豪コモンウェルス・バンク傘下のコムセック(CommSec)が実施した調査によると、通貨リンギ安を受け、マレーシアが世界で一番安く米アップルのiPadを購入できる国であることが明らかになった。ザ・サンが報じた。 16ギガバイトのiPad(retinaディスプレイモデル、WiFi利用可能)の価格はマレーシアでは474米ドルだが、アルゼンチンでは1094米ドルと2倍以上となっている。ブラジルでの販売価格は791米ドル、デンマークでは725米ドル、タイでは531米ドル、シンガポールでは526米ドル、豪州では502米ドル、米国でも499米ドルとなり、マレーシアが一番安く購入できるという。 コムセックによると、リンギ安を受けて隣国からマレーシアに電化製品を購入するために訪れる人も多いという。通貨リンギの価値は今年5月以降8%下落し、1米ドル=3.21リンギとなっている。 Amリサーチのエコノミス