2006/12/21(木) 17:52:34 http://awarm.blog4.fc2.com/blog-entry-299.html 以前、萱野稔人『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社、2006年)を読み、思うところがあったので、萱野の前著『国家とはなにか』(以文社、2005年)をパラパラと読み返していた。そして、何か書けそうかなと思って途中まで書いたのだが、結局上手くまとまらなかった。結論に到達せず、そのままだとただの書き散らしなのだが、消すのも忍びなく処理に困ったので、結局中途のまま提出することにした。 萱野国家論が取り逃がしかねない部分を(「想像の共同体」的意味ではない)国家の共同体的側面に求めることができるかな、と思ったのだが、まぁ萱野もその面を見ていないわけではないかもなぁ、と思い始めてしまったので、その時点でこの話は放棄した。とはいえ、これから国家について考えたいという人