Microsoftは米国時間3月21日、富士ゼロックスとお互いが保有する特許権の利用を許諾するクロスライセンス契約を締結したことを発表した。これにより、両社はお互いの技術を利用できるようになる。 両社は、この提携に関する金銭面の詳細を公開しておらず、金銭的な取り引きが行われる予定だと述べるにとどまっている。両社はそれぞれの特許から金銭を得ることはできるが、Microsoftは、詳細についてコメントを控えている。 Microsoftはこのところ、特許出願数を増やし、自社技術を積極的にライセンス供与しようとしている。同社は、これまでにも複数の企業とクロスライセンス契約を結んでおり、今回はその最新の動きとなる。 Microsoftは、2006年11月にセイコーエプソンと、5月にNECと、同様の契約を交わしている。 両社の声明によると、富士ゼロックスは、Microsoftの特許を、自社製品に利用す