 1Q84book3の体験から抜け出せず、『騎士団長殺し』を手に取る

    『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』(村上春樹)の感想(659レビュー) - ブクログ
  • 『アンマーとぼくら』(有川浩)の感想(519レビュー) - ブクログ

    アンマーとは沖縄の言葉で「お母さん」という意味らしいです。 タイトルの「アンマーとぼくら」は、直訳で「お母さんとぼくら」。 内容はとてもお母さん孝行に溢れるお話でした。 主人公は母親の住む沖縄に、3日間帰省するのですが、そこには過去の自分の行いを修正するためのタイムトラベル的な要素が盛り込まれています。 最初は父親に振り回される可哀想な子供感が拭えませんでしたが、それぞれの抱える胸の内を知るたびに、どの登場人物も憎めないキャラクターだと思えてきます。 血の繋がらないお母さんだけど、父の連れ子をリョウちゃんと呼び、深い愛情で育ててくれた。 そんな母との別れは突然でした。 印象的な言葉に 「男の子を育てるっていうことは、好きな人の子供の頃を見られるっていうことだ」とあります。 父を愛したお母さんは、リョウを育てる中でお父さんの面影を見つけては愛しいと思っていた。 男の子を育てる母の気持ちが、な

    『アンマーとぼくら』(有川浩)の感想(519レビュー) - ブクログ
  • 『虹を待つ彼女』(逸木裕)の感想(99レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 二〇二〇年、人工知能恋愛ができる人気アプリに携わる有能な研究者の工藤は、優秀さゆえに予想できてしまう自らの限界に虚しさを覚えていた。そんな折、死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。試作品のモデルに選ばれたのは、カルト的な人気を持つ美貌のゲームクリエイター、水科晴。彼女は六年前、自作した“ゾンビを撃ち殺す”オンラインゲームとドローンを連携させて渋谷を混乱に陥れ、最後には自らを標的にして自殺を遂げていた。 晴について調べるうち、彼女の人格に共鳴し、次第に惹かれていく工藤。やがて彼女に“雨”と呼ばれる恋人がいたことを突き止めるが、何者からか「調査を止めなければ殺す」という脅迫を受ける。晴の遺した未発表のゲームの中に彼女へと迫るヒントを見つけ、人工知能は完成に近づいていくが――。

    『虹を待つ彼女』(逸木裕)の感想(99レビュー) - ブクログ
  • 『慈雨』(柚月裕子)の感想(246レビュー) - ブクログ

    じんわり心にしみる物語。 慈しみの雨 というタイトルどおり。 60歳で警察を定年退職した神馬(じんば)。 と二人、四国八十八か所お遍路の旅に出る。 歩いて、およそ二か月。 は知らないが、神馬には明確な目的があった。 自分が関わった事件の被害者供養のため。 とりわけ、16年前に起こった少女殺害事件。 逮捕された犯人は服役しているが、神馬は納得していない。 そんな中、その事件に類似する少女殺害事件が起こり 神馬は旅先から、この事件に深くかかわることになる。 話の中心は事件の解決ではなく、ほかのところ。 (ある意味、事件は未解決のまま終わる) 神馬と家族、元同僚など。 お互いに通わせる心の繋がりが、深く温かい。 何より “人として一番大切なことは何か” が常に問われる。 久しぶりに読む柚月さんの小説。 期待しながら読み始めたけれど、最初は「あれ?」という感じ。 「なんか、退屈?」 ところが、

    『慈雨』(柚月裕子)の感想(246レビュー) - ブクログ
  • 『成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか [Kindle]』(ポール・タフ)の感想(12レビュー) - ブクログ

    - 報われることの少ない退屈な作業にあたるときの粘り強さだったり、喜びや楽しみを先送りにできる能力だったり、計画に沿ってやりとげる傾向だったりするわけだが──大学でも、職場でも、人生全般においても価値のあるものだった。 - ストレスに満ちた環境で育った子供の多くが、集中することやじっと座っていること、失望から立ち直ること、指示に従うことなどに困難を覚える。そしてそれが学校の成績に直接影響する。 - 泣いたときに親からすぐにしっかりとした反応を受けた乳児は、泣いても無視された子供よりも自立心が強く積極的になった。幼児期に感情面での要求に対して親が敏感に応えた子供は自立心旺盛に育った。愛着関係を育むほうが、子供の成長や改善に寄与する可能性がはるかに大きい。 - 達成のメカニズムはふたつに分けて考えるとわかりやすい。動機づけ(モチベーション) と意志だ。長期的な目標を達成するにはどちらも必要で、

    『成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか [Kindle]』(ポール・タフ)の感想(12レビュー) - ブクログ
  • 『凶悪 [DVD]』(白石和彌)の感想(198レビュー) - ブクログ

    久々の邦画。しかもかなり社会派。 そんな作品のタイトルは「凶悪」、見終えた今の気分は、「最悪」。 タイトルと出演者からして、暗さ満点。 観始めてすぐ、あまりに画面が暗くて、いくら明るくしてもそれ以上明るくならず、シーンを重ねてもずっと暗いので、太陽には申し訳ないけれど、カーテンを閉めた。物理的にも暗い映画なのだ。 お蔭で暗くなった我が家。まだ洗っていない器が水に浸かっているシンクもアクセントとなり、その演出を手伝っている。 新潮45が実際に取材したノンフィクションを、映画化した作品。 原作は「凶悪-ある死刑囚の告発-」、こちらは未読。実際の事件は「上申書殺人事件」。 新潮45といえば、編集長の中瀬ゆかりさん(作中では村岡希美さんが演じている)。彼女は、わたしが学生の頃、講演に来てくださった。当時わたしはゼミで少年犯罪について研究していて、その時にちょうど、「新潮45が少年法に反して酒鬼薔

    『凶悪 [DVD]』(白石和彌)の感想(198レビュー) - ブクログ
  • 『新しき世界 [DVD]』(パク・フンジョン)の感想(36レビュー) - ブクログ

    <ストーリー> (Amazonより) 「新世界プロジェクト」。その始まりは、韓国最大の犯罪組織ゴールド・ムーン会長の突然の死だった―。韓国最大の犯罪組織に潜入して8年になる警察官ジャソン。警察に戻る日を待ちわびていたが、自分と同じ中国韓国人である組織No.2のチョン・チョンの信頼を得てその右腕となった今、組織を裏切っていることに複雑な思いが湧き上がっていた。ある日、組織の会長が急死し、後継者争いが勃発した。ジャソンの上司カン課長は、その隙に乗じて一気に組織の粉砕を目論み、「新世界」作戦を始動させるのだが・・・。 ストーリーがとても面白い!だけでなく、ラストはめちゃくちゃスッキリして気持ち良かったです♪ まさしく『新しき世界』‼︎ イ・ジャソンとチョン・チョンとの絆もとても良い! 現実の世界では犯罪組織、ヤクザ、チンピラなんて...と思ってますが なぜかヤクザ映画ってわりと好きなんですよね

    『新しき世界 [DVD]』(パク・フンジョン)の感想(36レビュー) - ブクログ
  • 『マネー・ショート 華麗なる大逆転 ブルーレイ+DVD セット [Blu-ray]』(アダム・マッケイ)の感想(47レビュー) - ブクログ

    BS12:土曜洋画劇場録画>2015年米。毎度こういった社会派作品(金融業界:債権・証券・株等)の専門用語には(理解し難い)付いて行けない。。 米のサブプライム(低所得者層向け住宅)・ローンの破綻やリーマン・ショック等,ニュースで見て来たが、それによってこちら日にも煽りが来たのだからたまったもんじゃない。 どんな金持ちだか輩が自分の金儲けの為に動き出してこうなってしまったのかが淡々と描かれてるけれども、自分にもこうなってしまったが故に、煽りを喰った1人なので全然笑えません。。 (当時、リーマン・ショックの影響で派遣切りに遭った1人として…(-_-;)。。全く笑えない。) 当時のこの大混乱でココ(起こった場所)で関連した人達も色々と失った物が多いはず。。 あんまり想い出したくない苦い過去をほじくり返されたようで気分が悪いわ。。 この事で救われた人達って果たして、いるんだろうか?。。これで儲

    『マネー・ショート 華麗なる大逆転 ブルーレイ+DVD セット [Blu-ray]』(アダム・マッケイ)の感想(47レビュー) - ブクログ
  • 『アリスのままで [DVD]』(リチャード・グラッツァー)の感想(67レビュー) - ブクログ

    夫にも3人の子どもたちにも恵まれ、充実した日々を送る50歳の大学教授、アリス(ジュリアン・ムーア)。 物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けると、若年性アルツハイマー病と宣告されてしまう。しかも遺伝性で、子どもたちにも発症のリスクがあると分かる。 子どもたちにも動揺が広がる中、病気は徐々に進行し、ついには大学も辞めざるを得なくなるアリスだったが、恐怖と向き合うアリスは自分と家族のためにある決断を映像に残す。 言語学者として成功した人生を生きてきたアリスがアルツハイマーを患い、自分が積み重ねてきたものを失う恐怖と闘いながら、遺伝性の若年性アルツハイマーとの闘病そして新たな道を模索する家族の物語。 アルツハイマーとの闘病と葛藤をナチュラルに演じたジュリアン・ムーア、包容力のある旦那アレック・ボールドウィン、アリスがアルツハイマーが進行しない内に自分の全てを記録したり、自分でなくなっていくア

    『アリスのままで [DVD]』(リチャード・グラッツァー)の感想(67レビュー) - ブクログ
  • 『トランセンデンス [DVD]』(ウォーリー・フィスター)の感想(83レビュー) - ブクログ

    TRANSCENDENCE 2014年 イギリス+中国+アメリカ 119分 監督:ウォーリー・フィスター 出演:ジョニー・デップ/レベッカ・ホール/ポール・ベタニー/キリアン・マーフィー/モーガン・フリーマン 科学者のウィル(ジョニー・デップ)とエヴリン(レベッカ・ホール)夫は、人工知能PINNの研究開発をおこなっていたが、反テクノロジーの過激派組織RIFTの襲撃を受けてウィルが被弾し、余命僅かとなる。エヴリンは友人の科学者マックス(ポール・ベタニー)の協力で、ウィルの頭脳データをPINNにアップロードする。ウィルの肉体は死ぬが、ウィルはスーパーコンピューターとして蘇り、ネットワークの世界をコントロールし始める。エヴリンはウィルのために献身するが…。 ジョニーデップ主演ながら評判イマイチだったSF、なるほど、これは確かにイマイチ(苦笑)アイデアは悪くないのだけど、なんでだろう、なぜか何ひ

    『トランセンデンス [DVD]』(ウォーリー・フィスター)の感想(83レビュー) - ブクログ
  • 『青天の霹靂 通常版 DVD』(劇団ひとり)の感想(133レビュー) - ブクログ

    大泉洋さんの出演作に期待してのレンタルでした。 売れないマジシャンの主人公が‘青天の霹靂’の事象により昭和48年の時代にタイムスリップする。それは主人公の誕生する直前だった。 そして、自らの父親と母親に出合う事になり・・・・。 同じ時代を舞台にした作品『ALWAYS・・』と同じ雰囲気を意識的に取り入れているのだろうか?。ノスタルジックな気分を味わう事が出来るのでそれなりに楽しめる事は出来ます。 原作、監督、脚をあの劇団ひとりさんが纏めて務めている点が気になりました。特に脚が・・・・。クライマックスの部分が間延びして興ざめしてしまったのが残念でした。

    『青天の霹靂 通常版 DVD』(劇団ひとり)の感想(133レビュー) - ブクログ
  • 『罪の声』(塩田武士)の感想(745レビュー) - ブクログ

    映画化という事もあり一躍有名となった書。「グリコ・森永事件」をベースとしている物語、と 誰もが認識している事だろう。 フィクションではあるものの、日時、場所、犯人グループの脅迫 挑戦状の内容、その後の事件報道について 極力史実通りに再現されているらしい。 らしい と言うのも、当時の私は親指くわえた愛狂おしい赤ん坊だったので記憶の面影は欠片も無い。と言うか恐らく記憶中枢に侵入すらされていない。 そして当時から時は流れどむかしむかしのあるところ、年末辺りによく流れる〈 未解決事件簿 〉的な特番が放映されると必ず出てくるグリコ事件。 その度に両親が、私にお菓子禁止令を出したと、記憶に無い体罰を暴露されては複雑な顔をしていた。 と 冗談をかますくらいの過去の出来事とはいえ、記憶には残る。 さて、唐突なあらすじ投下 ーーーーーーーー 平凡な日常を送る曽根俊也がある日、父の遺品であるカセットテープと

    『罪の声』(塩田武士)の感想(745レビュー) - ブクログ
  • 『ゴーン・ガール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]』(デイビッド・フィンチャー)の感想(190レビュー) - ブクログ

    上映後劇場全体から苦笑いが聞こえたが、それがこの映画の全てを語ってると思った。 さすがデビッド・フィンチャー。ドッキリ?展開が二段階になっていた。一段回目までは予想できる人はいるかもしれないが、二段回目を想像できる人はそういないのではないか。映画の中の弁護士も言っていたがほんとに「クレイジー」なのである。 しょうもない旦那ニック(ベン・アフレック)に最初は呆れて「自業自得だな」と思ってしまうが、最後は同情しか残らない‥。 『プライドと偏見』では控えめな長女を演じていたロザムンド・パイク(エイミー役)の演技が圧巻。金を奪われて枕に顔をうずめてうなる場面とストーカー元彼の別荘でTVに出てるニックを瞬きせずに見ながらシリアルか何かをむさぼってる場面は最高。そして低めの声が知性を感じさせる。 彼女は来の自分、自由な自分を求めていたのかと思いきやそうではなく、支配欲、報復、プライドが何よりも最上

    『ゴーン・ガール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]』(デイビッド・フィンチャー)の感想(190レビュー) - ブクログ