【相澤冬樹】インターネット予約により、茨城県立図書館(水戸市三の丸)の本を県内市町村の図書館で借りられるサービスが2月スタートしたものの、つくば、土浦の両市立図書館では今年度、利用できないことが分かった。NEWSつくばの取材に、両図書館とも参加の意向を示したが、つくばでは「早ければ4月にも」、土浦は「開始時期の見通しは立たない」と答えている。 県立図書館が始めたのは、遠隔地利用者貸し出しサービス「ぶっくびん」。同館の利用カードを持ち、連絡先のメールアドレスを登録すれば、同館ホームページで貸し出し予約ができる。申し込みの際に受け取り館を指定することで、メールで受け取り日が通知される。 同館では、県内の図書館などで本を融通し合う相互貸借を実施。17年度で約2000人が7500冊(返却数)を借りていた。これまでは予約時と受け取り時の2回、市町村の図書館に足を運ぶ必要があったため、自宅や職場のイン
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